CTEが1st 10周年ツアー!

ゲストのメンツも良い!

羨ましい!行きたい!日本でもやって!

どうも、トトです。



と、何ともタイミングが良いので、

年始に書き溜めた過去作レビューを1枚。

それ以前に新譜の方の記事ができてないので…(;´Д`)

年始に6枚分書き、残り3枚分のストックがある内、

今回の作品は最後に仕上げていました。

しかし、こうして作品の10周年が発表されたので

前倒して先にコレからUPしてしまおうと。

ってことで、今回の作品はこちら。




crown the empire_the fallout deluxe
Crown The Empire
『The Fallout (Deluxe Reissue Edition)』
01. Oh, Catastrophe
02. The Fallout
03. Memories Of A Broken Heart
04. Makeshift Chemistry
05. The One You Feed
06. Menace
07. Graveyard Souls
08. Two's Too Many
09. Evidence
10. Children Of Love
11. Johnny's Revenge
12. The Glass Elevator (Walls)
13. Breaking Point
14. Wake Me Up
15. Johnny Ringo
16. Voices
17. Limitless
18. Lead Me Out of the Dark





US産ポスコアバンドCrown The Empire

初のアルバムとなった『The Fallout』

Rise Recordsから2012年にリリースされ、

前作EP『Limitless』を丸々再録したものが追加された

Deluxe Editionが翌2013年にリリースされました。


このデビューアルバムからRiseと契約し、

今なおRiseに席を置くCTE

今や立派にRiseの顔とも言えますね。


そんなRise Recordsを代表するポスコアバンド、

CTEの輝かしきデビューアルバムのDeluxe盤

早速聴いていこうと思います。



Oh, Catastrophe
時計の針音のような、メトロノームのような、
淡々と音を刻むSEから静かに始まる1曲目。
同時に鍵盤サウンドも淡々と旋律を奏でつつ、
Andyのボーカルが勢いを強めていくのに比例し、
サウンドもシアトリカル調に、壮大になっていく。
一旦、静かになるも、今は既に脱退してしまった
vo/Daveのスクリームと共に再び激化。
そして、シアトリカルではお馴染みである
不気味な高笑いが響き渡ります。
アウトロは割れたガラスのような音と雷鳴が轟き、
次の曲へと繋がっていきます。

そんな曲の雰囲気はMVの方が伝わるような気がします。
やっぱこういう曲は映像あった方が良いな。
そして曲はもちろん、MVも次の曲へと繋がります。





The Fallout
タイトルトラックであるこの2曲目から
今作は本格的なスタートを切ります。
冒頭からAndyのボーカルと共にストリングスが響き
イントロからシアトリカル感はひとしおです。
そのあとはしっかりポスコア/メタルコアな展開で
CTEらしい打ち込みの使い方もあり、
重さと攻め感を展開しつつ、クリーンボーカルも入れる。
シアトリカルしてるCrown The Empireってことで
自分の中でもとても印象に残っている曲で、
これを聴くと、やっぱこういうCTEのが良いな
って思ってしまうな。笑

そして前曲MVからも繋がるこちらがのMVがPart 2
こういうのは次作でも同じようことやってましたね。
演奏パートでは、ボーカル2人が同じ位置で
入れ替わってるような演出が面白い。
そして再生回数が驚異の1,200万回手前。
これはレーベルの顔になるバンドですわ。





Memories Of A Broken Heart
そんな打ち込みサウンドから始まりつつ、
ヘヴィなサウンドを展開してスタートする3曲目。
やや歌ものっぽいAndyのクリーンボーカルを挟みつつ
サビは少しエモーショナルな雰囲気に。
その雰囲気も攻めるバンドサウンドで打ち消される。
Bメロはエフェクトをかけたスクリームで刻み、
クリーンボーカルでもサウンドの攻め感はキープ。
サビはAメロ同様に歌メロメインな展開に。
アグレッシブなパートとメロパートのバランスが○

こちらのMVもドラマパートと演奏パートに分かれてますが
演奏パートのメンバーの服装がカッチリしてて、
完全にシアトリカルバンドのそれなのが良い。
そして、こちらも再生回数バッチリ1,000万over





Makeshift Chemistry
イヤホンで聴いてると、最初は右に、次は左に、
クールなギターサウンドから始まる4曲目。
そのあと、重さ際立つサウンドとDaveのスクリーム
そして疾走感のあるサウンドとクリーンパートへ。
サビではストリングスが映えるメロ展開に。
フラグを立て、後半にはきっちり落とすブレイクダウン。
ここでもストリングスがなっているのが○
さらにサウンド、ボーカルともに攻めたあとに
ラストサビへと向かいます。

無印盤のアートワークを背景にしたLyric Videoも
驚異の750万再生超え。





The One You Feed
5曲目は鍵盤の旋律にが響く中、
ブレイクダウンから幕を開けます。
鍵盤サウンドを残したままクリーンパートになり、
サビには壮大なストリングスを加えます。
それにより、ミドルテンポではあるものの、
壮大なポスコアサウンドを展開しています。
終盤、Andyが1人歌う場面で鳴る
ピアノとストリングスもかなり良いです。


Menace
重厚なストリングスがゆっくりフェードインしてくる
ある時期まではライブでも定番だった6曲目。
このイントロから上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
そこからのギターとスクリーム、そのあとの
シンフォニックなコーラスとストリングスがまた良い。
(* ゚Д゚) あーあーあぁあー
のコーラスも良いんだよな教徒のように歌いたくなる。笑
セトリにもよく組み込まれていた時期は、
それも大いに納得できるほど、今作でも上位に好きな曲です。
やはりストリングス要素の強さが良いのと、
この曲ではコーラス面もかなり良い。
コア感バッチリなブレイクダウンを入れてくるのも
やはりこの時期のCTEならではの特権です。
アウトロのピアノも演劇的であり、
しっとり締める雰囲気がとても良いです。





Graveyard Souls
7曲目は再びDaveの激しいスクリームとブレイクから。
Andyのクリーンパートでもサウンドは激しく、
しっかりポスコアしています。
Bメロに入るとさらに凶悪さを増したブレイクダウンが◎
後半、ドラムとベースのリズム隊のみのパートも良い。
そこからスクリームを挟み、さらにそのスクリームと共に
叩き落とすブレイクダウンへ突入します。
タイトル的にも攻め感ある曲で良いですね。


Two's Too Many
MVとかがある曲じゃないけど、この8曲目の
イントロのギターは妙に印象に残ってるんだよな。
冒頭はAndyのクリーンから始まるものの、
ボーカルはクリーンなまま、音は重くなるのがまた良い。
前曲のアグレッシブさから一転、この曲では
けっこうリズミカルな様を感じます。
もちろん攻めのパートもあるけど、
クリーンパートも多いので、聴きやすくもあります。


Evidence
今やこの言葉を連発してる企業やら偉い人が
逆に馬鹿に思えるくらい、一気に世の中に浸透した(?)
そんな言葉がタイトルの9曲目。
フェードインしてくるコーラスから幕を開けます。
このシンガロングを煽る感じは良いですね!
さらにシアトリカル要素のあるストリングスを展開し
ヘヴィなポスコアサウンドを叩きつけるのも◎
ブレイクダウン中のストリングスも
シアトリカル感満点で良いなぁ(* ゚∀゚)
1曲通して劇場的なストリングスが映えるのがgood


Children Of Love
10曲目は冒頭から激しく暴走し、
ヾ(* ゚Д゚)ノ Rise up!!
と、すぐにシンガロングパートを叩き込んでくるのが上がる。
そのあとのスクリームもコーラスの声量多めで
ここもシンガロングで一緒に叫びたくなる。
徐々に勢いを強めていき、そこから落とすという
ブレイクダウン鉄板の流れも良い。
そのあとにもシンガロングパートが待ち受けていて
曲の尺的にもサクッと短く、激しく、
さらにシンガロングパート多め、というか今作イチ!
っていう、間違いなくライブでも上がる展開でとても良い。


Johnny's Revenge
無印版ラストの11曲目は、EPから続く
"Johnny"シリーズの第2弾となる"Johnny's Revenge"
冒頭からアコーディオン?のような陽気なサウンドに
ケタケタ笑うような笑い声から幕を開けるコミカル感。
そのイントロを抜けると厳ついスクリームと、
ヘヴィサウンド、ブレイクダウンからスタート。
神聖さのあるコーラスから疾走感のある
アップテンポなサビへ入ると同時に、
I've come for
ヾ(* ゚Д゚)ノ
Blood, blood, blood!!!
のシンガロングパートがあります。
さらには再び笑い声、からの
ブレイクダウンへと起伏に富む展開に。
後半のシンフォニックなコーラスと共に、
一旦、落ち着いた雰囲気にし、そこからさらに
再びヘヴィサウンドとスクリームに切り替わる等、
ホント山あり谷ありみたいな曲展開が良いな。
今作に続く2ndで"Johnny"シリーズも終わりますが
個人的にはこのシリーズの中では、
"Johnny's Revenge"がいちばん好きだな(* ゚∀゚)


The Glass Elevator (Walls)
12曲目からは、Deluxe盤に追加されたEP
『Limitless』全7曲の再録版が収録されています。
頭からシンガロング感あるコーラスから幕を明け
そのコーラスをバックに激しいスクリーム、
ブレイクダウンと、スタートから攻勢に。
この勢いはさすが初期EPって感じ。
打ち込み要素はあっても、シアトリカル感は一部で
サビではAndyのクリーンボーカルも多く、
真っ当にこの時代のポスコアしてるって感じがします。
ラストはブレイクダウンに声量多いコーラスを交え
最後にシアトリカルではお馴染みの鐘を鳴らして
幕を下ろします。


Breaking Point
13曲目はAndyのクリーンからスタート。
そのあとに続くイントロがクールサウンド。
さらにそのあとのDaveスクリームパートでは
シアトリカルなストリングス要素も展開し、少し(* ゚∀゚)ワクワク
サビはアップテンポにクリーンボーカルで。
このサビが意外と耳に残るメロディで良いです。
この曲でもコア感はひとしお、シアトリカル要素を含め
ちょこちょこ打ち込みがあるのも、時代ならではか。
This is your breaking poooit!!
と叫んでから入るラストのブレイクダウンは、
その打ち込みもあり若干のエレクトロコア感がある。


Wake Me Up
そんなエレクトロ要素がイントロから出る14曲目。
こういう電子音系は、それこそ懐かしいですね。笑
序盤は疾走感とアグレッシブな感じで進み、
スクリーム+ブレイクダウンパートでは、
シンフォニックなコーラスのような要素が
いい感じの壮大さを演出しています。
サビにはバックにストリングスを鳴らしてるのも○
メロディもまた個人的には惹かれます。
ブレイクダウンの多さも初期作ゆえの勢いを
存分に感じられるのも良いですね。
今のCTEにここまでのコア感はありませんから。
アウトロの雰囲気もイントロ同様エレクトロコア的。


Johnny Ringo
15曲目は、今作1stの曲にも続く
"Johnny"シリーズの第一弾となる"Johnny Ringo"
ド頭からシアトリカル感全開で、
それこそ『Limitless』のアートワークにある
操り人形の怪しいホラーの雰囲気も感じさせます。
Crown The Empire_Limitless
このイントロがまた良いんですよね(* ゚∀゚)
そんなイントロが表すように、曲全体的にも
他の曲よりシアトリカル感は強くて、めっちゃ良い。
やっぱこの時代のシアトリカルコア代表は
CTEだってのを存分に実感できます。
個人的にシアトリカルの様式美だと思っている
高笑いなんかも入っているところが完璧。
そこから落とすブレイクダウンも良いです。
やっぱ『Limitless』はこの曲だわ!
ってのを、これを聴いて改めて思いました。
この曲はEPの中でもいちばんのお気に入り。

曲自体はRiseと契約前、自主リリースしたEPなので
MVもEP収録時の音源となっています。
Deluxe盤の影響もあるのかもしれないけど、
この曲も620万回再生を超えてるのはやっぱすげぇ。





Voices
タイトル通り、ひそひそ話すような
声のような囁きから始まる16曲目。
それが遮られると共にAndyのクリーンからスタートし
スクリームと共にブレイクダウンへの流れに。
アグレッシブパートの攻め感、重さは凄いけど
当時のポスコア/メタルコアはこうだったんよね。
中盤には子供のような、少女のような"声"が
再び展開され、それがそのまま
バッキングコーラスのようにもなり、ブレイクで落とす。
やはりタイトルを考慮すると、その"声"の部分が
耳を突いてくる展開になってますね。

個人的にEPでいちばん好きなのは
"Johnny Ringo"だけど、世間的にはこちらか。
再生回数1,000万を射程圏内に捕える
980万超えは圧倒的。





Limitless
EPではタイトルトラックに当たる17曲目。
これがまたエレクトロコアなイントロで面白い。
Stand up!! Ooooh!!!
と厳ついスクリームからのブレイクダウンで
再び頭から落とす展開に。
さらにシンガロングからブレイクダウンに繋げる部分も。
後半はクラップを煽るようなリズムや打ち込み、
そこからは再びエレクトロコア的で終わりへ向かいます。
最後の最後はブレイクダウンで締め。





Lead Me Out of the Dark
ラスト18曲目、今作の締め、
『Limitless』締めにも相応しい最後の曲は
どこかの喧騒のようなざわめきが聞こえるような中
ピアノの弾き語りで展開されます。
エモーショナルで切ないピアノの旋律に、Andyの歌声が響く。
時折入るコーラスも良い感じ。
Andyが歌い終わったあとのアウトロは、
イントロと同じような、どこかで風が吹いているような
そんな風の音で終わります。





以上、

Crown The Empire
『The Fallout (Deluxe Edition)』


でした。

デビューアルバム前のEPを追加収録したことにより

バンドの初期を丸ごと知ることのできるDeluxe盤

やっぱえぇなぁ!(* ゚∀゚)

CTEの方が後追いではあるけど、

Set It Offの1stからシアトリカルというものを知り

そこからたどり着いたこのバンド、この作品

出会いの1枚がハマる作品だと

思い入れ込みだとしても、良いなって思ってしまいますね。

しかし、そうした思いを抱いたのが自分だけではないと

当時のCTEの人気、各MVの再生回数にも表れてます。

多いものは1,000万回を超えるし、

少ないものでも数100万単位のものばかり。

このCTEの爆発力は、2ndあたりまで続いたんじゃなかったか?

キャリアを積まずとも、一気にRiseの顔になりましたね。

だから自分は彼らの来日を切望していたんです。

結果、初来日は成ったものの、

客入りの結果は散々でしたけどね…

それが2016年

この公演もキッカケの1つではありますが、

こういうところから徐々に日本の音楽シーンや

リスナーにまで嫌気が差していったのでした。


それはさておき

こうしたシアトリカル要素のポスコア系

これもやはり時代を象徴するものだとも思います。

火を点けたのがCTEかどうかは定かではありませんが

ここまでふんだんにシアトリカル要素を入れたのは

CTEと、次いでFamous Last Words、Get Scaredあたり?

そうでなくても、曲単位でシアトリカル要素を入れたバンドも

少なくなかったように思います。

爆発的に流行ったワケでは決してないけど、

わずかな流行りを見せていたのは事実だと思います。

流行りというか、復権?

そもそもはマイケミやPATD、The Usedなど

00年代中期頃に一度流行りを見せたものですしね。

そうして復権してきた頃、

Ice Nine Killsはまだ芽が出始めでしたからね。

彼らが芽吹くのは、それこそ2015/2016以降。



と、シアトリカルの移り変わりを見る上でも

この年代では名前の挙がる作品だと思います。

Crown The Empire
『The Fallout (Deluxe Edition)』


それこそ今、Ice Nine Killsが好きな人には

大いにオススメしたい作品です。

是非ぜひ、チェック!





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