めちゃくちゃ今更だけど、

今年からAmazon Prime Videoに加入しました。笑

そもそもプライム会員にはなっていたし、

それなら実質タダで使えるんだから

入らない手はないな、と。

しかし、巷でよく言われることも大いに実感。

マジでUIクソだなw

使い辛ぇ探し辛ぇ

結局、検索から探した方がいちばん早い

って、マジでどうしようもねーな(。-∀-)

まぁ、実質タダで使っていて文句もクソもないけど

これはさすがに…って言いたくもなる。笑

どうも、トトです。



第1週の金曜に引き続き、

第2週もチェックしていた新作が2本ありました。

その内の1本『Stillwater』を先に観て、

もう1本を本日の昼間観てきました。




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クライ・マッチョ
(原題:Cry Macho)

誘拐から始まった少年との出会いが、二人の人生を大きく変えてゆく――
アメリカ、テキサス。
ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻してくれと依頼される。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。
そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?
今、マイクは少年とともに、人生の岐路に立たされる―― 。




早撮り監督ゆえか、

ここ最近は年1で彼の作品を観てた気がします。

昨年はなかったですが、

本国では昨年中に本作が公開されてますからね。

そんなイーストウッド、監督50周年の記念作品となった

クライ・マッチョ

を観てきました。

そもそも『マッチョ』って和製英語かと思ってたけど

海外でもフツーに言うんだな

と、予告編を見て驚いたけど、

元々は本作の舞台であるメキシコで使われる

スペイン語の言葉らしいですね。

スペイン語って言われたら、何となく納得もできます。


で、肝心の本作の感想ですが

なんか国内外問わず

…あれ?

みたいな雰囲気が漂っていたのが

視聴前に若干の不安を駆り立てましたが

扱き下ろすほど悪くなかったけど、

鑑賞後の満足感、スッキリ度合い的には

従来のイーストウッド作品より低かったのは確か。


もちろん良いとこもあったんです。

『マークスマン』もそうだったけど、

メキシコが舞台の中心であるせいか、

アコギ調の音楽面はとても良かったです。


ちょっと荒っぽいじーさんと血縁でもない子どもが

徐々に絆を深めていく、なんてのもあるあるだけど

やっぱりその過程は、見てて楽しいもんです。

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マイクが腹壊して、ラフォくんの提案で

サボテン食う件とか微笑ましいやんw


あとはやっぱ中盤の小さな集落でのシーン。

昼寝して、寝起きに一発

コケコッコー!(爆音)

の鶏の鳴き声は笑うわw

cry macho_3

じーさんビックリして心臓止まるでw

その飲食店を切り盛りしてるマルタと、

彼女が世話してる子どもたちとのやりとりも○

やっぱ子ども出てくると和むわ(*´ω`*)


その集落で、

かつて凄腕のロデオボーイだった頃の面影を見せる

人慣れしてない馬をマイクが手懐け、

それに羨望の眼差しを向けるラフォくん。

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暴れ馬に乗ってたのは

さすがにイーストウッドじゃなかっただろうけどね。

乗ってる人はわかりづらくしてたし、

エンドロール見たらスタントの役者の名前あったし。

そうでなくても、あんなに暴れる馬に

90超えのじーさんはさすがに乗せられないよね。笑

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そんなマイクの指導により、

乗馬スキルが上がっていくラフォくんの姿も

とても良かったじゃないですか。

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マイク自身も思わずツッコんだ

ドクター・ドリトル的に集落の動物を看るところ

黒いミニブタかわいかったな(*´ω`*)

などなど。



マイクはマルタと良い感じになっちゃうしね。

年の差すげぇなw

あの一時で、そこまでお互い入れ込んじゃうのか…

凄腕カウボーイの魅力が成せる業か?笑

マルタはそこそこおばさんだったけど、

『運び屋』では、若いオネーチャンとの絡みもあったし

結局、イーストウッドが年下の女性と

絡みたいだけなんじゃねーの?なんて思っちゃうなw

年老いてもなお精力的なのは素晴らしいけどねw


あとは闘鶏場という存在。

闘鶏場なんてのもあるんだ?!

なんて思いましたしね。

闘牛でもなく、闘犬でもなく、闘鶏

たぶん法外な賭け事として扱われていて

それ故に警察に目をつけられてたんだろうけど。

その警察の介入によってあやふやになったけど

人が鶏をもって、鶏の頭を突き合わせて…

って、どうやったら勝敗つくんだコレw

決着の仕方が気になりすぎるw


あとは終盤で

警察にドラッグ所持を疑われ、

持ってないからって、警察に対して

ずっと悪態を吐き続けるマイクには笑ったけどw

俺たちは運び屋じゃない

って言ったのは、元々の脚本からか

それとも翻訳家が気を利かせて訳してくれたからか。

確かに前々作ではドラッグ運んでましたからねw

でも、この車も集落からパクってきた?車だし

もしかしたら出るんじゃねーの?なんて思ったけど。笑


ラストはきっちり親父の元に送り届け、

いつでも会いにこい
どこにいるかはわかるだろ


と、"どこ"の場所を言わなくても

お互い通じ合ってるこの台詞は良かったですね。

マイクのその言葉通り、

彼はマルタの元で余生を過ごして

円満的なエンディング。

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と、通して観てしまえば

良かったねで終わることができるんだけど

部分部分で、やっぱ気になる点が…



その要因は脚本か?それか翻訳家か。

その流れでそんなこと言う?
その会話、かみ合ってる…?


みたいなところがチラホラあったんですよね。

これが洋ゲーの機械翻訳みたいな

あからさまに頭悪い感じの翻訳とかならわかるけど

そういうのじゃなく、人の手で翻訳されているからか

だからこそ小さな違和感が際立つというか。


イーストウッドの役柄的に

ちょっと粗野で荒っぽい口調のじーさんなのはわかるけど

そういうキャラが、子どもに話してるとはいえ

小学校高学年から中学入るくらいの子に対し、

お父さん
お母さん


なんてこと言うのか…ってのが最初に感じた違和感。

親父さん、お袋さん

ならわかるし、実際『マークスマン』の方では

そう訳されてたから違和感なく、スッと馴染みましたしね。



あとラフォくんもよ。

道中のカフェでのシーンとか、

車中で親父の目的を聞いたシーンとか、

割と瞬間湯沸し器みたいにいきなりキレ出すけど

そこが何かな…

割と劣悪な環境で育って、

教育もまともに受けてないだろうし、

そもそも親からの愛情なんてないに等しい。

さらにはメキシコなんて治安も悪いところで

信頼できる人もいなくて…っていう状況も

影響してるのかもしれないけどさ。

(; ゚д゚)お、おぅ…って思っちゃうな。

cry macho_4

そのお母さんであるレタもレタで、

マイクを"誘った"にも関わらず、拒否られた時に

私の家で私に恥をかかせる気?!

なんていきなりぶちキレてたけどさ。笑

プライドの高い、高飛車セレブ女なのも一目瞭然。

マイクも自分のやるべきことを優先しただけなのに

自分が否定されたかのように烈火の如くキレちらかすとか

昨今のツ○フ○ミかて。

でも、残念ながらラフォくん

そういうとこお母さんにそっくりよ?笑

時には虐待めいたことされてたみたいだし、

こんなこと言われたら余計キレだすかもだけど。

キミら親子よ。笑


集落での保安官補の存在も。

マルタの飲食店での登場シーンも、

店で食べさせないよ!

そんなこと言われただけで引き下がる弱さよw

立場弱ぇーw

小さな集落だし、飲食店なんて

マルタの店しかないのかもしれないけどさ。

所詮は保安官"補"ってことなのか。

店に来れなくなるだけでおめおめと引き下がるとか…w


闘鶏してたラフォくんが恐らくお尋ね者で

最初にいた街からずっと追われ続けられてんだろうけど

その後も意味ありげに保安官補が目を光らせるシーンがあるも

大して意味はなかったんだよな。笑

ドクター・マイクが飼い犬(老衰)を看てくれたことで

多少借りはできたけど、返すシーンはなかったですしね。

警察に詰められてるシーンで、

実はそこで引き止めてくれてたり、

ウソつくなり何なりして守ってくれたかもだけど

そのシーン自体はなかったので、

観てる人の想像に任せる他ありませんでした。


あとは、マイクたちを尾行させてたレタの側近

虚を突かれ、ある種本作の主役でもある

雄鶏のマッチョの奇襲攻撃に怯み、

銃を奪われ、突き付けられ

もう追ってくるな
(コクコク)

マイクとラフォはそいつの車を奪って先へ。

悔しそうに地面を殴って車を見送る側近…

終わり?!

レタに連絡するとか、国境で待ち伏せするとか

そういうのないのかw

まぁ、ストーリーも終盤だったしね。

マフィアでも何でもなく、

単なる金持ちの雇われSPみたいな存在だろうし

端役も端役なんだろうけどさ。

最初に接触した時、コイツのウソの方がバレて

周りのカウボーイたちにボコボコにされてたしw


不要な部分は削ぎ落していく

っていう、長いキャリアゆえに

意図的にそうしたのかもしれないけど

要素として、シーンのひとつとして、

入れる入れないは意外と難しい問題ですね。



って感じで、

楽しく観れたは観れたけど

なんかこうスッキリしないところがあるというか…

監督50周年記念作品!

と、あれだけ煽ってた割には…

ってのが正直なところではあります。

だったら2作前の『運び屋』の方が

アニーバーサリー作品になって欲しかった感。

しかし、ここまでカウボーイハットがキまるじーさんは

世界広しと言えども、イーストウッドの右に出るものは

いないんじゃないかと思えるカッコ良さ。

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その立ち姿だけで画になるのはさすがの貫禄です。


しかしね、近年イーストウッドの作品を観る度に

当然のことながら、外見的な老いは感じる。

本作では歩く姿もよろよろしてたし、

それは演技かもしれないし、本物かもしれない。

毎回思うし、毎回言ってるけど、

無理はしないで欲しいし、多くは望まないけど

ただ、本人がやる気のある間は

一作でも多くの作品を観せて欲しい。

正直、あと何作

彼の映画を観られるかわからないけど

イーストウッドに対しては、

やはりこう思うことに帰結してしまいます。

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以上、

クライ・マッチョ

の感想でした。





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