ハロウィンが終われば、次はクリスマス。

定期的にクリスマス用の音源を出すこの2バンド

今年もクリスマスへの備えはバッチリのようです。笑

NFGはこの曲が収録されたアルバムが

12/3にリリースされるみたいだし、楽しみ楽しみ。

どうも、トトです。



Calling All Captainsから始まって

Magnolia ParkYouth Fountain

変わり種では前回レビューしたThe Home Team

10月末から11月に入り、

ようやくPOP PUNKアルバムが盛り上がってきました\(^o^)/

そこに更なるブーストをかけられるような

待望のPOP PUNK盤がリリースされました。

そんな今年88枚目の新譜レビューはこちら!



20211118_121051
Between You & Me『Armageddon』
01. Pleased to Meet You
02. Deadbeat
03. Butterflies
04. Change
05. Goldfish
06. Supervillain
07. Real World
08. Better Days
09. Go To Hell (feat. Yours Truly)
10. Armageddon





オーストラリア産POP PUNKのBetween You & Me

3年ぶり2枚目となるアルバムArmageddon

Hopeless Recordsから11/19にリリースされました。


待ってた\(^o^)/

先行曲はどれも良かったし、

PhotoGrid_1637419681623

アートワークもアルバムに繋がるようなデザインで

しっかり統一感を持たせてるのが良いですね。

リリース日が決定してから待ち遠しかったわー。

前作から今作までの間に



メンバーの7変化的なものが楽しめるMVを出した

シングル"Famous"をリリースしましたが、

そこから数えても2年だからね。

そんな期待のバンド待望の新譜、

早速、聴いていこうと思います(* ゚∀゚)wktk




Pleased to Meet You
ボーカルの第一声、サウンドの第一音から
しっかりPOP PUNKを感じる1曲目。
Take, take, take, take, can't get it back
と、Takeを繰り返すバッキングからは
The Used"Take It Away"を彷彿とさせるけど
スクリーモ要素など微塵もないストレートなPOP PUNK\(^o^)/
Wake up, Wake up, Go!!
と歌うサビもシンガロングしたくなりますね。
アルバムの1曲目、ライブの1曲目、
どちらもこなせるポジティブPOP PUNKナンバー!
この1曲目で何より好きなパートが、2サビ後
"Famous"のサビが浮かぶメロディが出てきて
セルフマッシュアップ的な感じになってたのが
テンション上がりましたヾ(* ゚∀゚)ノ
そのあとに控えるラストサビは
バックに賑やかコーラスありで大いに盛り上がる。
オープニングにピッタリなのはもちろんだけど
この声量多めなコーラスからは
エンディングも務められる雰囲気もあります。
という、ついつい文字数が増えてしまうくらい
今作のオープニングトラックは最高ですね\(^o^)/


Deadbeat
2曲目は冒頭にまとめてアートワークを載せた
壊れた時計がデザインされた"Deadbeat"
アコギと共にJakeのボーカルで幕を開け、
そこにJamesのベースが入ってきて
最後にドラム、ギターとバンドサウンドが揃います。
リズム感に秀でるPOP PUNKトラックで、
ぉぉおおおおお
から入る縦ノリ感のあるサビがまた良いですね。
(I'm just a)
ヾ(*≧∀≦)ノ dead! beat! trash! heap!
と、シンガロングパートがあるのも良い。
ラストはそのワードをガッツリ叫ぶ!
もちろん、こちらも一緒に叫ぶこと必須です。
曲調もだけど、このラストのシャウトがあることで
今年8月にリリースされたWith Confidence
セルフタイトル作に収録された"Cult"みたいな
イメージが浮かびました。

MVというよりもLyric Video的なこの曲のMV
今作制作時の様子と、切り絵みたいな演出が良い。





Butterflies
こちらは空き瓶にタイトル通りの蝶々が
アートワークにデザインされている3曲目。
フェードインしてくるギターから始まります。
ある種、前曲よりも遥かにリズミカルで
踊りたくなるダンスビートなPOP PUNKに。
だからこそ、MVはダンスシーンメインなのかもしれませんね。
こうした曲調でも、しっかりPOP PUNKしてるとこが
素晴らしく好感であり、聴いてるこちらも気分良い( ´∀`)





Change
ヾ(*≧∀≦)ノ うぉーおっおっおー
と、冒頭のコーラスからシンガロング感を掻き立てる4曲目。
こちらもリズム感に優れ、自然と体を揺らしたくなる
POP PUNKよりも、POP ROCK調なサウンドに。
声量多めなコーラスがまた良い感じ。
後半、そのコーラスがクラップと同時に展開するとこは
ゴスペルっぽさも感じさせるのがまた◯
そのままラストサビになだれ込む展開も良いです。

MVも昨今よく見かけるようになった
ちょっと色あせた4:3画角のレトロな映像で綴る。
Lyric Video的でもあり、中盤は環境問題のこと?
それとはまるで違うメンバーのオフショットが緩いギャップ。笑





Goldfish
心地良いテンポ感、リズム感のドラムから始まる5曲目。
少しラップ調なボーカルパートも良いし、
サビは合唱系シンガロング感があるのも良い。
"Famous"を作ったことが功を奏しているのか、
今作はリズミカルな曲が多くて、首や体が
自然とそのリズムを追いたくなり、聴いてて楽しいですね。
それがまたBYAMが展開するPOP PUNKが
ベースにあるってのも楽しめる要因でもあります。


Supervillain
シングルでは、ヴィランと言えば名高い
トランプの"ジョーカー"を模したアートワークで
先行リリースされた6曲目。
これを聴いた時は、ちょっと路線変えてきたかな?
と思ったものの、こうしてアルバムに入ってみると
しっかり溶け込んでいるし、サビのメロディは
しっかりPOP PUNKしてるのでひと安心。
ちょいちょい出てくる低めのけん盤サウンドが
スーパーヴィランたる怪しさを醸し出してますね。笑
2コーラス目はクラップがこれまた賑やかで、
そこにコーラスが入ることでさらに楽しくなる。
そこを含めてシンガロング感もしっかりあるし、
ヾ(*≧∀≦)ノ HA HA HA HA~
と、最後に笑いのようなシンガロングパートで
終わらすところも面白いです。

BYAM CAMで映された監獄の様子を描いたMV
Jamesは体格が良い、双子のBowermanツインズは
身長こそ低いものの、けっこうマッチョなんだよね。
Jaiはそこそこ身長高いけど、問題はJake
スーパーヴィランとするには、メンバーの中でいちばんヒョロい
というか、フツー体型な気がするw
いちばん弱そうなんだよなw





Real World
7曲目は、こういう鍵盤サウンドから始まると
Panic! At The Disco"Nine in the Afternoon"
やっぱ浮かんできちゃうなぁ( ´∀`)
サビのメロディも何かの曲が浮かんできたけど
思い出せずにヤキモキします(。-ω-)笑
しかし、そんな初期PATDな雰囲気も感じるような
エモーショナルさもありつつ、キャッチーで
シンガロングパートも積んだ明るいサウンドは
とても聴きやすく、耳馴染みが良いです。


Better Days
冒頭からエモーショナルさが漂う8曲目。
サビのJakeのファルセットボーカルも
エモーショナルさを引き立てる要素になってます。
しかし、エモーショナルはエモーショナルだけど
2サビにはバンド感も増し、POP PUNK感を強め
夏の青空が広がる晴天の太陽の下で聴くのが
めちゃくちゃ合いそうな爽やかサウンドが
めっちゃ良いですヾ(* ゚∀゚)ノ
やっぱPOP PUNKは夏に聴くのがイチバン!


Go To Hell (feat. Yours Truly)
9曲目は同郷オーストラリアのガールズPOP PUNK
Yours Trulyをゲストに迎えた1曲。
feat. Yours Trulyとはなっているけど、
実質、feat. Mikailaだよね。笑
本格エモーショナルPOP PUNKなサウンドに、
2コーラス目からはMikailaのボーカルが響きます。
女性ボーカルPOP PUNKはエモーショナルな方に
寄っていく傾向がある為、これは良いゲスト。
先行リリースの際のアートワークで
2つの仮面が描かれてるのも、JakeMikailaっていう
2人のボーカルを模してのことかな?

Yours Trulyは以前、BYAMのJakeをゲストに迎えた
"Delusional Paradise"って曲を出してますが、
今度はBYAMがMikailaを迎えた曲を作った。
大物とかベテランがゲストだと一方通行で終わること多いけど
こうしてキャリアの近いバンド同士が
お互いの楽曲に参加し合う関係性、良いですね( ´∀`)b





Armageddon
ラスト10曲目にしてようやくお目見えした
今作のタイトルトラック。
イントロから響くサイレンのSEが不穏な空気を煽るけど
曲調はきっちりエモーショナルナンバー。
およそ5分にも及ぶ尺は、ダントツで今作最長。
サウンドを聴いてる限りでは、タイトルからくる
悲壮感や終末感はあまり感じられないのも
やはりPOP PUNKバンドたる由縁かな。
でも、締めの1曲には相応しい雰囲気です。
1曲目からエンディングを務められる展開もあったけど
こちらはこちらで、全編通してのラストにピッタリ。





以上、

Between You & Me『Armageddon

でした。

今作のタイトル、最後の曲のタイトルもだけど

POP PUNKよりもメタルバンドが出しそうな

Armageddon
世界終末の最終戦争

なんてタイトルの割に、

BYAMなりのPOP PUNK鳴らしてるギャップよ。笑

こんなタイトルだからって

それに合わせた曲調になられても困るけどなw


しかし、レビューでも言ったように

今作はこれまで通りのPOP PUNK感はもちろん

リズム感に秀でたような曲が多く、

自然と体が動かしたくなるノリの良さが良い。

それにより必然的に曲調は明るくなり、

それがまた聴いてて楽しい気持ちにさせる。

疾走感のある曲はなくなってしまいましたが、

それがなくても楽しめるほどに、

1枚のPOP PUNK作としての満足度は高いです。

何より、バンドとしてもまた2枚目のアルバム

音楽性を変えるバンドも少なくない中、

まだまだPOP PUNKしてたことが何より嬉しい。


そんな期待のオーストラリアPOP PUNKの最新作

Between You & Me『Armageddon

不作が続いた今年のPOP PUNKアルバムの中でも

確実に上位に食い込む良さを秘めた作品です。

是非ぜひ、チェック!





関連記事





参加ゲストのバンド