前回、冒頭で動画のサブスクについて書きましたが

その点、音楽系のサブスクは

主要なとこにはちゃんと配信するし、

動画に比べて、音楽方面はまともな気がする。

Spotifyのみで独占配信!

なんて阿呆みたいなことないですしね。

しかし、商魂たくましい日本企業なんかは

音楽サブスクでユーザー数世界一でも

再生に対する還元率の低い

Spotifyを無視したりするのが未だにいたりするけど、

そういう守銭奴連中以外は、主要サブスクには対応してるし。

動画に比べたらユーザーに優しいよね。

広く展開しないと損するのは自分たち

ってのが映画よりも顕著だったとしてもね。

どうも、トトです。



年末に近づくにつれ、

ようやくPOP PUNK盛り上がってきた!

と、最近のリリース作品を見て思う今日この頃。

前にどこかでも言いましたが、

EPはめちゃくちゃ豊富でも、

アルバムリリースは少ないんよ今年のPOP PUNKシーン。

そんな中でリリースされた今作。

11月最初の新譜レビューであり、

今年84枚目となる新譜レビューはこちら。




20211105_011954
Youth Fountain『Keepsakes & Reminders』
01. My Mental Health
02. Century
03. Hideaway
04. Peace Offering
05. Reminders
06. Dark Grey
07. Vertigo
08. Aimless
09. Nosedive
10. Mishap
11. Jinxed
12. Take One Capsule a Day
13. Scavenger
14. Keepsake





少し前にReal Friendsへの移籍が決定したCodyが抜け

正式メンバーはTyler1人となってしまった、

カナダ産POP PUNKバンドのYouth Fountain

2枚目のアルバムKeepsakes & Reminders

前作同様Pure Noise Recordsから11/5にリリース。


Tyler1人残されても、先行曲を聴くに

ちゃんと"バンド"として2枚目を作ってくれて何より。

そして、その先行曲からも

今作への不満は抱かないような曲だったので、

こちらも安心&期待して聴くことができました。

そんなYouth Fountainの2枚目

どんな作風だったのか、語っていこうと思います。





My Mental Health
1曲目はギターの弾き語り調に始まる。
半分を過ぎたあたりで本格バンドサウンドになり、
Tylerのボーカルも本格的に。
そうして約1分弱の曲をイントロ的に…


Century
前作の"Helpless / Letters To Our Former Selves"のように
地続きで始まり、MVも2つで1つの作りがまた
前作の上記曲を思わせる、この1~2曲目の流れ。
疾走感のあるエモーショナルなPOP PUNKサウンドは
それこそ前作から継続しているところで、
Codyが抜けても、Youth Fountainとしての音楽性は
全く崩れることなく、一貫していたのがとても好感。
ボーカルもTylerがメインになってはいるけど、
CodyがいたらCodyがいたら歌ってるんだろうな
っていうコーラスやバッキングなどの
ボーカルワークも含めてきっちり貫いていて
この1曲を聴くだけでYouth Fountainとしては
文句無しの1曲に仕上がっています。





Hideaway
続く3曲目は、かき鳴らすギターのイントロから
こちらも疾走感のあるサウンドへとなだれ込む。
さらに速度を上げる疾走パートへ入り、
Tylerのボーカルとシャウトするバッキングも含め
良い感じに攻めた曲になっていて、
たったの2分弱で駆け抜けるこの曲は
聴いてるこちらもテンション上がるヾ(* ゚∀゚)ノ


Peace Offering
今作の中ではLyric Videoとして最初に公開された4曲目。
これを聴いて今作にも安心、期待を持てた曲でもあります。
細かく速く叩くドラムにギターが乗り、
Tylerが歌い始めることでエモーショナルに。
大きな転調もなく、一貫して耳触りの良い
エモーショナルPOP PUNKを展開する1曲。





Reminders
変わって5曲目は、アンビエントなサウンドに
静かに、しかし大きく膨らませていくような
1'20"ほどのインタールード的インストトラック。


Dark Grey
そしてエモーショナルなギターから始まる6曲目は
およそ5分にも及ぶ、今作最長トラック。
スローテンポなワケではないけど、ここまで長い
POP PUNKバンドの曲も珍しい。
Tylerのボーカルはそのままだけど、
バッキングは要所で叫びつつも、
Tylerと重なる部分は控えめに優しい歌声を響かせる。
Codyはいなくなっても、基本はツインボーカル
って感じでいきたいのかな?Tylerも。


Vertigo
7曲目はイントロから少しテンポアップし、
POP PUNK的なノリを取り戻します。
やはりここでも要所で叫ぶバッキングが耳を突く。
シャウトが前面に出てくるパートもあるし、
そこではTylerではないメンバーのボーカルが聴ける。
シャウトパートのあるなし、長短でいったら、
この曲がいちばん叫んでる部分は長いかも。





Aimless
8曲目はイントロから走り出す爽快感。
エモーショナルながらも、やっぱこうやって
PUNKたる部分、疾走感のあるPOP PUNKは
上がるんだよなヾ(* ゚∀゚)ノ
そこに挿し込まれるシャウトもまた良いです。
前曲もそうだったけど、シャウト自体は
前作よりもけっこう多く取り入れてるイメージ。


Nosedive
9曲目も冒頭から琴線に触れるクール感を醸し出す。
Youth Fountainの展開するPOP PUNKって、
自分の好きな明るく楽しいポジティブタイプじゃないけど
エモーショナルでも疾走感があり、今作に至っては
楽しいよりも、カッコイイと思えるクールなサウンド
ってのが押せるポイントかもしれません。


Mishap
10曲目は、エモーショナルな方に寄ったPOP PUNKで
Tylerのボーカルから幕を開けます。
シャウトがあることももちろんだけど、
Tylerの声質も、こうして聴いてると
改めてPure NoiseのPOP PUNKに合うなぁと。
Riseでも良さそうだけど、やっぱPure Noise
それが実感できるPure Noise POP PUNK


Jinxed
ギターから入る11曲目も、バンドの音楽性を損なわない
エモーショナルなPOP PUNKを展開しています。
でも、これまでとはちょっと雰囲気違うかな?
クールさよりも、ピースフルさが前に出るような
そんな曲になっているように思います。
後半はテンポアップし、POP PUNK感を示します。
最後は弾き語り調になるのが◯です。


Take One Capsule a Day
浮遊感のあるアンビエントなサウンドに
木の葉を踏む足音のようなSEが鳴る始まりの12曲目。
およそ3分の歌もの的雰囲気の曲だけど、
エモーショナルなシャウトあり、短いながらも
ガッツリ!エモーショナルに寄った極エモトラック。


Scavenger
そんな曲から打って変わって、
リリースから約ひと月前にMVが公開された13曲目は、
メロディックパンク寄りなクールなPOP PUNKになっていて
これはこれで(* ゚∀゚)カコイィ!! と、思ったもんです。
MVになってるせいもあってか、訴求力あり、
今作に於ける牽引力もあるような気もします。
終盤の叫び倒すボーカルも、これまた圧巻。





Keepsake
ラスト14曲目は、これこそ走る気満々!
っていう掻き鳴らすギターから始まり、
その通りに一気に疾走パートへ突入するヾ(* ゚∀゚)ノ
サークルピットが捗るようなスピード感(* ゚∀゚)イィネ!!
中間は少し落ち着き、再びシャウトと共に歌い、
再び後半の爆速パートへ。
そして終盤は再びツインボーカルスタイルで、
ラストは叫び倒して終わりを迎えます。





以上、

Youth Fountain『Keepsakes & Reminders

でした。

前作時点で、ただでさえ正式メンバーは

CodyTylerの2人しかいなかったのに、

CodyReal Friends加入前、

Tylerソロで前作の曲だけどアコギ版でリリースしてたし



この時点でCodyがいないことに

あれ…?とは思ったけど、

そこからCodyYouth Fountainを抜け、

Real Friendsのボーカルに抜擢されました。

Youth FountainTyler1人になってしまい

こちらとしてもどうなるか不安ではあったけど

それが杞憂に終わるほどに

しっかりYouth Fountainサウンドは継続で

とても良い作品になっていて何よりでした。


しかもソロのままの状態でリリースするでもなく

こうしてサポートを率いてバンド編成になり、

Cody在籍時の音楽性と大きく変わることなく

14曲ものボリュームあるアルバムを作ってくれた。

これからもYouth Fountainは大丈夫

と、Tylerが言っているようでもあり、

ファンに向けても言っているような作品で安心しました。


Real FriendsでのCodyが半無個性化したように聴こえたのは

Youth Fountain期のようなシャウトがなくなったことと

Tylerとのツインボーカルではなくなり、

Codyがピンボーカルになったことが原因なのかな?

声質の特徴的にはTylerのが強いように感じるし、

どっちかっていうとTylerのが男臭いというか、

男が好むような声質してるような気がすんだよね。

State ChampsDerek的なさ。


そんなTylerのみとなって作り上げた今作、

前作からしっかり音楽性を継続しつつも

強いて変わったところを挙げるとすれば

やはりシャウトパートが増えたこと。

ガッツリ叫んでるところもあったくらいだし、

基本はエモーショナルだけど、

ボーカル面ではこうして激しい面も出していく

ってのが、Tylerが今やりたいことなのかな?



そんな新体制…と言っていいかどうかは微妙だけど

音楽性的な変化は少なく、良作となった2枚目

Youth Fountain『Keepsakes & Reminders

前作でバンドを気に入った人は、

今作もきっと気に入るんじゃないと思います。

是非ぜひ、チェック!





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