As It Isの新曲… 別に悪かないんだけど

もうバンドの方向性がわかんねーな(。-∀-)笑

でも、今回取り上げるバンドとは相性良さそうな感じ。

どうも、トトです。



さて、今年96枚目の新譜レビューにして

今年最後の新譜レビューといきましょう。

もー、ダメw

これ以上、新譜追ってたらまとめられんくなるw

そんな今年ラストを飾るのは国内バンド。

海外バンドを中心に

今年まさかの2枚目!

と、コロナの影響か

そう言って取り上げてきたバンドもいましたが

国内からはMiliに続いて、今年2組目かな?

まさかの年内2枚目の新譜リリース!




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CVLTE『HEDONIST』
1. amen. (feat. Sleet Mage)
2. eat acid, see god. (feat. Paledusk)
3. hedonist.
4. dancing in the rain.
5. kuromi. (feat. 4s4ki, Sacha Online)




今年6月、待望の1stアルバムをリリースした

国内オルタナロックバンドのCVLTEが

年内2枚目、通算3枚目となるEP『HEDONIST』を

12月13日にリリースしました。


いつぞやのアンケート記事でも書きましたが

活動的なバンドってのはこういうバンドを言う

ってのを、Miliに続いてCVLTEまで

まさか国内バンドに言える日がくるとは。

持ち上げることはあまり性に合わないですが、

これはさすがと言わざるを得ない。


そうして活動ペースを緩めることなくひた走る

国内最有力CVLTEの最新作、

早速、聴いていこうと思います。




amen. (feat. Sleet Mage)
日本語詞でのラップ調ボーカル、
そのボーカルにもエフェクトかけてる感じが
いかにもCVLTEらしさを感じるオープニング。
ゲストのSleet Mageは2コーラス目から。
女性ボーカルによる日本詞ラップ調を披露。
なんか曲の雰囲気的にも、理由はハッキリしないけど
オープニングの1曲で非常に合ってる気がする。
CVLTEの音源を聴くのも、今作で4枚目
こういうイメージがついたってことかな?


eat acid, see god. (feat. Paledusk)
2曲目は最近絡みの多いPALEDUSKをゲストに。
こういうのって結局ボーカルにスポット当たりがちだけど
この曲に関してはサウンド面もガッツリPALEDUSK
逆にPALEDUSKの曲にAvielが参加してるのでは?
ってくらいに、PALEDUSK色の濃い曲です。
ただ、自分のバンドの方でも英語詞だったし、
KAITOが日本語詞で歌ってるのは新鮮です。


hedonist.
試聴1周目から圧倒的な牽引力があった
今作のタイトルトラックとなる3曲目。
それでいて最新のGrayscaleようなキャッチーさ、
メロディ良く、お洒落感漂うポップロック、オルタナポップ感。
これまたCVLTEの新境地的でもあるし、
これまでのCVLTEからきてる部分もわかる。
1st EPを経て、今のCVLTEの基盤になったような
2nd EPの中では"Falling Apart"
今年リリースした1stフルでは"needed you."
そして今作ではこの"hedonist."
やっぱゲストが参加している曲じゃなくて、
CVLTEのみでプレイしてる曲の方が好きなんだよね。





dancing in the rain.
続く4曲目もCVLTEのみで送る楽曲に。
こっちの方がオルタナ感は強いように思う。
よりエモーショナルで、よりメロディが際立つ。
やっぱりCVLTEの強みって、こういう曲での
メロディの良さだと思うんよ。
前曲はそこを少し抑えてキャッチーさに振った感じ。
好きな度合いとしては前曲の方が上だけど
CVLTE本領発揮するのはこっちの方だと思います。


kuromi. (feat. 4s4ki, Sacha Online)
ネオン輝く高速をかっ飛ばしたい衝動に駆られる
そんなことを思わせるテンポで始まる5曲目。
そうしたアップテンポでノリの良いダンサブルな展開は
むしろ前曲のタイトルはこっちも合ってる感。笑
しかし、参加ゲストの女性ボーカルの声質と
日本語詞ってところも後押ししてか、
楽曲自体がいかにも日本っぽい感じがします。
何ならタイトルが黒み?クロミ?だしね。





以上、

CVLTE『HEDONIST

でした。

CVLTE本来の音楽性にプラスして、

ゲストによって楽曲の色を巧みに変える柔軟さ。

こういうところも上手いなぁと思います。

レビューで書いたように、

CVLTEのみの楽曲は、個人的にもトップ2です。

それくらい、ゲストに頼らずとも良い曲ができるのは

素直にバンドの強みでもあると思います。


しかし、個人的には

そろそろゲスト召喚はそれくらいにしないかい?

と思うのも事実です。

そろそろCVLTEのみで彩られた作品が欲しい。


Crystal Lakeの『CUBES』から始まって

『The Sign』、続く『True North』まで

今のCVLTEと全く同じこと思ったけど

ゲストありきの曲が多すぎる

加えてCVLTEの場合、ゲスト連投もある。

釈迦坊主は2作連続、

KAITO(PALEDUSK)なんかはもはや3作連続です。

PALEDUSKは人の曲にばっか参加してないで

早く自分とこで新譜出せよ…(。-∀-)

って思っちゃうもんな。笑

CVLTEの場合、ゲストを立てるというか

そのゲストに合ったような曲調にするのも

それはそれで大きな強みではあると思うし、

それによって音楽性の幅が広がるのも確かです。

しかし、今作の中で少数派になっている

CVLTEのみで送る楽曲のレビューでも言いましたが

元々ゲストなしでも良いもの持ってるだけに

自分たちのみで押せる作品がないのは少し寂しい気もする。

もぉーーー十分でしょ

ゲストありが聴きたくないワケじゃない

程度の話です。

今作だって5曲の内、3曲がゲストありって

誰の作品よ…って思わなくもないしさ。

今作だって十分良作なのに、

そのへんちょっと惜しいなぁ…と個人的には思います。

あとついでに、Avielくんのボーカルにかけるエフェクトも

少なめにしていってほしいなー…ってのも。笑



ってことで、次こそ1st EP以来となる

完全にCVLTEのみで彩られるアルバムを期待したい。

とりあえず今作は、ゲストによる

多彩な楽曲が楽しめる作品に仕上がっています。

CVLTE『HEDONIST

バンドの活動ペースに置いていかれないよう

CVLTE好きは、これからもついていきましょう。





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