前回冒頭では、新たに爆誕した

今年10月開催のフェスを取り上げましたが

Warped無き今、UKのWarpedと言っても

過言ではないラインナップが揃う



Slam Dunk Fesも毎年毎年良いんだよなぁ。

今の時点でもめちゃくちゃ魅力的なのに

これでフルラインナップじゃないってとこがまたね。

この半分…いや、1/3でも揃うラインナップが

日本でも開催できればいいのに…

ってことを
何年も何年も何年も何年も

思ってやみません(´・ω・`)-3

どうも、トトです。



前回のSkilletに続いて、

今年2枚目となる新譜レビューといきましょう。

今回のバンドは、今年最初の初めましてバンドで

Skilletとリリース日は同じでしたが、

Skilletから2~3日遅れて見つけたバンドです。

てな感じ、新譜としては今年2枚目ですが

メタルコアとしては今年最初の1枚になるのはこちら。




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Pridelands『Light Bends』
01. I Reach Into Your Heart
02. The Walls
03. Parallel Lines
04. Parted Time
05. The lake Of Twisted Limbs
06. Safer Here
07. Heavy Tongue
08. Antipathy
09. Translucent Blues
10. Evergrowth
11. The Sun Will Find Us





オーストラリア産メタルコアのPridelands

初のアルバムとなるLight Bends

SharpTone Recordsから1/14にリリースされました。


バンド名を見たときは

ラインオンキングかな?なんて思いましたw

そんな全くノーマークのバンドだったんですが、

次の金曜…ってのが既に昨日ですが、笑

それまでに見つけられて良かった。

見つけたキッカケはYouTubeで

SharpToneから上がってた今作の曲のMVを見て。

そうして調べた結果、14日に新譜出てる!

しかもアルバムじゃん!聴いたろ!

ってことで今に至る、と。

そしてこうしてレビュー記事が書けました。

そんな今作の内容をつらつら綴っていこうと思います。



I Reach Into Your Heart
Linkin Park"The Requiem"のように
淡々と鳴る打ち込みにドラムが加わり、
クリーンボーカルから幕を開ける1曲目。
インダストリアルなサウンドと共に、
勢いを増していく展開にボーカルも呼応します。
後半、スクリームが入ってくる頃には
サウンドのテンポもピークに達していて、
ボーカルに比例した激しいサウンドに。


The Walls
そのままインダストリアルサウンドと
軽快なドラムによりテンポ速めなサウンドで
スタートを切る2曲目。
サウンドの勢いはそのままに、
ボーカルはクリーンボーカルから始まります。
ベースのグルーヴ感が良いですね。
サビに入ると、クリーンボーカルはそのままに
少しシャウト混じりなボーカルも見せつつ、
バッキングコーラス的にスクリームも入ります。
Bメロにはスクリームと攻めのサウンドが展開し
アグレッシブパートを担います。
各々のボーカルが対比的に楽しめる1曲。





Parallel Lines
3曲目も始まりはクリーンと共に静かに、
しかし早期にシャウトの導入と共に
サウンドのアグレッシブさも顕わになります。
前2曲よりも叫ぶパートも多く、
その分、前2曲よりも攻め感に秀でる。
クリーンはクリーンでエコー感を強め、
浮遊感のあるボーカルになる部分も。


Parted Time
エコー感のあるギターを掻き鳴らし、
クリーンボーカルと共に始まる4曲目。
クリーンとシャウトが交互に展開するようなボーカルで
サウンドで激しい部分もあるけど、どこか幻想的で
浮遊感のあるサウンドが耳を引きます。
それゆえのサウンドのクリーンさみたいのもある。
それに反するブレイクダウンもあり、
浮遊感で上がったり、ブレイクで落としたり、
そういったサウンド面の上げ下げが面白い。


The lake Of Twisted Limbs
スチームパンクのような無機質なSEから幕を開ける5曲目。
これまでよりもテンポを落とし、ゆったりした展開で
クリーンボーカルと共に幕を開ける展開。
と思いきやのヘヴィサウンドでギャップを煽る。
サウンド面の起伏は十分に感じられます。
Bメロからは鍵盤サウンドも加わり、
クリーンボーカルの雰囲気を大いに後押し。
重さと叫びが入る攻めのパートもあるけど、
基本的にはクリーンをいかす歌もの感強め。
アウトロも長めで余韻を持たせて終わります。





Safer Here
6曲目では冒頭から鍵盤サウンドが響く。
そして神聖なコーラスのようなSEと、
そこからクリーンボーカルと共に浮遊感を高める。
打ち込みによるテンポアップ感はあるけど、
こちらの方が遥かにクリーン押しであり、
サウンドもそれに比例してクリーンな雰囲気、
浮遊感を感じるような展開になっています。
中盤の少し長めのインストのあと、
ここでようやくシャウトの出番がくる。
それを最後に、前曲よりも長いアウトロで曲を締めます。


Heavy Tongue
YouTubeでPridelandsを知り、最初の曲を聴き
バンドを知るキッカケとなったのがこの7曲目。
ここまでの曲同様、クリーンパートは多いけど
サウンドには疾走感があり、その疾走感に合うような
シャウトもあるのがとても良いです。
Aメロはクリーン主体、Bメロはシャウト主体、
そしてサビは相互にボーカルを展開。
ある種、ここまでの曲で最も真っ当に
メタルコアしてる曲と言っていいかもしれません。





Antipathy
続く8曲目でも、メタルコア感は継続。
シャウトメインなところがコア感を一層感じさせるし
サウンドにも重さがあって良いです。
やっぱメタルコアなら重く、叫んでて欲しいしね。
ブレイクダウンに入る前の刻むリフなんかも
個人的にはツボるくらいカッコ良い(* ゚∀゚)
ダウンテンポに落とすラストのブレイクダウンからは
これまでのクリーンな音楽性からは考えられないほど
重苦しい印象を与えてくれます。
このへん、同郷オーストラリアのAlpha Wolfを感じさせる。


Translucent Blues
イントロからギターが耳を引く9曲目。
これまで通り、サウンドの雰囲気に合わせた
クリーンボーカルからスタートし、
シャウトを交えて勢いを強めていきます。
サウンドではクリーンボーカルの
シャウト気味、ファルセットを交えて歌います。
中盤のBメロのシャウトパート部分あたりから
かなりArchitectsっぽさが感じられます。
最新2作よりかは、さらにその前
『All Our Gods Have Abandoned Us』の時っぽい。
最新2作のようなストリングス要素はないですしね。


Evergrowth
一転、暗い雰囲気の漂う10曲目。
サウンドの攻め感は削ぎ落とされてるものの、
ちょっと暗く静かなアンビエント感は
Loatheあたりを彷彿とさせる。
途中で現れる、女性コーラスみたいのは誰だろね?
後半はシャウト登場と共に勢いを増す。
しかし、同時にクリーンボーカルも展開していて
静と動が同居した、柔らかさと激しさを
同時に表したような展開で終幕へ向かいます。


The Sun Will Find Us
ラスト11曲目は、少し長めの打ち込みイントロのあと
ボーカルはクリーンから始まるも
反してサウンドは重さひとしおなギャップ。
そのあとは重さにあったスクリームも展開。
クリーンと交互に歌います。
Bメロからはグルーヴ感を感じるリフもあり、
クリーンによる浮遊感もあれば、
メタルコア的な攻めや重さも感じる部分もあります。
今作の総括というか、今作でやっていたスタイルを
すべて取り込んだような総まとめのような曲で、
今作最後に相応しい曲と言えます。
鍵盤サウンドのアウトロも美しい締めです。





以上、

Pridelands『Light Bends

でした。

デビューアルバムとしてはなかなかの出来!

聴いたあとで、Dreamboundに曲上がってそう

なんて思いましたが、その予想は当たってましたw

これをメタルコアと見ると微妙かもしれませんが

影響を受けていると思われるところは

ArchitectsBad Omensなど、

メタルコアにカテゴライズされるバンドが浮かびます。

結果、自分たちのサウンドに上手く落とし込んでいて

『メタルコア』の一言で表すのは難しい

Pridelands式のメタルコアの形になっていると思います。

クリーンボーカルがいる、

クリーンパートを取り入れているメタルコアバンドも

今の時代、全く珍しいものでもなくなりましたしね。

同郷オーストラリアで言うなら

Northlaneも、In Hearts Wakeも、Polaris

クリーンボーカルありのメタルコアバンドなワケですし。

浮遊感のあるサウンドの部分は、

先日レビューしたThe Broken Viewに通じるところもあるかも。

全体的に見れば、The Broken Viewよりも

遥かにバンド感強いし、激しい部分も多いですけどね。


って感じで、やはりSharpToneを追っていると

新たなコア系バンドの発見・発掘には事欠かきませんね。

Pridelands『Light Bends

そんなSharpToneが新たに送り出す

オージー産メタルコア、是非ぜひチェックを。





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