今回の映画を観に行った際に予告で流れた
『ゴヤの名画と優しい泥棒』
なかなか気になる内容だったので、チェックリスト入り。
てか、1月も毎週2作ずつチェックしてあって
年明けから映画が捗りまくってますw
どうも、トトです。
ってことで、今年早くも2本目の映画。
1/7公開なのは、
何も『スパイダーマン』だけではないワケです。
そんなスパイダーマンの同日公開の作品
公開2日後の9日(日)に観に行ってきました。
マークスマン
(原題:The Marksman)
愛妻に先立たれ、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らす元海兵隊の腕利き狙撃兵、ジム・ハンソン。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ、越境してきた母子を助けたことから、彼の運命は大きく変わり始める。カルテルに撃たれた母親は、ジムに11歳の息子ミゲルを託して絶命した。ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしい――日々の生活に手いっぱいのジムだったが、仕方なくこれを引き受ける。一方、米国に侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃。迫りくる危機に、ジムは必死に抵抗する。果たして彼は、ミゲルを守り、シカゴにたどり着くことができるのか? 命を懸けた戦いの火ぶたが、切って落とされた!
呪術廻戦にスパイダーマンと
年末年始は客入りの凄かった作品を観たので
極少すぎる客入りで観る今作は
ホームのような安心感…笑
入ってくれなきゃ駄目なんですけどね(。-∀-)笑
と、そんな日曜朝イチの回で観てきました。
マークスマン
上映開始15分前に付いて、自分で5人目とは…w
ホームのような安心かry
と、客入りはお察しレベルではあったものの
それだけしか入っていないのが
もったいない!
と言えるくらいには良かったです(* ゚∀゚)b
仮に今年一発目の映画がスパイダーマンではなく
マークスマンでも全然良かったと思えます。
本筋は少し違うけど、
ちょっとロードムービー的なところが
『COP CAR』みたいだなって思ったり、
じーさんがトラック乗ってるところなんかは
『運び屋』なんかを思い起こさせる。
実際、子どもをシカゴへ送り届ける話ですしね。
キッカケは悲惨なものではあったけど、
シカゴへの道のりを共に行くことになった
ジムとミゲル
直接的ではないにせよ、ジムのとった行動により
ミゲルのお母さんが死ぬことに。
それにより最初はギスギスしてた2人の間柄にも
信頼が生まれ、絆が生まれ…ってしていく展開は
微笑ましく観てられますね。
銃の撃ち方を教えてあげるシーンでも
ホントのじーちゃんと孫みたいに見えるのも
なんか良いよね(*´ω`*)
ママを撃ったヤツを殺してやりたい…
と、復讐心バリバリのミゲルくんに対し
戦争経験者の元海兵ジムが諭すのもお約束。
お袋さんに与えてもらった未来なんだ
もっと大事に生きろ
経験者は語る、ですね。
終盤、その復讐の場面がきても
撃つな!銃を渡せ
と、ジムの言うことを守り
自らの手を汚すことなかったのも良かった。
その後のラストシーンも良かったなぁ。
無事にシカゴの親戚の家につき、
ミゲルくんの親戚との出会いを後ろから見守るジム
再会を喜ぶ親族に、ミゲルくんが後ろを見ると
そこにジムの姿はなし
良いですねーこういうの好きだわー( ´∀`)
しかし、ジムはハゲとの戦いで腹に食らってますからね…
よろけながらバスに乗り、傷を確認すると
血がどくどく…
このままジムは死ぬのかな…というシーンで幕引き。
もちろん生きてては欲しいけど、腹キズとはいえ
ロクな処置をしないまま老体が長時間…
って考えると、ね(´・ω・`)
でも、ミゲルくんを無事に送り届けるこの役目、
亡くなった奥さんに導かれてるよう…
とも言っていたジム。
やり遂げられた彼は満足でしょう。
これをやり遂げ、妻のもとにいけるなら
本望であるとも言えるでしょう。
そんな主演のリーアム・ニーソンもね
年相応というか、ちょっと渋い感じ
役柄的にはちょっと粗野な感じとかも良いけど
今作ではもう1人の主演と言っても過言ではない
ミゲルを演じたジェイコブ・ペリッツくん
終盤のジムとのやりとり同様、
勲章をあげたいですね(* ゚∀゚)つ ☆三
本作で長編映画デビューだそうですが、
頭も良く、顔も良い。演技も大変良かった。
ジムも認めるハンサム少年。
これは将来が楽しみな逸材。
リーアム・ニーソンも絶賛していました。
あと助演賞はジョンソンにあげたい。
ちょい役すぎて画像すら出てこないのが残念だけど
犬好きな自分にとって、
このジョンソンの存在は無視できませんでした。
かっわえぇ…(*´∀`*)
ミゲルくんとのお散歩シーン和むわぁ(*´ω`*)
犬映画ではない為、
わしゃわしゃする描写は少なかったけど、
奥さんも病で亡くし、郊外に独り住む
年老いた元海兵のパートナーってのも
あるあるだけど良いよねぇ、こういうの。
自分も老後はワンコと一緒に過ごしたい。
ただ、こういう作品に出てくる犬って
忠犬がゆえに、大体死んじゃうんだよな…
その予想も外すことなく…( ;∀;)
あのハゲ絶許だわクソが( ;皿;)
結局、復讐は果たせたからいいけど。
ジムの家からパクってきた勲章を見せ、
最後の命乞いをするも
どうするかは自分で決めろ
と、ジムに銃と共に置き去りにされ、
音のみで自死を選んだとわかるのは○
麻薬組織なんて、自分で選んだ道ではなかった
と言ってたのは、彼の本心なのかもしれんね。
勲章は悪用するもんだと思ったけど、
結果、自分の最期は自分で決めることに繋がるのは
個人的には良い展開でした。
こういった、じっくり観て
良かったなぁ…と、じんわり良さを実感する作品に限って
日本のプロモーションが鼻につく感じなのは
毎度毎度ため息ものなんですが(。-ω-)-3
ポスターからそうじゃん。
そこはかとないド派手アクションムービー
って感じが前面に押し出てるもん( ノД`)-3
そういうんじゃないのにね(´・ω・`)-3
実際、銃撃戦と呼べるシーンは序盤のみで、
ジムのメイン武器はライフルだからね。
彼の狙撃シーンは激アツでしたけど。
元来、そういう銃を撃つようなゲームでも
遠距離狙撃大好きマンですからワタシ(* ゚∀゚)
作年末にやってた『スナイパーエリート』を思い出した。
そういえば、そのスナイパーエリートでも
"マークスマン"という言葉が使われていましたが、
スナイパーとマークスマン
似てるようで違いもあるみたいで、
そういうのを解説してくれるサイトも見つけました。
ジムが使ってたのはロングバレルの長距離用じゃなく
連射にも長けた、中距離用のライフルっぽかったけど。
少なくとも、そのライフルを使ってる時は
命中率100%は嘘ではなかった。
狙撃銃は先制攻撃がすべて
みたいなとこもあるので、終盤の狙撃シーンは良かった!
一発で運転手を仕留め、一発で車を横転させる
っしゃぁ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
と、ついつい思っちゃったよねw
スコープ越しに標的を見るシーンもね、
あーゆーの好きだわぁ。
あと、何気に音楽的にも良かった。
作風準拠というか、ウエスタン・カントリー調の
アコギがメインの曲とか良かったですね。
と、まぁ
スパイダーマンではなく、こちらを今年一発目に観ても
良い年明けだと思えるくらい良かった
マークスマン
の感想でした。
しかし、完全に映画の影響ではあるんですが
メキシコって治安悪すぎない?w
犯罪の温床みたいな国のイメージなんだけどw
それは置いといて
良い映画にはしっかり還元
ってことだけでなく、より知りたくなるため
今作もパンフレットを購入。
記事を書き終えたあと、読み込もうと思います。
いやー、日曜の朝から良い気分でした。
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