こういうの見ると面白いなぁ。

何を見ようか、自分はどの系統が好きなのか

ってのも参考になりますしね。

実際に観る観ないは別にしろ、

秋ホラーは自分もチェックしてるのもあるし、

ここ数年に比べたら、今年はホラーも充実してる感。

どうも、トトです。



前回、『ジャングル・クルーズ』を観て以来

今年27本目となる新作を観てきました。

そもそも何かの映画を観に行った際の

予告編で興味を持ち、チェックしていた作品です。

仕事帰りにちょうど良い時間、場所で公開していたので

公開日当日、9/24(金)に観に行きました。




20210924_103928
DINNER IN AMERICA

孤独な少女が家に匿ったのは、覆面バンドの推しメンだった…!?
パティは孤独で臆病な少女。過保護に育てられ、したいこともできず、単調な毎日を送っている。唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、それはパンクロックを聴くこと。そんな彼女が、ひょんなことから警察に追われる不審な男・サイモンを家に匿ったものの、実はその男こそが彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、覆面リーダーのジョン Q だった…。
家族や周囲から変人扱い、社会不適合者、厄介者と蔑まれる、出逢うはずのない二人が、心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく究極のアナーキック・ラブストーリー!






役者としても好きだけど、

近年は裏方、製作側の方でよく名前を見かける

ベン・スティラーがプロデューサーを務めた作品

ディナー・イン・アメリカ

公開規模的にもマイナーなのは間違いないし

それ故に、観たいとは思っていても

そこまで過度の期待をしていたワケでもなかったけど

面白かった!(* ゚∀゚)

想像以上に楽しかったw

しかし、今年はじめに見た作品

『STRAIGHT OUTTA COMPTON』並に

劇中に出てくる「F」ワードが多いの何のw

ヒロインのパティが純粋でw

純粋ゆえに、下ネタが苦手、やや疎いとか

そこがまたストーリーに笑いを提供してくれましたw


20210924_203838

そんなパティは見た目通りのナード女子。

喪女って言われても正解かもしれない。笑

ただ、さすがアメリカだと思ったのは

服装…というか、服のカラーやデザインは

しっかりアメリカでしたw

20210924_204040

だせーのは確かだけどw

しかし、前髪ありの黒髪メガネが陰キャって

こういうのは世界も同じなのか…w

ってのは、この手のキャラを映画で観るたびに思うわw


そんな彼女の唯一の癒しが

大好きなPUNK ROCKバンドを聴くこと!

観てて思ったけど、これ、観てて共感するような

アングラミュージック好きな女の子多いんじゃないかな…

ライブも徐々に再開されつつも、

まだまだ制限ありな世の中、

パティのように部屋で暴れたりしてる人いないかなw

20210924_204345


ただ、いくら好きとは言え、

好きなバンドの好きな曲聴いて

テンションかなりハイになって

挙げ句にオ●ニーは

工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

とは思ったなw

日本にもこういう信者っているのかな…w

挙げ句にその際に自分の身体をセルフでチェキして

ファンレターと称したポエムとセットで送るとか

バンドに対する愛の伝え方が

すっげぇアグレッシブ!w

さすがにこれはわからんw

色欲を音楽で発散しようなんて考えたことねぇw

でも、もしかしたらメンバーとワンチャン…

みたいな、下卑たいやらしさがあまり見えないのは

まだマシかなw


しかし、そのポエムがまた

相手役のサイモンには

とてつもない才能だ

なんて言われちゃうから、そら落ちるやろとw

自分の好きなバンドのボーカルってことは

後半まで明かされないものの、

地味子が不良に惹かれていく様を見てるようで…w

でも、それがちゃんとした愛情に変わってくのも

面白かったなーって。

DiA_2

ファンレターの主がパティと知って

最初は逃げ出したのになw

そら引くわw やべーヤツだって思うのが正常だと思うw


戻ってきた時、パティの弟ケビンに

葉っぱ教えちゃうのはよろしくないけど、笑

家族の話は、サイモン自身の家庭を見ると

なるほど、ケビンは養子とはいえ恵まれてるな

って思っちゃうな。

血の繋がりがあろうとなかろうと

自分を信じてくれない、話もまともに聞かない

そんな家族は嫌だもんね(´・ω・`)



DiA_1

サイモンがバタバタしてる間に

メンバーが勝手にブッキングしたことに対し

女の前でやるのがパンクか?
馬鹿みたいにケータイの前でやんのか?
パンクが媚びろってのか?

って言ってたのはかっけーっすね(* ゚∀゚)

対バン相手が顔ファン馬鹿女が

キャーキャー言うタイプのバンドなんでしょう。

反骨心じゃないにしても、

オレもそんな雰囲気のライブはクソ嫌( ゚皿゚)凸


ジョンQはマスクを付けてる

ってのは割と序盤でいってたけど

そのマスクが黒の目出し帽とかw

Masked Intruderかよw



と思ってしまったのは言うまでもなくw

MIよりも遥かに硬派なPUNK ROCKしてたけどもね。


そのPsyops(サイオプス)のライブシーンは

最後の最後に披露してくれたけど

メンバーとオーディエンスの距離が

激近タイプのスタジオライブみたいでした。

20210924_204043

倉庫っぽかったし、ガレージライブ?かな。

サイオプス自体は、フツーにPUNK ROCKでフツーにカッコ良い。

そりゃマスクには汗が染み込むわ

ってタイプのサウンド、ライブでとても良い。

今作のタイトルになってる曲

"Dinner in America"もイィネ(* ゚∀゚)b

今作のサントラが配信されてないのがとても残念。



メンバーの裏切りに遭い

そのライブの最中にお縄になってしまったサイモン。

去り際に本当の彼氏・彼女宣言をして、

正式にお付き合いしてることが証明されたシーンは

甘いなーw チョコラテのように甘いなー(*´ω`*)w

20210924_193221
929f973b


思えば劇中では、そういうの意識してなかったと思う

出会った頃から、パティはちゃんと

サイモン、
ねぇサイモン、


って、名前で呼びかけてたんだよな。

最初はそのあとの問いかけにのみ返事してたサイモンも

徐々に、名前で呼ばれたことに対して反応するようになってて

上手いこと作ってんな!(*´皿`*)

なんて思って観てたけどw


サイモンの獄中生活は

献身的で一途で出来る彼女パティにより

充実…って言っていいかはわからないけど

ヒマをもて余すことはなかった様子。

アルバム10枚分くらいの曲が書けた

とか、かっけぇぇえええ(* ゚∀゚)

そのセリフ、最近のバンドに聞かせてやりたいね。


そしてパティは

Psyopsを教えてくれた友だちとバンドを組み

Psyopsの、サイモンの、意思を継いでいるみたい。

序盤にバカにされた馬鹿女にやり返して

スッキリする終わり方するのも定番だけどgood

エンディングはサイモンと一緒に作った曲なのも

エモーショナルで良いですね。

曲はエンドロールの途中で終わるけど

もう1曲、

"Dinner In America"あたりを流して欲しくもあったかな。



って感じで、

色々と語ってしまうくらい楽しめた

DINNER IN AMERICA

でした。

昨年は『mid90s』が、90年代の

スケートカルチャーを中心に作り上げたものでした。

今作は、90年代のPUNKとラブコメを

掛け合わせたような作品だと思いました。


DSC_0092

パンフレットも買ったし、主演の2人、

監督のインタビューも読み応えありました。


今作、プロデューサーも複数いる中の1人が

ベン・スティラーだったので、

彼の手がどこまで加えられているかは不明だけど

ベン・スティラーの"コメディ"の部分は

昔からけっこう好きなんですよね。

『ナイトミュージアム』然り

『トロピックサンダー』然り

『LIFE』然り。

今作も、そういった笑いの部分を含め

大いに楽しめた作品でした。





関連記事