国内インディーロックバンドのBearwear

12月15日に初のアルバムリリースだそう。

個人的にはライブで見ても刺さらなかったし、

↑の各曲一部が再生されるトレーラーでも

刺さることはなかったので、

自分にとってはそういうバンドなんだろう…

って感じですが、読者様の誰かに刺されば

と思って、冒頭で取り上げてみました。

どうも、トトです。



結局、翌月のこんな時期になってしまいましたが

あとに控える蔵出しを抜けば

今日でようやく11月リリース分最後の1枚。

リリースが多いのはとても喜ばしい反面、

完全なる私情を踏まえて言わせてもらえれば

11月末以降のリリースは少なくあってほしい…笑

と、贅沢なことをね(。-∀-)

そんな11月リリースの新譜で最後を飾る

今年93枚目の新譜レビューは国内バンド!




20211124_090601
FOR A REASON『Lights and Signs』
01. I Don't Care
02. Where Do We Go
03. Since You've Been Gone
04. Can We Start Again
05. Letter of Resignation
06. Lights and Signs
07. Wake Me Up
08. The Sound
09. My Heart's Still Beating
10. Carry On




国内メロディックハードコアバンドのFOR A REASON

前作から6年ぶりとなる3枚目のアルバム

Lights and Signs』が、CAFFEINE BOMB RECORDS から

11/24にリリースされました。


前作リリース時点では

自分も既に音楽ネタでのブログを始めていて、

ICE GRILL$の5周年を祝うIG FESTで見て以来?



音源のレビューはしていなかったので、

ウチではFARの作品は初めてのレビューです。

しかし、前作は前作で

リスナーからの評判の良さはかなりのものだったと

ハッキリと覚えています。

コアリスナーの間では、その年のベストアルバムに

その前作を挙げている人も多かった印象。


そうして待たせに待たせた6年ぶりのアルバム!

初レビューするこちらとしても期待に胸を膨らませ

待望の作品を聴いていこうと思います。




I Don't Care
フィルターがかったような籠ったボーカルから幕を開け、
イントロのあとは疾走パートへとなだれ込む。
ヾ(*≧□≦)ノ うぉーおぉー!
ヾ(*≧□≦)ノ Still dreaming!!
のシンガロングから入るサビがアツい!
2コーラス目は↑に加えて、
タイトルを叫ぶシンガロングが追加されていて
更なるアツさを実感できます。

MVがこれまたアツいじゃないですかー!
箱もSHELTERとかも何かクソ懐かしい気するし、
そもそもこういったライブ風景は間違いなく懐かしい…
こんな光景が広がるライブハウス、早よ戻れ…





Where Do We Go
2曲目は耳馴染みの良いキャッチーなメロディに。
前曲ほどの疾走感はないけど、しっかりアップテンポで
聴いてるこちらが上がる曲調です。
何気に随所で出てくるベースが良い感じ(* ゚∀゚)
終盤でタイトルを含めた歌詞で
大シンガロングをかますのがまたイィ!

今作のアートワークのように、
メンバーがキャンプに行くようなMV良いですね。
最終的に火を囲っての演奏シーンもカッコイイ!





Since You've Been Gone
ギターが耳を突くイントロから始まる3曲目。
ほんのりエモーショナルな感じを醸し出しつつ、
疾走感のある展開で、バッキングの部分を
ライブでコール&レスポンス的にシンガロングすれば
上がるなぁって雰囲気ひとしお。
終盤はおーおーコーラスから入るラストサビで
テンポアップし、バッキングを含めた声量の賑やかさで締める。

歌詞の和訳が載っているのもあるけど、
それも含めて、MVの内容自体もエモーショナルです。
Tシャツがface to faceってのが何気にアツい。





Can We Start Again
POP PUNKとしても通用しそうな
陽性な雰囲気で幕を開ける4曲目。
そのまま疾走パートに入るのも◯です。
こういうポジティブな雰囲気と疾走感(* ゚∀゚)イィヨネ
ここでもおーおーコーラスによる
シンガロング感があるのも良いです。
サビの最後をタイトルで歌って締めるところもわかりやすい。





Letter of Resignation
5曲目は再びPOP PUNK的雰囲気を感じます。
ここではメロディとかも相まったボーカルの声も含め
ちょっとNFGっぽさあって良いですね。
ボーカルもちょっとJordanっぽく聞こえるんだよな。
漏れなく疾走感もあることから、
割と初期のNFG感あるのが何気にツボります。
個人的にもNFGはいちばん好きなPOP PUNKバンドだからね。


Lights and Signs
タイトルトラックの6曲目は、
木片を刃物で削るような?紙を裂くような?
それとも火を点けたような?そんなSEから始まります。
静かなギターとボーカルから幕を開け、
その後は少しヘヴィなギターが鳴るのがクール。
と、思ったら僅か1分で走り抜ける超速感w

こういう曲にMVがあるのも良いですね。
オフショットとライブ映像とおふざけ感とw





Wake Me Up
むしろそんな前曲がイントロ的にも感じる
走る気満々!って感じしかしないイントロから
その通りに走り出してくれる7曲目。
スピード感としてはこちらの方が遥かに上で、
サークルがめちゃくちゃ捗るような疾走感がとても良い。
転調してからもリズミカルで面白い。
森の中での焚き火のようなアウトロは
今作のアートワークをイメージできて良いですね。
もしかして前曲の冒頭は、焚き火の為の木屑?を
削ってた感じ?アートワークをよく見てみると
焚き火の側にいる人がナイフ持ってるようにも見えるし
これがその通りだったら面白いな。


The Sound
そんな前曲のアウトロからそのまま繋がる8曲目。
更にギアを上げたようなスピード感を持って
開幕ダッシュな展開良いなヾ(* ゚∀゚)ノ
そのあとはメロディックに上げてきます。
これまたバッキングのコーラスが良い感じ。
最後は再び走って締めるのも◎


My Heart's Still Beating
9曲目は、もうイントロから
走る気満々なのが感じられて良いですねw
その通りに、掻き鳴らすギターと共に走り出します。
やっぱこの掻き鳴らしギター&疾走感の雰囲気が
たまらなく好きなのよね(* ゚∀゚)2コーラス目の方が特に!
そうした速さだけではなく、縦ノリ感と共に
タイトルを繰り返すサビがまたキャッチーです。


Carry On
ラスト10曲目も疾走感と共に駆け抜ける。
この疾走感のあるサウンドから
ヾ(*≧□≦)ノ おー!Carry Ooon!
と、タイトルを歌う部分はシンガロング衝動に駆られる。
と思っていたら、
後半は盛大なシンガロングパートになっていて
終盤はおーおーコーラスと共に締めるのがまたアツい。
それがエンディング感を引き立てている為、
締めの1曲にもピッタリの雰囲気で◯です。

こちらのMVは3年前に公開されています。
こうしたところを見るに、前作以降、
単発で曲を出しつつ、今作の為に温めてた
って感じにも見て取れますね。
そうしてこれまでの曲を軒並み詰め込んでくれて何より。
おかげでこんなに今作のMV曲も
こんなに収録されてるワケですしね。笑







以上、

FOR A REASON『Lights and Signs

でした。

彼らのライブを体験したことがある人なら誰もが思う

拳を振り上げ叫びたくなるこの衝動

今作でもそれはしっかりと発揮されていました。

今作の曲をライブでやったとしても

やはり従来通り、ひっきりなしにダイブが起こり

フロアからのマイクジャックによるシンガロングもあり

ガンガンに熱を帯びたライブが実現する

ってのは想像に難しくないと思います。

そこにまた、哀愁あるエモーショナルさが

見え隠れするところも良いんですよね。

それでいて、間違ってもバラードとかにはならないので、笑

それをライブでプレイしても共に叫びたくなるという。

と、音源レビューなのに

やはりFARだとライブありきで語りたくなってしまう。笑

今作のMVは下書きを終えたあとにまとめて全部見ましたが

ここで書いたことが全て実感できるような内容でした。

ライブビデオ風になっているMVでは特に。

そんな彼らのライブが

今の状況ではまだまだ再現できないのがもどかしい。

パラレルワールドが本当に存在するなら

こんなクソウイルスが蔓延しない世界線に行きたいもんです(´・ω・`)-3


と、否応なしに上がる曲満載の最新作

FOR A REASON『Lights and Signs

前作を聴いてる人も、聴いてない人も、

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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