そりゃあ、ねぇ…

少し前に



こんなことも言われてましたが、

数だけこなしてオタクになれるなら安いもん。

コイツらみんな上っ面しか見てねんだもん。

そもそもオタクって、

なろうとしてなるもんじゃないだろ…

自称するもんでもないし、基本は他称だと思うんだけど

最初は『好き』から始まって

そこからどんどん追求して、深掘りして

"気付いたら"なってるのがオタクだとなんじゃないか…

周りに合わせる為とか、

話題になってる、流行ってるとか、

触れる理由を周りに依存してるんじゃあ、ねぇ…

大前提として"自分自身"が

そのコンテンツ、その作品を"好き"って言えないのに

そりゃあ何ぁーんも知らん

ペラペラの自称オタクも生まれるってもんです。

と、こういうの見るたびに思います。

どうも、トトです。



今年82枚目となる今回の新譜レビューで

10月最後の金曜日リリース分は終わります。

そこからズラして10月最終日に

まさかの新譜を出した連中がいるので、

まだ10月分は終わりませんが(。-∀-)笑

まぁ、それは置いといて

今回のバンドは何気に1stから取り上げていて

今回で3枚目。

本来、自分が取り上げなくても…なジャンルですが

もうここまで書いてきたなら

自分にハマらなくなるまで取り上げ続けようじゃないか、と。

そんなバンドの最新作はこちら。




Bad Wolves_Dear Monsters
Bad Wolves『Dear Monsters』
01. Sacred Kiss
02. Never Be the Same
03. Lifeline
04. Wildfire
05. Comatose
06. Gone
07. On the Case
08. If Tomorrow Never Comes
09. Springfield Summer
10. House of Cards
11. Classical
12. In the Middle





US産ヘヴィメタルバンドのBad Wolves

オリジナルメンバーでもあるvo/Tommyが脱退し、

新たなボーカリストDanielを迎え、新体制初の作品で

通算3枚目となるアルバムDear Monsters

Better Noise Musicから10/29にリリースしました。

バンド名を表すようなシンプルなアートワーク

BMTHの"The House of Wolves"プレイ時に

後ろに映ってたオオカミみたいでカッコイィですね。

DSC_2579


そんなBad Wolves

ボーカリストとして確かな実力者であった

Tommy Vextが脱退してしまい、

どうなることかと思いきや、

前作から大きく期間を空けることなく、

新ボーカルと共に新たに再スタートを切りました。

このへんは凄いですね。

メンバーなんて全然変わらないのに

数年かけてシングルしか出さないバンドだって

今は珍しくもないのに(国内とか特に)


ではでは、その新たなボーカル

Danielと共に作り上げたBad Wolvesの最新作

早速、聴いていこうと思います。




Sacred Kiss
潜水艦の信号のような打ち込みSEと、
それに合わせたクラップパートから幕を開ける1曲目。
そして早くも新たなボーカリストDanielの声が響く。
こうして聴いてみると、声質的にはTommyと似てるな。
と思ってると、ヘヴィサウンドと共に疾走感のある
アグレッシブな展開でテンション上がります(* ゚∀゚)
確かな重さを持ちながらもメロディック、
おーおーコーラスはシンガロング衝動に駆られる。
ブレイクダウンするところでは、Daniel
ロングシャウトの後に、厳ついスクリームを披露。
ラストはおーおーコーラスでフェードアウト。
オープニングに相応しい攻め曲でした。


Never Be the Same
続く2曲目は更なる重さを見せるイントロから。
グルーヴメタルというか、ある種のニューメタルのような
大いにグルーヴ感のある展開から、
クリーンボーカルが光るサビに。
タイトルを歌うサビの最後は、
こちらもシンガロングしたくなりますね。
先行曲を聴いた時点ではやっぱTommyが…
なんて思ったけど、Danielだいぶ良いぞ(* ゚∀゚)
そんなボーカルに負けじと、ギターソロを入れてくるのが
しっかりメタルバンドしてますね。笑


Lifeline
そんなDanielのクリーンが開幕から響く3曲目。
ハードさ、アグレッシブさの面で言うと、
前2曲よりも遥かに劣るけど、その分、
メロディ特化になっているように感じます。
それゆえの聴きやすさと、Danielのクリーンが存分にいきる。
激しいメタルを期待している人は残念かもだけど、
Tommy時代からもこういった曲はあったし、
個人的には全然あり。
グッドメロディな曲大好きヾ(* ゚∀゚)ノ
MVもこうした曲で出しているあたり、
バンドとしても自分たちの強みをわかっているんでしょう。

4



Wildfire
続く4曲目は、タイトル的に攻めを感じるが
オープニングはDanielと共に静かな始まりを見せる。
むしろ歌もの感は前曲よりも上でした。笑
しかし、Tommyに負けずとも劣らない、
Danielのボーカルで紡がれるこのメタルバラードも
スッと耳に馴染んできます。
メタルバンドとは言え、叫ぶことが全てではないし
こうしてクリーンが秀逸なボーカルはとても良い。
Tommyにしろ、Danielにしろ、
それを大いに実感させてくれるのがBad Wolvesというバンド。


Comatose
Danielからの始まりが続く5曲目。
高音のギターはエモーショナルを掻き立てつつも
バンドサウンド自体は重さが際立つ。
ボーカルはクリーンを継続して歌う。
ちょっとシアトリカルっぽい雰囲気を感じるかな?
長年生きた吸血鬼の城なんかで流れて欲しい。笑
ラストサビでは、クリーンで歌い続ける裏で
バスドラを激しく連打する様がとても良い。


Gone
エモーショナルな雰囲気は継続する6曲目。
そもそもこのタイトルの曲は、Bad Wolvesでなくても
エモーショナル寄りな曲が多い気もする。
そして、わかりやすくタイトルを取り入れた歌詞は
シンガロングしたくなる部分でもあります。
それは今作のこの曲でも同じでした。
曲頭から取り入れていた、神聖なコーラスじみた
打ち込みなのか、疑似コーラスなのか、
それが何気に良いです。


On the Case
7曲目はこれまでの歌もの感を一掃するような
激しいサウンドとスクリームから幕を開けます。
サウンド自体はメタルコアっぽくもありつつ、
それと比例するようにボーカルも激しくなる。
しかし、サビではクリーンを歌う。
後半ではブレイクダウンできっちり落とし、
シャウトも同時に展開。
そしてラストサビはヘヴィサウンドとクリーン。
攻め度で言えば、今作でも上位のアグレッシブトラック。


If Tomorrow Never Comes
ミドルテンポかつ、リズミカルな重さで
スタートする8曲目。
再びクリーンボーカルがメインを張りつつも、
バンドサウンドは重さをキープします。
先日レビューしたGemini Syndromeも通じるような
オルタナメタル感を醸し出します。





Springfield Summer
9曲目はまさかのアコギ?!∑(・ω・ノ)ノ
というオープニングを見せます。
むしろ曲の雰囲気的にも爽やかさがあり、
タイトルさながら、スプリングフィールドの夏を
サウンド面でもきっちり表現してるのか。笑
この曲だけ、良い意味で異質すぎるなw
音の重さを軽減させれば、POP PUNKでも通用しそうw
後半のギターソロパートでの疾走感とかもさ。
こういうのもDanielボーカルで合うから素敵ね。


House of Cards
10曲目も歌もの系かな?と思ったら
ガッツリ!ヘヴィなリフで始まってくれました。
しかし、Danielのクリーンは継続。
重いサウンドとのギャップが◎
ブレイクパートは、入りのリフがまたクールで
ここでは厳つい咆哮も飛び出します。
そこから更に続くギターソロも必聴で、
荒ぶるドラムと共に進行する様が良いです。
Better than an outcome you can never outrun!!
のシンガロングパートも熱く、
そのワードを叫びながらの疾走パートが
ラストにくるのもgoodです。





Classical
アラームのようなリフで幕を開ける11曲目。
イントロのヘヴィサウンドは凶悪的。
しかし、その後のクリーンボーカルで調和される。
さらにその後のラップ調の早口パートの攻め感が良い。
締めは激しいサウンドと呼応するかのように
ドスの効いたスクリームを展開して終わります。


In the Middle
冒頭から歌もの感の強い始まりを見せるラスト12曲目。
こういった曲でこそ、クリーンが映える。
サウンドはもちろん、ボーカルのクリーンも。
ギターソロから始まる後半の展開は、
しっかりバンドサウンドを前に押し出し、
壮大なメタルバラードな様を露わにします。
ライブでも、音源でも、ラストに相応しいと思える楽曲で
本作を締めます。





以上、

Bad Wolves『Dear Monsters

でした。

M9. Springfield Summerでは

あまりのギャップに驚いたけどw

それ以外は、ボーカルが変わったけども

バンドの音楽性としては前2作から一貫。

その新たなボーカルDaniel

叫ぶことはもちろん、それより何より

クリーンの方に魅力を感じるボーカリストなのは

それこそTommyと同系のボーカルだと思います。

バンドもそういった自分たちの色を崩さない為に

そういったボーカルを選んだってことが

聴く側としても想像に難しくない気もします。

これならTommyの後釜を

しっかり務めてくれそうで安心です。


そうして、どんなバンドであってもキモとなる

ボーカルの交代という事態に陥っても、

変わらぬ音楽性を貫いたバンドの最新作

Bad Wolves『Dear Monsters

前作、前々作から聴いている人でも

すんなり聴けると思います。

今回が初めてとなる人ももちろん、

是非ぜひ、チェックを。





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