普段、ゲームをやらない人にコレを見せたら

フツーに実写だと思うんじゃないかってくらい

やはり最新ゲームの無機物の実写感すごいな。

ってのもだけど、デスストの"Ludens"に続き、

BMTHが提供するゲームミュージック

今回はカバーであり、インストなので

Oliのボーカルは入ってないけど、ギターとか聞くと

BMTHっぽさが出てくるの良いな。笑

どうも、トトです。



書ける内にと、

先月から久々に音楽ネタで記事を書いてますが

やっぱ書こうと思って色々探すと

ネタはあるもんですね。

ってことで、今回はこんなネタを持ってきました。




世界的なパンデミックから一年以上が経過し、音楽シーンでも様々な「次」へ向かう動きが起きた2021年。昨年に引き続き、今年も川谷絵音を迎え、Spotifyの年間ランキングを見ながらこの一年を振り返ってもらった。


昨年もこのネタは記事で出したけど

確か冒頭ネタで扱ったくらいで

今回のような記事は書いてませんでしたね。

絵音はもちろん、

絵音のやってるバンド自体にも興味はないけど

どうしてこうやって取り上げるかというと

昨年のも、今年のも、

こういう特集が組まれるくらい

国内外の音楽シーンの動きを追っていて、

色々聴いてインプット/アウトプットしてるところは

素直にスゴイなと思えるから、ですね。

ってことで、

このRolling Stone Japanの記事を元に

色々と見ていこうと思います。

合計6ページにも及ぶ記事なので、

なるべく抜粋して書いていこうと思います。




―音楽シーン全体の動きに関してはどうですか?
日本に関しては、2020年の盛り上がりがさらに進化した感じがします。ネット発で何者なのかよくわからない、顔を出してない人がさらに増えていて。そこで気になるのは、もちろんアーティストにもよると思いますけど、そういう人たちがライブをしてみたはいいものの、お客さんがそんなに入らない状況があるらしいんですよね。ネット世代はもともとライブに行く習慣があんまりないのと、コロナ禍の状況がこの2年でさらに進んで、ライブに行くというのが「日常」ではなくなった。その一方で、客席を減らさなければいけない事情もあって、チケット代は昔よりも上がってるから、ますます若い人は行きづらい。来年はそこがどうなるのかなって。ネット世代の人たちは、曲がサブスクで動いてるときはいいけど、ライブでマネタイズしていくとなったときにどうするのか。その点ではやっぱり、昔からライブをやってきた人たちの方が、しっかりお客さんを持ってるみたいですね。

これがストリーミング時代、YouTuber時代の成れの果て
なんて思うと、所詮ポッと出の連中なんてそんなもん
って思ってしまうし、
そういうのを好きになる人たちもお察し
っていう風に思ってしまいますね。

いつぞやのアンケート記事でも
配信とかがメインになったときに
ライブシーン死ぬんじゃねーの?
的なことも書きましたが、
いよいよフラグが立ち始めてきましたかね。

コロナっていうどうしようもないものがあったとて
一過性のものに注力してどうなることやら。
音楽シーンに限らず、
日本ってそういうところ多分にあるからな…
もう知ーらね(。-∀-)w







―海外のシーンに関してはどうでしょうか?
海外はちょっとロック寄りになってきたというか。ギターが復活してたり、フェスも10万人規模でやったりしていて、日本とは違いますよね。日本はさらに閉じちゃった感じもします。ロックバンドも元気がなかったし。いいなと思う曲はあるんですけど、「これはヤバい」みたいなのがなかなかなくて。それは日本がガラパゴス化し過ぎたのもあると思うんですけど、やっぱりライブを見ることで、そのアーティストの良さがわかることってあるじゃないですか? 今はそういう機会がなかなかなくて、曲だけで判断しないといけない。その結果、チャートの顔ぶれはどんどん変わり続けて、YouTuberとかTikTokerの人がたくさん出てきたり、僕でもついていくのが大変になってきている。そんな中でも、藤井風くんとかVaundyとかは突き抜けていった印象がありますね。

これは自分みたいな音楽を聴いてるヤツでも
実感できる部分ではあります。
実際、ラップシーンが席巻したあと、
MGKTravisと共にPOP PUNKな曲、作品を出して
全米1位を取りましたよね。
それを皮切りに、
ラップシーンや別のシーンで活動していたシンガーが
続けてPOP PUNKな曲や作品をリリースしました。
結果、MGKほど爆発はしなかったにしても、
バンドシーンのリバイバルに一役買ってたりしてます。











YouTuberの方では、長くメタル系YouTuberとして活躍してきた
Jared DinesTriviumのキイチや
ex. Killswitch EngageHowardとコラボしたり、
ウチで取り上げたものだと、NOAHFINNCE
Hopeless Recordsと契約してEP出したりもありました。








昨年ではTik Tokキッカケで爆発した?という
The Kid Laroi"STAY"なんかも、
Belmontのカバーから知りました。





海外はフェスもガンガン戻ってきてますしね。
ホント、羨ましい限りです。

>> 日本がガラパゴス化し過ぎたのもあると思う

最初の回答にもリンクすることですが、
日本の場合はコレに尽きるんだろうな、とも思います。
バンドにせよ、リスナーにせよ、
昔っからそうだけど、コロナによって
大いに拍車がかかったように思いますね。





―では、まずはグローバルのランキングを見ていこうと思います。「世界で最も再生された楽曲」の1位はオリヴィア・ロドリゴの「drivers license」でした。
オリヴィア・ロドリゴは今年すごかったですよね。すっかりファッションアイコンにもなったし。「good 4 u」も4位に入ってますけど、(この曲は)めっちゃパンクっぽさがあって。ランキング全体的に、去年より明るい曲が増えた気がします。7位のドージャ・キャット「Kiss Me More feat. SZA」とかも明るいじゃないですか? 日本は相変わらず、セツナ文化ですけど(笑)


―「good 4 u」のほうはパラモアのパクリ論争もあったように、ポップパンク色が強くて、参照点が90年代から2000年代に変わってきた感じもあります。
やっぱりリバイバルですよね。マネスキンは基本的に全部聴いたことあるような、というかもはや懐かしさも感じるギターリフじゃないですか? でも、それがいいわけで。ヴォーカルのダミアーノも、今までの歴史上のレジェンドを全部ギュッとした感じですけど(笑)、それが今の若い人たちにとっては新しいものなのかもしれなくて、そこに希望があるというか。「ロックバンドいいよね」っていうふうになってる感じがします。


マジやんw
POP PUNKじみててフツーに良いなw
絵音は総じて「ロックバンド」とは言ってるものの
音楽性としてはPOP PUNKリバイバルな雰囲気。
MGKもそこに一役買ってるのは間違いないだろうし、
UKではYUNGBLUDなんかもPOP PUNKナンバー出してましたし。



やはりシーンのこうした盛り上がりがあったからこそ
先月発表されたWHEN WE WERE YOUNG FES開催の
後押しになったんじゃないかとさえ思えてくる。

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(中略)2021年のノリを象徴しているのがドージャ・キャットで、そこにマネスキンとか「こういうのもあるよ」ってだんだん出てきて、来年はもっとロック寄りになるのかもしれない。きっとマネスキン以外にもロックバンドが出てくると思うんですよね。それでいうと、個人ベストの次点に入れたザ・スナッツ(The Snuts)は、アークティック・モンキーズをもっと明るくしたようなバンドで。2006年とか2007年くらい、僕が大学生だった頃のUKロックみたいな感じ。そういうのは大好きなんで。
―ガレージロックリバイバルの後期ですよね。
その後期くらいのリバイバルが、今後もしかしたらあるのかなって予感がしてます。アークティック・モンキーズを小学生くらいで聴いてたような世代が、これから出てくるのかなって。
―直撃世代が親になってて、みたいな。
そうそう。だから、コロナ後の世界は絶対ロックになっていくと思っていたけど、それがマネスキンの登場によって加速した感じがします。

それは是非ともそうなって欲しいね。
後のやりとりでも

>> 来年はがっつり変わるかもしれないですね。フェスが復活したら、絶対バンドが増えるんで。

ということも言っています。
ロックは死んだ
なんて言われて何年ですし、復権するの見たいですね。
バンドシーンをずっと追って、ずっと聴いてる人の中では
死んでないワケですし、バンドミュージックの
リバイバル、大いに期待したいです。





―あらためて、オリヴィア・ロドリゴのブレイクに関してはどう見ていますか?
何か新しいことをしてるわけではないけど、「彼女は聴かなきゃいけない」っていう雰囲気になっていますよね。
(中略)ビリー・アイリッシュが誰でも知ってる存在になって、みんなが次を探し始めたところに、オリヴィア・ロドリゴがちょうどハマった感じはします。
―そういえば、ビリーの最新作『Happier Than Ever』はトップ10までに入ってないですね。
そうなんですよ。入っていてもよさそうですけど、ちょっとチルな雰囲気になりすぎた感じもしました。


―それこそコロナ以降、みんな塞ぎ込むよりも明るいものを求めるようになったと考えると、そこの気分とはちょっと合わなかったというか。
それは大きかったと思います。かなり鬱屈した雰囲気がありましたもんね。それこそパンデミックになってなかったら、「bad guy」がザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」みたいに、今でもランキングに入っていてもおかしくなかったと思うんですよね。でも、コロナになって世の中の雰囲気も変わり、「bad guy」の勢いが抑え込まれた感じがします。
―そこでオリヴィア・ロドリゴが取って代わったという。
でも、日本だとまだ彼女を知らない人が多そうですよね。現時点では、ビリーの知名度とは比較にならないはずで。

>> 明るいものを求めるようになった

おうおう、みんなPOP PUNKやれよ!(* ゚∀゚)
ラップシーンも、Olivia Rodrigoも、
みんなこっちに来てんねんで!
明るく楽しい曲が増えることは
自分にとって望んでもないことだな。

バンドシーンが復権して、
ポジティブサウンドな曲が増えるんだったら、
なんて素晴らしい音楽シーンになるだろうか(* ゚∀゚)





―Spotifyがこのタイミングで、プレミアムユーザー向けに、シャッフルボタンのデフォルト表示をオフにしたのも話題になりました。アーティスト側の立場からするとどう思いました?
「別にあってもいいんじゃない?」とは思っちゃいましたけどね。「だってサブスクだし」っていう。曲順通りに聴いてほしいっていうのはもちろんわかるけど……日本はまだCDが売れてるところでは売れてるから、そういう考えに至らないんでしょうね。曲順通りに聴きたかったら、CDを買ってくださいっていう。もちろん、サブスクでも曲順通り聴けるし、選択肢のひとつとしてシャッフルがあるというだけだから、それはそれでいいと思うんですけど。

Adeleキッカケの出来事でしたよね、コレ。
言いたいことはわかるけど、そこは絵音に同意。
別にあって困る機能ではないし、
最初っからシャッフルで聴くヤツは阿呆だと思うけど
アルバム1枚を通しで聴く人もいれば、けっこう聴き込んだ上で
ちょっとシャッフルして聴いてみようかな
って人だっているでしょう。自分がまさにそうなんですが。

そもそも昨年で言うHolding Absenceみたいな、
それこそ通しで聴く構成のようなアルバムだったら
シャッフルで聴こうとも思わないしさ。







―YOASOBIが20位までに6曲もランクインさせているのが際立ちます(12位「ハルジオン」、18位「アンコール」、20位「ハルカ」)
すごいですよね。Spotifyだけで総再生回数10億回突破とか、ここまで来ると化け物だなって。サブスクが生んだスターだと思います。J-POPでもありつつ、若い人からすると尖ってる感じもあるというか。「大正浪漫」みたいに攻めた曲もやってる。シーン全体が見渡せていて、今の自分たちに勢いがあることも、どういう役割が求められているのかもわかってますよね。ここまで成功してしまうと、同じような曲を作っちゃったり、攻めすぎてよくわかんなくなったりするものだけど、そのどちらでもないっていうのが、6曲も入った理由かなって。あとは幾田(りら)ちゃんの声に、いい意味で癖が少ないから聴きやすいんでしょうね。サブスクで流れてきたとき、嫌だと思う人が少ないっていうか。

YOASOBI強いですねぇ。
音源としては大して聴いてないけど、
昨年で言えば『竜とそばかすの姫』で
りらちゃんの声はよく聴いてました。笑

ただ、昨年は英語盤をリリースしていて、
記事には一切出してはいませんが、
それは密かに聴いてたりするんです。



自分が好きなバンド、ミュージシャン以外
日本のメジャーシーンを追わなくなった理由のひとつに
歌詞」の問題があるのも確かなんです。
ボーカルでさえメロディの一部として音楽聴いてますが
自分も日本人である為、日本語の歌詞って
メロディとして聴いてても意味がわかるじゃないですか。
それがtacicaとかtricot、amazarashiみたいに
あまり他に類を見ないような面白い歌詞ならいいけど
基本、日本のメジャーシーンなんて、
果てはメジャーシーンでなくても
わかりやすさ、伝わりやすさ、共感性がメインを占めてると思うので
そういうの聴いてても面白くも何ともないと思ってしまうので。
女子供が好きそうな色恋沙汰の歌詞なんて余計に。
極端なこと言えば、歌詞(の意味)なんて
わからなくていい
って思っている節すらもあります。
海外バンドの曲だって、歌詞がわからないからこそ
大いに聴けていて、その意味がわかったら
うわぁ… って思う曲だって絶対ある気がするしw

ってことで、YOASOBIも英語盤が出たことで
改めてしっかり聴いてみたんですが、
パッと聴いただけでは歌詞が脳内変換ができず
よりメロディに注力して聴けたので、
フツーに良いなと思いました。
りらちゃん意外と英語イケるやん(* ゚∀゚)
って思っちゃいましたしね。笑
日本ならではの多様性のある音楽性でもありましたし、
日本のミュージシャンの曲を、日本人である自分が聴くからこそ
耳馴染みも良く、スッと聴けるってのも後押ししてると思います。
もっと英語詞広まれ。







―ラテンポップはK-POPと並んでグローバル規模では盛り上がっていますが、日本ではなかなか浸透しませんね。
ザ・キッド・ラロイの「STAY」みたいに、日本はエモい空気がないとこのランキングには入れないんでしょうね。BTSはそういうのも関係ないくらいのムーブメントになってるわけですけど。

そもそも英語を馴染ませないからだろ!
日本のミュージシャンや曲名は英語表記するのに
肝心の海外の方は未だに↑カタカナ表記とか
サブスクでもそうだよクソみたいな仕様しやがって。
日本のメディア、音楽業界のこういうとこ
マジで心底クソだなとずーーーっと思ってます。




プラス、これを見ていて改めて思ったんですが、
日本のエモ信仰って
ホンッッット!何なんでしょうね…
言い方変えれば「叙情系」とかもそうかな。
先に出てたセツナ文化もそうだけどさぁ…
自分だってエモの良さがわからないワケではないし
そういった要素の曲でも好きなのはある。
でも、先述の通り
自分は基本的に明るく楽しい曲の方が好きなので
このエモ信仰とかホントね…っていう。
ホンマ、陰気な民族やで←





―アルバムについては、他にどうでしょう?
平井大くんの『Life Goes On』が4位に入っているのは、単曲のヒットだけではなく、ちゃんと本人にファンがついている証拠ですよね。あと、マカロニえんぴつは最近「なんでもないよ、」がノンタイアップなのに大ヒットしているし、来年はもっと上がってきそう。年明けにメジャー1stアルバムも出るし、彼らのアルバムが何枚もランクインしてくる可能性もあると思います。

ウチの第1回アンケートのテーマでもあった
『アルバム、EP、シングル』問題。
やはりこういうところにも"アルバム"が良い理由がある。

>> 単曲のヒットだけではなく、ちゃんと本人にファンがついている証拠

ちゃんとそのバンド、ミュージシャンが好きなら
単発ではなく、アルバムを聴くのが未だ常である
ってのを、曲を提供する側の絵音が言ってくれて良かった。







―川谷さんが個人的に今年好きだった日本のアーティストや楽曲を挙げてもらえますか?
やっぱりVaundyと藤井風くんは毎回新曲が楽しみでした。「次は何するんだろう?」みたいな。米津もそうですね。あと、yamaは本当に素晴らしい声だなって改めて思ったり。最近だと、土岐麻子さんの新譜『Twilight』に入ってる「ドア」という曲が好きでしたね。それから、TVドラマ『最愛』をめっちゃ見ていて、宇多田ヒカルさんの主題歌「君に夢中」がめちゃくちゃ好きで。『最愛』は劇伴も超いいんですよ(作曲者は横山克)。あの劇伴が今年のトップかもしれない。自分がここまでドラマにハマるのも珍しいし、音楽でドラマの魅力が倍になる感じを久々に感じました。

よくぞ言ってくれた(* ゚∀゚)
"君に夢中"良いんですよー
新譜をレビューもしましたが、
思い入れのある「エヴァ」「KH」曲は除き、
前作から新譜までの期間でリリースした
シングル曲の中で、"君に夢中"がダントツで良かったですもん。







って感じで、

絵音の思う2021年の音楽シーンを元に

こちらも自分の意見を書いてみました。

自分が普段聴いてる範囲の音楽だけじゃなく、

国内外問わず、シーンの動きを追っているような

そういう人の話は面白いですね。

と同時に、今のトレンドはこうなってるのね

っていうことまで知れて一石二鳥。

ただ、ウチで取り上げるようなバンド、シーンでも

ラッパーのPOP PUNK転身とか、

メジャーシーンの流れも

ここまで降りてきているのもあるんだな、と。



先月書いた『Spotify新機能』の記事↑で

日本のミュージシャンを追うのに注力するにしても

世界の音楽を知りつつ、興味を持ちつつ、手を出しつつ、
あくまで自分の好きな日本のコンテンツを中心に追う


っていうのが理想だなぁってのも改めて。

それができないからこそ、絵音までも言及していた

日本のガラパゴス化

に更なる拍車がかかってるってのも何だかな…(。-ω-)-3

ストリーミング、サブスクの隆盛によって

海外との壁は以前よりもずっと薄くなってるのに。

そんなのもこれまでも幾度となく書いてきたし、

今さらなんですけどね。

あと、現世代のライブ事情もね。

これは該当世代の子たちだけの責任じゃないにしても

今の状態がフツーだとは思わないで欲しい。

自分の目の前で、モニター越しでは味わえない、

圧倒的な体験を、早く存分にできるように戻って欲しいもんです。


やっぱりこう

日本の音楽シーンのこととなると

色々と思うところは尽きないな…

自分の好きな音楽が大前提なのはもちろんですが、

広くアンテナ張っていて損はないですね

ってことで、本日はこれにて。