10月も既に2回の金曜日を迎えたワケですが

ウチで書けるような新譜がなさすぎて

ピーンチ!(; ゚∀゚)w

先月までの忙しさは何だったんだw

クッソw 極端すぎだろコラw

どうも、トトです。



また見逃している可能性もなきにしもあらずですが

とりあえず10月第2週の新譜レビューは

今回の作品のみ

9月末から新譜少なかったので、

その間にストックした過去作+映画/ゲームで

次の金曜までもたせることは余裕ですが…

って、いつのまにか嘆くようになってますが

状況的に新譜レビューが増えてるだけで

そもそもウチはレビューブログじゃないんだよな…笑

とはいえ、今は新譜に救われてるのも事実。

そんな今年74枚目となる新譜レビューはこちら。




1000x1000x1
Sumo Cyco『Initiation (Deluxe Version)』
01. Love You Wrong
02. Bystander
03. Vertigo
04. Bad News
05. No Surrender
06. M.I.A
07. Cyclone
08. Run With The Giants
09. Overdrive
10. Power & Control
11. This Dance Is Doomed
12. Awakened
13. New Jive
14. We Are The Nation
15. Sun Eater





カナダ産ガールズロックバンドSumo Cyco

3枚目となるアルバムInitiation

5月にNapalm Recordsからリリースされ、

メジャーデビューを飾りました。

そして、3曲追加されたDeluxe Versionを

9/8にリリースしました。


SUMO(相撲) Cyco(サイコパス(psychopath))

4年ぶりとなる、お久しぶりの新譜です。

しかし、その間にシングルは連発してました。

こうやってシングル連発するバンドは

SpotifyのRelease Radarに新曲が来ても

どうせアルバムじゃねーんだろ?(。-∀-)

と、思わせがちなので、それ故に見逃しがち。笑

今作の無印版とか全く知らなかったしw

Release Radarから、シングルかEPかアルバムか

いちいち見に行かなきゃいけねーのがだりぃんだよな。


とはいえ、こうして年内にリリースしてくれた

Deluxe版を見逃さなかったおかげで、

こうして記事にすることができました。

早速、聴いていきましょう。




Love You Wrong
オープニングからvo/Skyeのハスキーな
シャウトじみたボーカルからスタートする1曲目。
オープニングに相応しい勢いある曲で、
サウンドもボーカルもアグレッシブ!
Not gonna love you!!
not gonna love you wrong!!

と、Skyeに続くコーラスパートはシンガロングを煽り、
更なる盛り上がりに拍車をかけます。
ライブではモッシュを誘発させるような展開で
わかりやすく上がる楽曲、とても良い(* ゚∀゚)

コミカルながら、ちょっとエ口いMVも良いですねw
Skyeは心臓とられてますがw





Bystander
リンキンにこんなイントロあったような…
という打ち込みから始まる2曲目。
ヾ(*≧□≦)ノ Wit!! ness!! THIS!!
のシンガロングからの疾走パートは
セオリー通りで否応なしに上がりますね(* ゚∀゚)
2コーラス目も同じ展開で再び上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
そのあともシンガロングを煽るコーラスから
アップテンポなままサビに突入します。
疾走パートとシンガロングが映える1曲です。

バンドのアカウントから2019年にUPされていた
1曲目のMVの再生回数が8.6万回に対し、
Napalm Recordsから今年2月にUPされたこのMVは
およそ10倍、再生回数85万回を突破!
メジャーデビューすげー!





Vertigo
Skyeのエフェクトがかったボーカルと
シンセサウンドから始まる3曲目。
シンセか、それによる雰囲気か、
いつぞやのLady Gagaっぽさを感じる。
しかし、しっかりバンドしていることは確かで
タイトルを繰り返すサビはとてもキャッチー。
後半にはリズミカルでダンサブルなブレイクも。

バンド見つけた頃から思ってるけど…
Skyeの肉感ボディが良いな…(*゚∀゚)
いや、むしろ男はこれくらいの肉感みんな好きだろ!←





Bad News
前曲の続きかのように
ダンサブルなイントロから始まる4曲目。
どこかダークな雰囲気が漂うけど、
Sumo Cycoらしい原色カラーのポップさもある。
ラウドなサウンドなのは違いないが
テンポ早めで踊れる感じもひとしおです。
ラストサビ前のバスドラ連打が気持ち良い(* ゚∀゚)

この曲だけでなく、既に他の色んなMVにも出てる
ぐるぐる目のスカルも、すっかりバンドのアイコンになりましたね。
このMVでは顔色悪いスカルが活躍してます。笑





No Surrender
5曲目もこのバンドらしい縦ノリラウド感。
1曲目からそうだけど、Sumo Cycoでは、今作では
ギターがラウド面を担ってるような感じがあります。
そして前曲よりもダークな雰囲気は本格的。
序盤はSkyeのラップ調のボーカルでサウンドも控えめ
サビでは縦ノリラウド感を大いに実感する展開に。
タイトルを歌うところはシンガロングしたくなる。
後半にはSkyeのシャウト+ブレイクダウン。
これは前から思ってることだけど、
Skyeのシャウトって汚ぇタイプのシャウトよな。笑





M.I.A
6曲目はよりラップトラック風な雰囲気を強める。
もちろんSkyeもラップ調ボーカルを披露します。
しかし、8-bitのようなピコピコ感のあるシンセが
どこか懐かしい気分にさせてくれます。
2コーラス目が終わったところで転調し、
テンポアップして、シンセは継続しつつも
バンド感を大幅にアップさせてラストへ向かいます。


Cyclone
7曲目は、イントロから走るドラムと
掻き鳴らすギターが先行し、
そのまま疾走パートへと切り替わります。
Cycloneの名に相応しいイントロ!三ヘ(* •̀ω•́)ノ
サウンド控えめにボーカルを前に出して始まり
サビではラウド感を増し、攻めのサウンドに。
アウトロがイントロと同じく疾走感もって締めます。
アップテンポなラウドナンバーな1曲。


Run With The Giants
オープニングはレゲエのリズムを感じる8曲目。
そこからヘヴィなサウンドが響くイントロへ。
そのあと再びレゲエ調に展開していきます。
そしてサビは同様にラウドに攻めるサウンドに。
というように、レゲエラウドな要素増し増し。
後半にはブレイクダウンをぶち込んできます。
やはりこの色んな要素を取り入れ、
様々な顔を見せてくれるのもSumo Cycoの強みですね。





Overdrive
9曲目はオープニングからチャラさが…w
それゆえのノリの良さ、縦ノリ感があり、
チャラついたEDM感を存分に発揮してきますw
タイトルから想像だにしていなかった
クラブハウス向けのダンシングナンバーです。
前曲で言った雑食な様を、2曲続けて見せてくれましたねw


Power & Control
同じ縦ノリ感でも、チャラさは消えた10曲目。
イントロはどこかゲームミュージックっぽさもあり
なかなかに個人的な興味を引きます(* ゚∀゚)
サビに入るとラウドサウンドの縦ノリ展開。
やっぱギターのラウド感が引き立ちますね。
後半は大きなコーラスが響き、
そのコーラスを率いたままラストへ向かいます。


This Dance Is Doomed
11曲目は、イントロからヘヴィサウンドで
(* ゚∀゚)おっ!と思わせてくれましたが、
同時にEDM調のシンセも入ってきて
ガクッとコケてしまう展開に。笑
しかし、サウンド面のラウド感は勢いあって良し。
ドゥームダダダ、ドゥームダダダ、ディ
と、どこぞの民族の呪文みたいのを繰り返すサビは
民族的呪文っぽさはあってもキャッチーです。
同時に鳴る、レゴブロックをカチャカチャやる
みたいな打ち込みがまた面白いな。
アウトロはイントロと同じ感じで締めますが、
ライブ版のような大きな歓声と
Thank you guys so much
と、感謝を述べるSkyeの言葉で幕を下ろします。
日本も早くこういうのが戻ってきてほしい…(´・ω・`)


Awakened
無印版ではラストを飾る12曲目。
冒頭から掻き鳴らすギターの重さが心地良い。
短いクラップパートを挟んで
ヾ(*≧∀≦)ノ He──y!!
のシンガロングからサビへ入ります。
サビはミドルテンポに落ちますが、
やはり全体的にはしっかりSumo Cycoしてて、
彼女ららしい曲に仕上がっています。


New Jive
ここから3曲はDeluxe版に収録された追加曲。
冒頭、そしてイントロを抜けて、
Skyeのラップ調ボーカルからスタートします。
同時に展開するサウンドもアップテンポで良い。
サビではSkyeのボーカルと共にコーラス、
そしてサビの最後には
ヾ(*≧□≦)ノ Gonna burn down the walls!!
と、シンガロングするところが良いですね。
そんな歌詞の通り、ラストサビ前には
ブレイクダウンでしっかり落とすところも○
そしてラストサビの最後ももちろんシンガロング締め!
ヾ(*≧□≦)ノ Gonna burn down the walls!!


We Are The Nation
追加曲2曲目、Deluxe版の14曲目は
Skyeのラップ調のボーカルに、サウンド面も
よりラップトラックのようになったイントロから。
クラップパートと、エフェクトによって
不気味に変化していくボーカルから入るサビは
コーラスも映える声量多めな展開に。
ヾ(* ゚Д゚)ノ We are the nation
ヾ(* ゚Д゚)ノ We are the nation
と、シンガロングでサビを終えたあと、
再びコーラスをまとって、Skyeの叫びから
今作で最も"らしい"ブレイクダウンは
入り方も、ブレイクそのものも今作一のブレイクダウン。
ラストサビは同様に声量多めに展開し、
フェードアウトして締めていきます。


Sun Eater
今作ラストを飾る15曲目は、
遠くで鳴るようなイントロから疾走パートへ。
そのフラグ通りにボーカルが入り、
サウンドは疾走感を伴ってスタートします。
そしてサビは縦ノリヘヴィサウンドに切り替わる。
Skyeも大いに叫びます。
Rise up, rise up, eat the sun!!
と繰り返しつつ入るブレイクダウンでも、
バンドのラウドの根幹、ギターがクールです。
最後の最後に上がる展開の曲を収録したのは
こちら的にも嬉しい限り。

Skyeの7変化的なものが楽しめるMVも
よく見ると太陽までハシゴで来てんの笑うw







以上、

Sumo CycoInitiation (Deluxe Version)

でした。

相変わらずポップにラウドに

色んなこと取り入れてて、面白いバンドですね。

MV見てても、メンバーが楽しそうで何より。笑

サウンド面の聴きやすさはもちろんのこと、

こういう雑食な音楽性ってところも

日本人リスナーとは、かなり相性良いようにも感じます。

ってのは、前作レビュー時にも言いましたが。

もっと広く日本で認知されれば、

気に入る人は決して少なくないと思うんだけどな(。-ω-)


無印版も12曲と申し分ない曲数だけど、

Deluxe版になって全15曲のフルボリュームに!

今作の1/3以下しかないボリュームの作品が溢れる昨今

めちゃくちゃ聴き応えがあります。


そんな、バンド名に『SUMO(相撲)』を冠する

ガールズラウドロックの最新作

Sumo CycoInitiation (Deluxe Version)

無印版から3曲追加して全15曲!

日本のリスナーにも受け入れられる素養は十分。

是非ぜひ、チェック!





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