先々週あたりから
朝、布団から出たくなくなりつつありますね。
暑いよりも遥かにマシですが。
どうも、トトです。
朝、布団から出たくなくなりつつありますね。
暑いよりも遥かにマシですが。
どうも、トトです。
それでは今年89枚目の新譜レビュー
ここへきてのPOP PUNK盤の盛り上がりに
更なる拍車をかける1枚を取り上げます。
前作はレビュー済み、
ライブも何度か見てるし、
自分と同世代なら割とお馴染みのバンドだと思います。
そんな今回の作品はこちら。

Mayday Parade
『What It Means To Fall Apart』
01. Kids Of Summer
02. Golden Days
03. Think Of You
04. If My Ghosts Don't Play, I Don't Play
05. Sideways
06. One For The Rocks And One For The Scary
07. Bad At Love
08. Notice
09. Heaven
10. Angels Die Too
11. You Not Me
12. I Can't Do This Anymore
気付けばキャリア15年以上、
変わらない音楽性で長く愛されている
US産EMO/POP PUNKバンドのMayday Parade
通算7枚目となるアルバム
『What It Means To Fall Apart』が
Rise Recordsから11/19にリリースされました。
今回のアートワーク
傘を差したハットを被った人物が描かれてるのは
やっぱ1st『A Lesson in Romantics』を彷彿とさせる。

最近の人にとっての『傘』はBMTHかもだけど
こちとら、それより遥か前にMPなんだよな。笑
何なら2ndも、3rdも、傘持ちスーツの紳士が描かれてるしね。
ある種、MPのアイコンでもあるんです。
そんな久しぶりにアイコンをアートワークに起用した
バンドの最新作、早速聴いていこうと思います。
Kids Of Summer
まずオープニングを務める1曲目は
タイトルとの適合率120%!夏にピッタリ、
夏に聴きたくなるPOP PUNKナンバー\(^o^)/
00年代半ばから、大きく音楽性を変えず、
15年以上走り続けているバンドだからこそ
初期にも通じるこういう曲がまた嬉しい( ´∀`)
アップテンポでポジティブな曲調なのも最高で
それでもやはりバンドらしいエモーショナルさもある
それこそ00年代半ばを象徴するような
エモメロ系POP PUNKな様がとても良いですね。
MVも、メンバー全員で
こんな青春ムービーみたいなの撮るの良いなw
微笑ましいわw
Golden Days
2曲目は少しテンポを落とし、雰囲気的にも
よりエモーショナルに寄った曲調になっています。
サビはテンポアップしてPOP PUNK感強めに。
やはりエモーショナルな側面が強い方が
Mayday Paradeっぽさが引き立つ気がします。
曲としては1曲目の方が好きだけど、
こっちも負けず劣らずの良質メロディです。
逆再生で展開されるLyric Videoも良いですね。
この曲はLyric Videoの他にも
アコギ版も公開されています。
Think Of You
3曲目はアコギで展開するエモーショナルトラック。
アコギナンバーもMPの得意とするところ。
だからこそ、アルバムの3曲目という
かなり早い段階で出してきても違和感はない。笑
口笛のようなSEが良いですね。
後半はコーラスとストリングスを展開し、
厳かな雰囲気を醸し出します。
終盤はテンポアップし、口笛SEとクラップ
コーラスで盛り上げて楽しげに、
最後はしっとりDerekがタイトルを歌って締めます。
MVは4:3画角ながらも4K対応という贅沢使い。
しかし、MVもこれまたエモーショナルな内容ですね。
If My Ghosts Don't Play, I Don't Play
4曲目はアナログレコードのような音質で始まり
そのあとに来る驚きのメタリックなリフが耳を突く。
そのまま疾走感のあるパンキッシュな展開で、
サビは持ち前のエモーショナルさを発揮します。
やはりギターが目立つこのトラック、
後半には良い意味で時代を感じるギターソロもあり
MPにしては面白い構成、展開です( ´∀`)b
Sideways
5曲目はイントロのド頭から、らしさ全開。
Derekの裏声もキレイで、同じワードを繰り返す
サビのメロディもキャッチーさひとしお。
最後にタイトルを叫んで終わります。
やっぱこういう曲の耳馴染みが異常に良い。
00年代半ば~後期に戻ったよう(*´ω`*)
2021年に出た作品ってのを忘れるな。笑
One For The Rocks And One For The Scary
再びアコギがお目見えする6曲目。
アコギ盤でもないのに、フツーにアコギが
バンバン出てくるのがこのバンドの特徴ですね。笑
しかし、ただのアコギの弾き語りで終わらず、
耳に残るメロディなのもひとしお、
そして、これまたMPではお馴染みのけん盤サウンドあり、
壮大なストリングスもありのエモーショナルさ。
と、見せかけての中盤で疾走パートが入り、
サークルが捗るスピード感で上がる!ヾ(* ゚∀゚)ノ
こういう疾走パート自体、MPには珍しいので
意外性もあって驚きと共に面白さあり。
ラストは曲調も戻してしっかり締めます。
MVはドラマ性とライブビデオが一緒になったようなものに。
やっぱ疾走パートからのライブ感めちゃくちゃ良いですね。
Bad At Love
7曲目は、本格ピアノ弾き語り調で始まります。
ここにバンドサウンドが乗ってくる、
ピアノバラード的な展開もバンドの十八番です。
軽快なアコギとは違う、重厚なピアノの旋律、
同じ"弾き語り"という言葉でも、音の面はまるで違う。
エモーショナル寄りな曲の中では、
今作の中でもこの曲が個人的にはいちばんかな。
Notice
8曲目はさらに再びアコギを掻き鳴らして始まる。
しかし、そのあとすぐにバンドサウンドに入り、
持ち前のエモメロPOP PUNKを展開します\(^o^)/
エモーショナルなメロディでありながら、
POP PUNKのPUNKな面を表すアップテンポ感。
やっぱこういう曲が良いんよね(*´ω`*)
クソほど耳に馴染んで、聴いてるこっちも上がる。
Heaven
ガラッと雰囲気変わってスローに始まる9曲目。
小鳥のさえずりなんかも聴こえる癒し感。
タイトルともバッチリ合ってる気もします。
イメージ的にはこういう木々の中にあるピアノに
光が差しているような画が浮かびます。

後半は音が途切れ途切れになるような加工がしてあり
2分半という意外と短い曲に終わりを告げます。
Angels Die Too
前曲のタイトルからして、繋がりがあるような
そんな気がしてならないタイトルの10曲目。
こちらも始まりはピアノの弾き語りですしね。
Derekの力強いボーカルとは裏腹に
ピアノサウンドは少し控えめに聴こえます。
時折入るバッキングのコーラスも良い感じ。
中盤あたりからピアノも力強くなってきます。
今回は一切のバンドサウンドはなく、
ガッツリ約4分、ガチのピアノのみの弾き語り。
You Not Me
ガッツリ落とした曲のあとの11曲目は
バンドサウンドも戻ってきて、サビに入ると
縦ノリ感のあるサウンドで盛り上げます。
落としたあとは上げるのも定石ですが、
その振り幅があるからこそ引き立ちます。
落としたあとの楽しい曲は、より楽しい!
コーラスによる声量の多さも賑やかで、
ポップでキャッチーなPOP ROCK的で良いですね。
I Can't Do This Anymore
ラスト12曲目は、
やっぱりエモーショナルですよねぇ。笑
しかし、アコギでもピアノでもなく、
バンドサウンドでのロックバラードで締めます。
ギターは力強く、ソロパートもパワフルです。
ラストの壮大なおーおーコーラスも良く、
最後に相応しい曲で今作の幕を下ろします。
以上、
Mayday Parade『What It Means To Fall Apart』
でした。
POP PUNKで、エモーショナルで、弾き語りで、
今作もバッチリMayday Paradeを実感できる作品でした。
時代が変わっても、レーベルが変わっても、
MaydayはMaydayだなぁ( ´∀`)
と、大きく変わらない音楽性で
15年以上のキャリアを培ってきた証を
ここでまた改めて見せてくれた感じ。
安心安定
って言葉もピッタリですね。
こういうバンドだからこそ、目立った休止もなく、
メンバーもほぼオリジナルのままだし、
長くファンに愛されるバンドの典型だと思います。
そんなバンドの最新作
Mayday Parade『What It Means To Fall Apart』
今作もしっかりMayday Paradeです。
知ってる人も、知らない人も、
是非ぜひ、チェックしてみてください。
関連記事
ここへきてのPOP PUNK盤の盛り上がりに
更なる拍車をかける1枚を取り上げます。
前作はレビュー済み、
ライブも何度か見てるし、
自分と同世代なら割とお馴染みのバンドだと思います。
そんな今回の作品はこちら。

Mayday Parade
『What It Means To Fall Apart』
01. Kids Of Summer
02. Golden Days
03. Think Of You
04. If My Ghosts Don't Play, I Don't Play
05. Sideways
06. One For The Rocks And One For The Scary
07. Bad At Love
08. Notice
09. Heaven
10. Angels Die Too
11. You Not Me
12. I Can't Do This Anymore
気付けばキャリア15年以上、
変わらない音楽性で長く愛されている
US産EMO/POP PUNKバンドのMayday Parade
通算7枚目となるアルバム
『What It Means To Fall Apart』が
Rise Recordsから11/19にリリースされました。
今回のアートワーク
傘を差したハットを被った人物が描かれてるのは
やっぱ1st『A Lesson in Romantics』を彷彿とさせる。

最近の人にとっての『傘』はBMTHかもだけど
こちとら、それより遥か前にMPなんだよな。笑
何なら2ndも、3rdも、傘持ちスーツの紳士が描かれてるしね。
ある種、MPのアイコンでもあるんです。
そんな久しぶりにアイコンをアートワークに起用した
バンドの最新作、早速聴いていこうと思います。
Kids Of Summer
まずオープニングを務める1曲目は
タイトルとの適合率120%!夏にピッタリ、
夏に聴きたくなるPOP PUNKナンバー\(^o^)/
00年代半ばから、大きく音楽性を変えず、
15年以上走り続けているバンドだからこそ
初期にも通じるこういう曲がまた嬉しい( ´∀`)
アップテンポでポジティブな曲調なのも最高で
それでもやはりバンドらしいエモーショナルさもある
それこそ00年代半ばを象徴するような
エモメロ系POP PUNKな様がとても良いですね。
MVも、メンバー全員で
こんな青春ムービーみたいなの撮るの良いなw
微笑ましいわw
Golden Days
2曲目は少しテンポを落とし、雰囲気的にも
よりエモーショナルに寄った曲調になっています。
サビはテンポアップしてPOP PUNK感強めに。
やはりエモーショナルな側面が強い方が
Mayday Paradeっぽさが引き立つ気がします。
曲としては1曲目の方が好きだけど、
こっちも負けず劣らずの良質メロディです。
逆再生で展開されるLyric Videoも良いですね。
この曲はLyric Videoの他にも
アコギ版も公開されています。
Think Of You
3曲目はアコギで展開するエモーショナルトラック。
アコギナンバーもMPの得意とするところ。
だからこそ、アルバムの3曲目という
かなり早い段階で出してきても違和感はない。笑
口笛のようなSEが良いですね。
後半はコーラスとストリングスを展開し、
厳かな雰囲気を醸し出します。
終盤はテンポアップし、口笛SEとクラップ
コーラスで盛り上げて楽しげに、
最後はしっとりDerekがタイトルを歌って締めます。
MVは4:3画角ながらも4K対応という贅沢使い。
しかし、MVもこれまたエモーショナルな内容ですね。
If My Ghosts Don't Play, I Don't Play
4曲目はアナログレコードのような音質で始まり
そのあとに来る驚きのメタリックなリフが耳を突く。
そのまま疾走感のあるパンキッシュな展開で、
サビは持ち前のエモーショナルさを発揮します。
やはりギターが目立つこのトラック、
後半には良い意味で時代を感じるギターソロもあり
MPにしては面白い構成、展開です( ´∀`)b
Sideways
5曲目はイントロのド頭から、らしさ全開。
Derekの裏声もキレイで、同じワードを繰り返す
サビのメロディもキャッチーさひとしお。
最後にタイトルを叫んで終わります。
やっぱこういう曲の耳馴染みが異常に良い。
00年代半ば~後期に戻ったよう(*´ω`*)
2021年に出た作品ってのを忘れるな。笑
One For The Rocks And One For The Scary
再びアコギがお目見えする6曲目。
アコギ盤でもないのに、フツーにアコギが
バンバン出てくるのがこのバンドの特徴ですね。笑
しかし、ただのアコギの弾き語りで終わらず、
耳に残るメロディなのもひとしお、
そして、これまたMPではお馴染みのけん盤サウンドあり、
壮大なストリングスもありのエモーショナルさ。
と、見せかけての中盤で疾走パートが入り、
サークルが捗るスピード感で上がる!ヾ(* ゚∀゚)ノ
こういう疾走パート自体、MPには珍しいので
意外性もあって驚きと共に面白さあり。
ラストは曲調も戻してしっかり締めます。
MVはドラマ性とライブビデオが一緒になったようなものに。
やっぱ疾走パートからのライブ感めちゃくちゃ良いですね。
Bad At Love
7曲目は、本格ピアノ弾き語り調で始まります。
ここにバンドサウンドが乗ってくる、
ピアノバラード的な展開もバンドの十八番です。
軽快なアコギとは違う、重厚なピアノの旋律、
同じ"弾き語り"という言葉でも、音の面はまるで違う。
エモーショナル寄りな曲の中では、
今作の中でもこの曲が個人的にはいちばんかな。
Notice
8曲目はさらに再びアコギを掻き鳴らして始まる。
しかし、そのあとすぐにバンドサウンドに入り、
持ち前のエモメロPOP PUNKを展開します\(^o^)/
エモーショナルなメロディでありながら、
POP PUNKのPUNKな面を表すアップテンポ感。
やっぱこういう曲が良いんよね(*´ω`*)
クソほど耳に馴染んで、聴いてるこっちも上がる。
Heaven
ガラッと雰囲気変わってスローに始まる9曲目。
小鳥のさえずりなんかも聴こえる癒し感。
タイトルともバッチリ合ってる気もします。
イメージ的にはこういう木々の中にあるピアノに
光が差しているような画が浮かびます。

後半は音が途切れ途切れになるような加工がしてあり
2分半という意外と短い曲に終わりを告げます。
Angels Die Too
前曲のタイトルからして、繋がりがあるような
そんな気がしてならないタイトルの10曲目。
こちらも始まりはピアノの弾き語りですしね。
Derekの力強いボーカルとは裏腹に
ピアノサウンドは少し控えめに聴こえます。
時折入るバッキングのコーラスも良い感じ。
中盤あたりからピアノも力強くなってきます。
今回は一切のバンドサウンドはなく、
ガッツリ約4分、ガチのピアノのみの弾き語り。
You Not Me
ガッツリ落とした曲のあとの11曲目は
バンドサウンドも戻ってきて、サビに入ると
縦ノリ感のあるサウンドで盛り上げます。
落としたあとは上げるのも定石ですが、
その振り幅があるからこそ引き立ちます。
落としたあとの楽しい曲は、より楽しい!
コーラスによる声量の多さも賑やかで、
ポップでキャッチーなPOP ROCK的で良いですね。
I Can't Do This Anymore
ラスト12曲目は、
やっぱりエモーショナルですよねぇ。笑
しかし、アコギでもピアノでもなく、
バンドサウンドでのロックバラードで締めます。
ギターは力強く、ソロパートもパワフルです。
ラストの壮大なおーおーコーラスも良く、
最後に相応しい曲で今作の幕を下ろします。
以上、
Mayday Parade『What It Means To Fall Apart』
でした。
POP PUNKで、エモーショナルで、弾き語りで、
今作もバッチリMayday Paradeを実感できる作品でした。
時代が変わっても、レーベルが変わっても、
MaydayはMaydayだなぁ( ´∀`)
と、大きく変わらない音楽性で
15年以上のキャリアを培ってきた証を
ここでまた改めて見せてくれた感じ。
安心安定
って言葉もピッタリですね。
こういうバンドだからこそ、目立った休止もなく、
メンバーもほぼオリジナルのままだし、
長くファンに愛されるバンドの典型だと思います。
そんなバンドの最新作
Mayday Parade『What It Means To Fall Apart』
今作もしっかりMayday Paradeです。
知ってる人も、知らない人も、
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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