この前の日曜日、モデルナワクチン2回目接種。

2回目の方が副反応が出やすい言葉通り、

翌日には高熱&頭痛に悩まされました。

37.8℃とか出たけど、自分は平熱が35℃台の為、

36℃台の人が38℃出したくらいシンドかった…

なんて思ってたら、38.0℃までフツーに上がるしよ(;´Д`)

冷えピタしてたら熱上がるとか何だよ意味ねーな

ホント、コロナ重症化を防ぐためのワクチンなのに

それで体調が崩れるとか

クソほど納得いかん

どうも、トトです。



今回で10月分最後の作品となります。

ようやくか!

って気持ち半分、

え、いきなり?!

って気持ち半分w

しかし、この新譜は

ある種、世界中が待望してたのではないだろうか。

そんな今年83枚目の新譜レビューはこちら。




20211106_204354
Limp Bizkit『Still Sucks』
01. Out Of Style
02. Dirty Rotten Bizkit
03. Dad Vibes
04. Turn It Up, Bitch
05. Don't Change
06. You Bring The Wrost In Me
07. Love The Hate
08. Barnacle
09. Empty Hole
10. Pill Popper
11. Snacky Poo
12. Goodbye





ニューメタル全盛期を支えた代表的なバンドの1つ

Limp Bizkit

前作『Gold Cobra』から、およそ10年ぶりとなる

6枚目のアルバムStill Sucks

ハロウィン当日の10/31、遂にリリース!


長ぇ!w

新曲?あー作ってる作ってる

アルバム?あーもうすぐもうすぐ


なんて言って引き延ばしてたのに、

出すとなったらアッサリ出すんだなw

しかも、そこまで前情報はなく

半ばサプライズ的なリリースじゃなかった?

そういうところもリンプらしいというか何というか…w


しかし、まぁ

こうして遂にリリースされたワケですしね。

早速、聴いていこうと思います。




Out Of Style
FredのMCから重いサウンドが響き
D!! J!! Lethaaaaal!!
のコールからのスクラッチとか上がるな(* ゚∀゚)
そして、Fredのおちゃらけたような
高音ラップボーカル聴くとリンプだなーって感じする。笑
この曲では若干の歌パートもあるけど、
Wesのギターによる重いリフにスクラッチが混ざる
今時のバンドにはなかなか見られない、
ストレートなニューメタルを感じられるのも
ニューメタルのパイオニア的存在だからこそか。





Dirty Rotten Bizkit
そんなニューメタル感はこちらの方が遥かに上な2曲目。
イントロからかき鳴らされるWesのギターが
冒頭からめちゃくちゃクール!
その後の展開からしても前曲よりも断然ニューメタルで
良いよー!すごく良い!(* ゚∀゚)
らしさ溢れるとはまさにこのこと。
さすがはタイトルにバンド名の一部を入れただけはある。
ニューメタル全盛期を担った一角たる様を
大いに見せつけてくれたような1曲です。
個人的には間違いなく今作No.1の楽曲。


Dad Vibes
Fredのけだるいラップから始まる3曲目。
ここもWesのギターを中心にサウンドに重さあり、
このミドルテンポ感もニューメタル感を醸し出す。
後半から終盤にかけてのなーなーコーラスは
こちらもシンガロングタイムになりますね。

今回、この曲の歌詞の中で
New kid back on the block with a R.I.P. 
New kid"Nookie"に聴こえて
ちょっとテンション上がっちゃったよ。笑
結果、Nookieとは違ったけど
こういう風に歌詞の中に過去の曲のタイトルとか
入ってるのを見つけた時にテンション上がるのは
自分だけでしょうか?笑

今年の夏ころだったか、夏前だったか忘れたけど
Fredの見た目の変貌ぶりも話題になりましたよね。
Videoでは1'30"以降に、そんなFredまみれになるので
やばい洗脳感ハンパないですw





Turn It Up, Bitch
4曲目はベースが響いて始まるラップトラック。
銃の発砲音、刃物を合わせる音、サイレン、
クラクションにマシンガン、パンチ音にゴングと
ここでは歌詞、というか
歌詞の中の単語に合ったSEを多用した面白ラップトラックに。

そんな歌詞で、
Everybody needs some hardcore, fucked-up bang-your-head shit
So turn it up, bitch

の、Everybodyから始まるフレーズ聴くと、
なんかリンプっぽいなって思ってしまうのは
やっぱそういう曲が昔から耳に残るからかな。


Don't Change
これまでのニューメタルやラップトラックの曲から
5曲目はまさかのアコギナンバー∑(・ω・ノ)ノ
Fredって歌えたんだな…笑
いや、もちろんできたんだろうけど
これまでのイメージ的にね。
ここへ来て意外な一面を垣間見た感じ。


You Bring The Wrost In Me
6曲目は冒頭からベースが響き、ドラムが来て、
リズム隊と共に展開するインディー/オルタナポップ感。
そこから急展開でいきなり叫びまくるの
振り幅のデカさにわろたw
再びインディー/オルタナポップ感に切り替わり、
そして再びシャウトと共にアグレッシブな展開w
展開がデッコボコなの、嫌いじゃないです。
そんな後半から終盤にかけて、
バンドサウンドもアグレッシブな雰囲気で終わります。


Love The Hate
このFredとは違うラップしてるの誰だ?
ってのが気になる7曲目。
声質的にも黒人ラッパーっぽいよね。
交互にラップをかますラップバトル的な展開が◯
音数少なめだからこそ、ベースのかっこ良さが引き立つ。


Barnacle
続く8曲目はしっかりバンドしてるんだけど
なんか…Nirvanaみてぇw
序盤のニューメタル感返せw
って言いたくなるほど、今作はバラエティ豊かだな。
そんなNirvanaみたいな曲の最後、
Get off!! of meeee!!
と叫ぶラストは、こちらもシンガロングして
思いっきり叫びたくなりますね。


Empty Hole
9曲目は再びアコギが鳴るイントロから。
今作のアコギトラック2つめですね。
コーラスを含め、タイトルを繰り返す歌うキャッチーさ。
そして2分以内に収まるサクッと感もあります。
逆に短いからこそ、こういうの入ってても
気にせず1枚通しで聴けるお手軽感があります。


Pill Popper
冒頭の語り調から幕を開けた10曲目は、
再びアグレッシブなバンドサウンドに。
要所でFredも思いっきり叫んでいて、
叫んでるところは漏れなくサウンドも攻めてる。
しかし、このサウンドと雰囲気と
序盤の気だるい感じのボーカル…
どっかで聴いたことあるけど誰だったかな…
そんなボーカルを披露してるのは紛れもなくFredですが
相変わらずFredのボーカルスタイルの幅広さは
ホントすげーなと思ってしまいます。
Fredほど多種多様なスタイルで歌うボーカルって
昨今のバンドだと全然いないもんね。


Snacky Poo
袋ガサゴソ…からの
スナック菓子食ってんじゃねぇ!w
と、タイトルからして"らしい"入りをする11曲目。
曲が始まるとラップトラックなサウンドに。
ここでもFredとの別のラッパーがいる?
と、2人のボーカルでラップトラック特化の展開。
やっぱこう、お互いにラップの応酬して
スクラッチが鳴る雰囲気良いよね。

アウトロはクリーニング屋?のロバートが
電話でWesにインタビューを行うという
ワケのわからん茶番が収録されていますw
Wesの回答に時差があるのは
引いてるのか、単純に距離的な問題かw
そうでなくても、Wesから回答をもらうたびに
Fantastic!!
って言うの笑うわw
そもそもWesとロバートのテンションが差がもうw


Goodbye
ラスト12曲目は、ラストに相応しいタイトルの曲。
ポップかつエモーショナルな曲調で
ここでもFredの謎に美声を耳にします。笑
いや、曲自体はもちろん良いんだけど
これをリンプがやってる、Fredが歌ってる
って思うと、今作後半はなんかもうワケわからんなw





以上、

Limp Bizkit『Still Sucks

でした。

ライブで見るリンプの姿さながら、

真面目なのかふざけてんのか

よくわからん作風の新譜でしたね。笑

それがリンプだ!

と言ってしまえばそれまでなんですがw

でも、アルバム序盤のニューメタル感は

さすが!の一言。

最近のバンドにはないオリジン感というか、

そういったニューメタル全盛のバンドたちに

影響を受けているのが今のバンドなので

それも当然っちゃ当然。

これぞニューメタル!

ってのを、まざまざと見せつけられる曲でした。

欲を言えば、こういう曲で固めた作品が聴きたかった

そんな気持ちもあるのも確かです。笑

"歌える"Fredも新鮮でしたけどねw


そんな待ちに待った新譜をリリースした

Limp BizkitStill Sucks

10年待った人も、そうでない人も、

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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