今回の映画を観に行ったときに流れた予告編の中で

ようやく『SING』の続編の公開日決定を知りました\(^o^)/

↑の予告編では歌はまだオリジナル、セリフは吹替ですが

本編吹替版はまたクソダサ歌詞の日本語詞になるのかな…w

まぁ、字幕版をやってくれるなら

字幕版で見る以外の選択肢はないのでいいですが。

どうも、トトです。



それでは今回は、『マリグナント』以来となる

久しぶりの新作映画。

今回の作品は昨年だったか、一昨年だったか、

本国の方での初報トレーラーが出てから

ずっっっと楽しみにしていました。

ムビチケだって買ったし、有休取って

公開日当日の昨日に観に行ってきました。



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Venom
Let There Be Carnage

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。





2018年に初作が公開されてから3年、

待望の続編が公開となりました!

Venom
Let There Be Carnage


ムビチケを買ってたので、

+200円してDolby-Atmosで鑑賞。

で、そのDolby-Atmosの凄さを大いに実感。

作風的にも爆発音、衝撃音が頻繁に出てくるけど

音すげぇ!(* ゚Д゚)

と、何度も思ってしまった。

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カーネイジの咆哮とかもそうだったけど

身体に響いてくるというかなんと言うか

物理的にも、印象的にも、音の衝撃スゴかった。

最後のカーネイジとのバトルでは

音による臨場感、迫力が通常の数倍スゴかったですね。


そのいちばんの盛り上がり所であるバトルシーンも

音波に弱いシンビオートと特性をいかし

教会の大きな鐘が鳴る中

鳴ってる間はエディとクレタスで殴り合い

次に鳴るまでの間で

ヴェノムとカーネイジでやり合う

っていう演出も良かったです。


で、それ以外の肝心の内容はというと?

まぁ、前作同様

エディとヴェノムのラブコメ的なのは変わらずw

ケンカするほど仲が良いとはよく言ったもんだが

昨今、コイツらほど

この言葉が合う関係性のキャラっていないなw

でも、ヴェノムはヴェノムで

腹減ったを連呼し、食事(人間)をねだるが

エディは、飼ってる2匹の鶏を食えという。

アイツらは仲間だからダメだ

とか、鶏と仲良くなってるヴェノムかわいいw

しかも、食べちゃダメってちゃんと思ってるのが良いな。

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(悪い)人間に関してはすぐ食わせろ言うけどw

そうしたイザコザや凸凹なことが重なり、

ケンカの末に家を出ていくヴェノムなんて

同棲してたカップルみてぇw

前作を観てても思ったけど、

ヴェノムの方が女側っぽいよなw

まぁ、エディのが言い方悪かったのも事実だけど

アンに寄生し、エディの謝罪を乞うシーンは

完全に男側の非を認めさせる嫁みたいだったしw

そうしてきっちり謝らせ、

自分の存在のスゴさ、ありがたさをわからせた上で

結局は元サヤに納まる感じというか、

何だかんだで一緒にいるときは

良きバディ感のある関係性で良いですよね。


しかし、今作ではエディ&ヴェノムとは別に

クレタスとフランシスの

恋愛感も描かれているような作風に。

エディとヴェノムのラブ"コメ"だけど

クレタスとフランシスはラブ"ロマンス"だなぁ。

Venom_Let There Be Carnage_02

でも、フランシスの方は音波攻撃なのに

それってシンビオート的に大丈夫なの?

なんて思ってたら、案の定ダメでやんのw

次やったら殺す!

とか言われてるしw

お互い、せっかく囚われの身から自由になったのに

クレインがシンビオートに寄生されたばっかりに

不自由になってるのは何とも言えないなw



そんなクレインの手紙のパート

アニメーションでの演出は観てて面白かったですね。

お祖母ちゃんを殺したり、母親を殺したり、

クレタスの幼少期を綴ったシーンでしたが

内容に反して、アニメーションっていう手法を採ったおかげで

凄惨さはあっても、伝え方がキャッチーでわかりやすい。


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そのクレタスのカーネイジ覚醒

予告編を見てた段階では、

クレタスも実はシンビオートと共生してて

なんて思ってたけど、

エディのシンビオート混じりの血を接種することで

カーネイジになるってのは思ってなかった。

カーネイジはもちろん、

他の多数のシンビオートの存在は知ってても

原作であるアメコミ自体は未読なので

どうやってカーネイジが生まれたのかとか

そのオリジナルは知らなかったので。

まぁ、今作は今作で

映画独自の誕生の仕方だったかもしれないけど。




しかし、今回観てて

色々と日本の要素が出てきたのは

日本人としては嬉しくもありました。

ケンカして出ていく時のヴェノムなんか

中指立てつつ、

サヨナラ!

って言って去っていったりとか。笑


クラブでのコスプレパーティーシーンでは、

既に公式から先出しで公開されていましたが

日本のキャラクター?

なんて言われてましたね。

日本にこんな残虐性に振り切ったようなキャラはいないけどなw



そこのシーンで自由を喜び、

人間と異星人も仲良く共生できるんだ!

と、マイクパフォーマンスしてたのも良かったけど

エディにも見せたかったぜ…

と、寂しげに言い放つのが可愛く切ないw

クラブにいた連中も短時間しか寄生できず、

結局、適性あったのがエディだからとはいえ

何だかんだでヴェノムがエディ好きすぎて…w

めっちゃ一途やんw


あとはラストシーンで

和尚の格言みたいなのをエディに話すヴェノム。

確かセリフ的にもフツーに

"オショー"って言ってたように聞こえたけど

そもそもどこの和尚やらw

実際に名のある僧の言葉だったりするのかな?

だとしたらヴェノムは博識だなぁ。

エディの両腕を借りて、超速で絵を描くのも

すげぇ!(* ゚∀゚)って思ったけど

それをヒントにエディにわからせたいヴェノム

でも、全くピンときてないエディw

そのへんもやっぱ地頭の良さというか、知識の差というか

そういうのが可視化されたようなシーンで面白かった。

てか、エディがクレタスの意図を汲んだ記事を書いていれば

そもそもクレタスは死刑にもならなかったし、

カーネイジも生まれなかった可能性…

なんて言ったら元も子もないけどw




そんな和尚の格言を言ったあとの

エンディングで流れる今作の主題歌

曲自体は本国での公開に合わせたリリースだった為か、

既に10月から聴いていましたが、

前作に引き続き、今作もEminemが担当。

とは言え、今作はゲストも含めての楽曲なので

Eminem単体での曲って感じではないけど。

むしろ、メインはSkylar Greyだとも思うし

言うほどEminem要素は濃くないと思います。

しかし、映画のエンディングで流れる画はとても良く

公開されているLyric Videoの方も

ヴェノムとカーネイジのアニメーションと

映画の実写パートを取り入れた内容で

これはこれで見ててもフツーに良いLyric Video




そんな主題歌をぶつ切りにされ、

オマケシーンが始まる。

それがまたオマケとは言えないくらい

ぶっ飛んだ内容だったのがね…


フツーに家で2人で映画見てて

あれ?無人島っぽいとこからもう帰ってきたの?

なんて思いましたがw

シンビオートの世界を体験してみるか?

と、ヴェノムがエディに持ちかけたその時

いきなりどこぞに転移したような感じに…

テレビには現スパイダーマンのトム・ホランド

スパイダーマンがピーターであったとのニュースが流れ

コイツだ…

と、ピーターの映ったテレビを舐めるヴェノム

…という驚愕の内容。


ヴェノムも繋がんのぉぉぉおおお?!

いや、まぁ前作の頃から噂はあったけどもさ。

スパイダーマン以外、MCU関連って追ってないし

今のスパイダーマンに絡む=MCUに絡むことになるから

スパイダーマンにはあくまで

NYでの親愛なる隣人でいて欲しいと思ってる自分には

スパイダーマンのMCU絡み自体

あんまり良い気はしていないんだけども…

でもヴェノムってのがそもそもの話、

スパイダーマンに出てくるヴェノムだし、

今の『スパイダーマン』と絡むのは素直に嬉しいです。

『No Way Home』の前に今作が公開されてて、

その今作の最後でこんな隠し玉出されたら、ねぇ。

『No Way Home』にトム・ハーディの

エディヴェノムが出るのか?!

って、誰だって期待しちゃいますよね。

スパイダーマンとヴェノムが同じスクリーンに出るって

ライミ版『スパイダーマン3』以来だしさ!

そうじゃなくても

アメスパのドック・オクにエレクトロを筆頭に

予告編やポスターにはサンドマンにリザード、

さらに極めつけにグリーンゴブリン

『スパイダーマン』に出てくるヴィランが

もりもり出てくる展開がアツくないワケない。


それとは別に

ラスト、死んだと思ったマリガン刑事が

何かに覚醒したような雰囲気が不穏…

続編があるなら、ここも回収してくれるかな?




という、最後の隠し玉まで含めて

めちゃくちゃ楽しめた

Venom
Let There Be Carnage


でした。

尺も98分と、最近の大作映画にしてはコンパクトで

サクッと観れたのも良かったです。

観終わってから物販ブースに直行。

パンフレット他、色々買ってしまったw

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しかし、入場時にはグリーティングカード

パンフレット購入者?には

『No Way Home』の来年のカレンダーなど

サービス満点で嬉しいですね。

今使ってるのが壊れてたので

ちょうどいいと思って買ったメガネケースは

クリーナークロスまでヴェノムだったw

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パンフレットには、

クレタス役のウディ・ハレルソンの

インタビューがなかったのは残念だけど

トム・ハーディと監督のアンディ・サーキス

2人のインタビューがあったのは良かった。





こうして『ヴェノム』続編も楽しんだワケですが

『スパイダーマン』というコンテンツは

今後もまだまだ盛り上がる。

まず手始めに、日本では世界から1ヶ月遅れで

来月初頭、遂に『No Way Home』が公開されます。




さらには、まだ全容が明らかになってはいないけど

前作で世界一のアニメーション作品となったものの続編

スパイダーバース2』も来年公開予定。




さらにさらに、

自分をこのスパイダーマンというコンテンツに

引き入れてくれるキッカケとなった

PS4版ゲームの『Marvel' Spider-Man』

PS5での続編同タイトルの『Miles Morales』に続き、

こちらも遂にヴェノム登場がその画に映し出された

Marvel's Spider-Man 2』が2023年リリース予定。



スパイダーマン好きには2年後まで

その楽しみが継続することが約束されています。

というか…

2017年 Home Coming
2018年 スパイダーバース、ヴェノム
     Marvel's Spider-Man(PS4)
2019年 Far From Home
2020年 Marvel's Spider-Man Miles Morales(PS5)
2021年 ヴェノム×カーネイジ
2022年 No Way Home、スパイダーバース2(予定)
     モービウス(予定)
2023年 Marvel's Spider-Man 2(PS5)

って考えると、2017年以降

切れることなく何かしらあるのがすげぇw

スパイダーマンに関してはヒマなしだな。





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