【ハリウッドからみた現代ホラーのコネクション】
— 六本木 蔦屋書店 (@R_tsutaya_books) September 22, 2021
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こういうの見ると面白いなぁ。
何を見ようか、自分はどの系統が好きなのか
ってのも参考になりますしね。
実際に観る観ないは別にしろ、
秋ホラーは自分もチェックしてるのもあるし、
ここ数年に比べたら、今年はホラーも充実してる感。
どうも、トトです。
前回、『ジャングル・クルーズ』を観て以来
今年27本目となる新作を観てきました。
そもそも何かの映画を観に行った際の
予告編で興味を持ち、チェックしていた作品です。
仕事帰りにちょうど良い時間、場所で公開していたので
公開日当日、9/24(金)に観に行きました。
DINNER IN AMERICA
孤独な少女が家に匿ったのは、覆面バンドの推しメンだった…!?
パティは孤独で臆病な少女。過保護に育てられ、したいこともできず、単調な毎日を送っている。唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、それはパンクロックを聴くこと。そんな彼女が、ひょんなことから警察に追われる不審な男・サイモンを家に匿ったものの、実はその男こそが彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、覆面リーダーのジョン Q だった…。
家族や周囲から変人扱い、社会不適合者、厄介者と蔑まれる、出逢うはずのない二人が、心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく究極のアナーキック・ラブストーリー!
役者としても好きだけど、
近年は裏方、製作側の方でよく名前を見かける
ベン・スティラーがプロデューサーを務めた作品
ディナー・イン・アメリカ
公開規模的にもマイナーなのは間違いないし
それ故に、観たいとは思っていても
そこまで過度の期待をしていたワケでもなかったけど
面白かった!(* ゚∀゚)
想像以上に楽しかったw
しかし、今年はじめに見た作品
『STRAIGHT OUTTA COMPTON』並に
劇中に出てくる「F」ワードが多いの何のw
ヒロインのパティが純粋でw
純粋ゆえに、下ネタが苦手、やや疎いとか
そこがまたストーリーに笑いを提供してくれましたw

そんなパティは見た目通りのナード女子。
喪女って言われても正解かもしれない。笑
ただ、さすがアメリカだと思ったのは
服装…というか、服のカラーやデザインは
しっかりアメリカでしたw

だせーのは確かだけどw
しかし、前髪ありの黒髪メガネが陰キャって
こういうのは世界も同じなのか…w
ってのは、この手のキャラを映画で観るたびに思うわw
そんな彼女の唯一の癒しが
大好きなPUNK ROCKバンドを聴くこと!
観てて思ったけど、これ、観てて共感するような
アングラミュージック好きな女の子多いんじゃないかな…
ライブも徐々に再開されつつも、
まだまだ制限ありな世の中、
パティのように部屋で暴れたりしてる人いないかなw

ただ、いくら好きとは言え、
好きなバンドの好きな曲聴いて
テンションかなりハイになって
挙げ句にオ●ニーは
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
とは思ったなw
日本にもこういう信者っているのかな…w
挙げ句にその際に自分の身体をセルフでチェキして
ファンレターと称したポエムとセットで送るとか
バンドに対する愛の伝え方が
すっげぇアグレッシブ!w
さすがにこれはわからんw
色欲を音楽で発散しようなんて考えたことねぇw
でも、もしかしたらメンバーとワンチャン…
みたいな、下卑たいやらしさがあまり見えないのは
まだマシかなw
しかし、そのポエムがまた
相手役のサイモンには
とてつもない才能だ
なんて言われちゃうから、そら落ちるやろとw
自分の好きなバンドのボーカルってことは
後半まで明かされないものの、
地味子が不良に惹かれていく様を見てるようで…w
でも、それがちゃんとした愛情に変わってくのも
面白かったなーって。

ファンレターの主がパティと知って
最初は逃げ出したのになw
そら引くわw やべーヤツだって思うのが正常だと思うw
戻ってきた時、パティの弟ケビンに
葉っぱ教えちゃうのはよろしくないけど、笑
家族の話は、サイモン自身の家庭を見ると
なるほど、ケビンは養子とはいえ恵まれてるな
って思っちゃうな。
血の繋がりがあろうとなかろうと
自分を信じてくれない、話もまともに聞かない
そんな家族は嫌だもんね(´・ω・`)

サイモンがバタバタしてる間に
メンバーが勝手にブッキングしたことに対し
女の前でやるのがパンクか?
馬鹿みたいにケータイの前でやんのか?
パンクが媚びろってのか?
って言ってたのはかっけーっすね(* ゚∀゚)
対バン相手が顔ファン馬鹿女が
キャーキャー言うタイプのバンドなんでしょう。
反骨心じゃないにしても、
オレもそんな雰囲気のライブはクソ嫌( ゚皿゚)凸
ジョンQはマスクを付けてる
ってのは割と序盤でいってたけど
そのマスクが黒の目出し帽とかw
Masked Intruderかよw
と思ってしまったのは言うまでもなくw
MIよりも遥かに硬派なPUNK ROCKしてたけどもね。
そのPsyops(サイオプス)のライブシーンは
最後の最後に披露してくれたけど
メンバーとオーディエンスの距離が
激近タイプのスタジオライブみたいでした。

倉庫っぽかったし、ガレージライブ?かな。
サイオプス自体は、フツーにPUNK ROCKでフツーにカッコ良い。
そりゃマスクには汗が染み込むわ
ってタイプのサウンド、ライブでとても良い。
今作のタイトルになってる曲
"Dinner in America"もイィネ(* ゚∀゚)b
今作のサントラが配信されてないのがとても残念。
メンバーの裏切りに遭い
そのライブの最中にお縄になってしまったサイモン。
去り際に本当の彼氏・彼女宣言をして、
正式にお付き合いしてることが証明されたシーンは
甘いなーw チョコラテのように甘いなー(*´ω`*)w


思えば劇中では、そういうの意識してなかったと思う
出会った頃から、パティはちゃんと
サイモン、
ねぇサイモン、
って、名前で呼びかけてたんだよな。
最初はそのあとの問いかけにのみ返事してたサイモンも
徐々に、名前で呼ばれたことに対して反応するようになってて
上手いこと作ってんな!(*´皿`*)
なんて思って観てたけどw
サイモンの獄中生活は
献身的で一途で出来る彼女パティにより
充実…って言っていいかはわからないけど
ヒマをもて余すことはなかった様子。
アルバム10枚分くらいの曲が書けた
とか、かっけぇぇえええ(* ゚∀゚)
そのセリフ、最近のバンドに聞かせてやりたいね。
そしてパティは
Psyopsを教えてくれた友だちとバンドを組み
Psyopsの、サイモンの、意思を継いでいるみたい。
序盤にバカにされた馬鹿女にやり返して
スッキリする終わり方するのも定番だけどgood
エンディングはサイモンと一緒に作った曲なのも
エモーショナルで良いですね。
曲はエンドロールの途中で終わるけど
もう1曲、
"Dinner In America"あたりを流して欲しくもあったかな。
って感じで、
色々と語ってしまうくらい楽しめた
DINNER IN AMERICA
でした。
昨年は『mid90s』が、90年代の
スケートカルチャーを中心に作り上げたものでした。
今作は、90年代のPUNKとラブコメを
掛け合わせたような作品だと思いました。

パンフレットも買ったし、主演の2人、
監督のインタビューも読み応えありました。
今作、プロデューサーも複数いる中の1人が
ベン・スティラーだったので、
彼の手がどこまで加えられているかは不明だけど
ベン・スティラーの"コメディ"の部分は
昔からけっこう好きなんですよね。
『ナイトミュージアム』然り
『トロピックサンダー』然り
『LIFE』然り。
今作も、そういった笑いの部分を含め
大いに楽しめた作品でした。
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