Spotifyユーザーの皆様は

今年もSpotify Wrappedが公開されてますね。

なんか毎年すんなり見れないけど…(# ゚Д゚)イライラ

最新verにアプデ必須な上、

アプデしてもエラー落ち繰り返すとかホンマ…(# ゚Д゚)イライラ

こういうところが毎度イラつかせますが

各バンドの結果を見るのは大いに楽しんでおります。

どうも、トトです。



それでは本日のレビュー記事。

こうして記事にしてみると

11/19リリース作品多すぎだろ…

と、今さらながらに思いますが。

そして気付けば、今回のバンドの作品も

ウチで書くのも、もう3枚目なんだなー

と、思ったりもします。

それだけ活動的なのは良いことです。

そんな今年91枚目の新譜レビューはこちら。




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Everyone Dies In Utah『Infra』
1. Hand in hand // finale
2. Lane of Memory
3. Dead or Alive
4. Regenerate
5. Reflection // pt. 3
6. Infra





US産ポスコアバンドEveryone Dies In Utah

今年1月にリリースしたEPから10ヶ月、

まさかの年内2枚目となるEPInfra

11/19にリリースされました。


どこぞのメディアには、

年内に"アルバム"リリースを控えている

なんて書かれてましたが、騙されましたね(。-∀-)

毎度毎度メディアに思うのは

ウチみたいに個人でやってるならまだしも

『仕事』としてオフィシャルにやってる方が

誤情報を公に流してるのは如何かと思うんですが…(。-ω-)-3


ま、そんな連中はいいとして。

バンドとしては年内2作目。

前作のアートワークからしても、

それを逆さにしたような今作のアートワーク。

繋がりがあることを考えずにはいられない今作

早速、聴いていこうと思います。




Hand in hand // finale
冒頭からヘヴィなサウンドが響く1曲目。
シャウトとクリーンを切り替えながら、
低音スクリームをキッカケにブレイクダウンで落とす。
サビはクリーンと共にメロディ重視な展開。
全体的にアグレッシブで攻め感、コア感に優れる。
ラストのブレイクダウンも重く、
同時に叫び倒すボーカルと共に展開していて
ポスコアの"コア"部分が強く出た1曲になっています。


Lane of Memory
イントロの切なく儚げな鍵盤サウンドが
何とも言えない始まりを見せる2曲目。
そのままクリーンボーカルと共に
静かに、神秘的なコーラスも交えてスタート。
バックコーラスに叫ばせ、メインはクリーンのまま
激しいバンドサウンドで展開していきます。
しかし、コア感の強かった前曲に比べると
こちらの方が圧倒的に静の雰囲気が強いです。
その中に入るブレイクダウンがまた映える。
テンポアップするラストサビはメロディも良い。





Dead or Alive
冒頭、和の雰囲気を感じる3曲目。
一瞬でヘヴィサウンドに掻き消されますが、
琴っぽい和の弦楽の雰囲気があったんだよな。
重く攻めたサウンドの裏で、ギターによる
Djentっぽいリフが微かに聞こえる気もします。
やはり時折聴こえてくる和の雰囲気と、
クリーンボーカルがかなり少なく、ボーカル同様
攻めまくりなサウンド展開は今作イチかも。
We rise ヾ(*≧□≦)ノ just to faaall!!
のシンガロングから入るラストのブレイクダウンも◯


Regenerate
浮遊系の打ち込みがゆっくりフェードインし、
それをバックで鳴らしたまま、重さ際立つ
バンドサウンド&クリーンで幕を開ける4曲目。
全体的に前作の雰囲気に近いような気もします。
叫ぶところ、ブレイクももちろんあるけど、
やはりクリーンがメインで展開しています。
そんな中、後半から響いてくる
サックスの音色がとても良い。
激情的なサウンドとシャウトの裏で鳴るサックスが
良い感じにギャップを生みます。
最近、サックス取り入れるバンドって
ホントに増えましたね。笑


Reflection // pt. 3
フェードイン系と思いきや、
一気に激しく疾走感ある始まりを見せる5曲目。
その後のクリーンが展開するところでも、
後ろではシャウトしてるコーラスが聞こえる。
ボーカル面ではこうなってる部分も多く、
サウンド、コーラスにもエコー感があるので
どこか大きな会場でも映えるような
広がりがあるようなサウンドに感じられます。
ラストはブレイクダウンできっちり締め。


Infra
ラスト6曲目は前曲から間髪入れずに始まるので
2つで1つの曲のように感じられます。
イントロは少し長め、ギターが引っ張るサウンドから
本格的に幕を開け、進行もゆっくりじっくり、
クリーンボーカルで進む歌もの的な展開。
こうなると、やはり2つで1つの曲の感じが強く
長めのアウトロだと思えば、それもしっくりくる。
この曲自体のアウトロも1分ほどかけて、
神秘的、且つ浮遊感のあるサウンドで
ゆっくり終わらせていくのも、とても良い。
アートワークからすれば、前作からも続いてそうだし
2枚合わせての締め、という見方も合うような雰囲気です。





以上、

Every One Dies In Utah『Infra

でした。

最初、聴いてる感じでは

前作から雰囲気ちょっと違うかもなんて思いましたが

今作の後半に差し掛かると、やっぱ似てるかも

なんて思い、ラスト2曲を聴いていると

その2曲が1つの曲でもあるように感じ、

ラストは2作含めてのエンディングでもあるように感じ、

やはり天地を逆にした今作のアートワークからも

前編後編的な作品だったのかなー?

なんてことも思えました。

そもそも曲のタイトルに関しても、前作には

The Void // Pt. 1
Passenger // Pt. 2


という2曲があり、今作には

Reflection // pt. 3

と、2つの作品で3つに分かれてる曲もあるし

やっぱり2作で1つの作品なのかなとも思います。

それならそれで、2枚を1枚にして

アルバムとしてリリースしてくれりゃいいのに…

なんてことも思ってしまいますが(。-∀-)笑


とはいえ、2枚で1つとしても

今作1枚だけとしても、良作でした。

Every One Dies In Utah『Infra

ニコイチ的な作品、

是非ぜひ、前作共々チェックしてみてください。





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