先日のRIOT FEST

State ChampsがFOBの"Chicago Is ~"をカバーして話題に!

ライブの様子がこれまた羨ましすぎる光景なのと、

これを生で聴けたオーディエンスがまた羨ましい!(。>д<)

でも、これを音源化して、各サブスクに配信してくれたのは嬉しい!

アートワークがちゃんとFOBの1stオマージュしてて素敵。

これ、Spotifyでは先行シングルと共に配信されてるけど、

次作にはコレも入るのかな?wk(* ゚∀゚)tk

ステチャンへの期待値がうなぎ登りw

どうも、トトです。



それでは、今年69枚目となる新譜レビュー

今回のバンドは前作レビュー済み

しかし、その前作から色々と紆余曲折あり、

現在の形となりました。

新しく生まれ変わったバンドの

新たなスタートを切る1枚。



20210918_114112
Real Friends『Torn in Two』
01. Remedy For Reality
02. Nervous Wreck
03. Teeth
04. Spinning
05. Storyteller
06. Remedy For Reality (Re-Imagined)
07. Nervous Wreck  (Re-Imagined)
08. Teeth  (Full Band)
09. Spinning  (Re-Imagined)
10. Storyteller (Re-Imagined)





US産POP PUNKバンドのReal Friends

昨年2月に、オリジナルメンバーである

vo/Danが脱退し、新たなボーカルとして

ex. Youth Fountainvo/Codyが加入。

これまで所属していたFearless Recordsから

Pure Noise Recordsに移籍も果たし、

NEW EPTorn in Twoを9/17にリリースしました。


紆余曲折をサクッと言うと↑のような感じ。

Codyには2足で行く選択肢はなかったのか、

RF側から、やるなら専業にしてくれって言われたのか

真相はわかりませんが、Real Friends一本でいくんだな。

そもそもが正式メンバー2人だったところから

1人残されたTylerのみのYouth Fountain




先日、新曲と共に2枚目のアルバムリリースが決定。

少なくともこの曲を聴く限りでは安心できそうで何より。


こうしてCody加入によって

RFが再稼働に到ることが出来たのも事実。

そんな新生Real Friends初の音源、

早速、聴いていこうと思います。


今作は全10曲収録ではありますが、

実質5曲、その5曲の別アレンジ版

という10曲なので、

オリジナルとアレンジ版というていで

レビューしていこうと思います。




Remedy For Reality
まずオープニングとなる1曲目は、
アップテンポにポジティブな雰囲気を感じる
良質なPOP PUNKトラックになっています。
やっぱDanの声で聴いてた期間が長いので
これがReal Friendsかって言われたら違和感あるけど
サウンドとCodyのボーカルはバッチリ合ってます。
Real Friendsっていう前提を抜きにすれば、
元からこういうPOP PUNKバンドがいたってくらい
違和感のない仕上がりになっています。

Remedy For Reality (Re-Imagined)
対して、6曲目のRe-Imagined
RFに限らず、ここ数年で増えましたよね
原曲とは違うアレンジしたRe-Imagined ver
これも元来のバンドサウンドから雰囲気を変え
浮遊系のシンセが鳴るアレンジになっています。
しかし、テンポ感はそこまで変化がなく、
シンガロングパートもそのままではあるので
これはこれで、と思える良アレンジ。


Nervous Wreck
新体制、レーベル移籍が発表されたと同時に
公開された2曲の内のひとつがこの2曲目。
自分も新体制で最初に聴いたのがこの曲でした。
同時に、新体制でも安心できた1曲でした。
しっかりPOP PUNKしつつも、ほんのり香る
このエモーショナルな雰囲気もバッチリ。



Nervous Wreck  (Re-Imagined)
そして7曲目のRe-Imagined
他のバンドのRe-Imaginedもそうだけど、
浮遊系でアンビエントな雰囲気になるの多いよね。
こちらもその例に違わぬ感じです。



Teeth
3曲目はオリジナルの方がRe-Imaginedっぽい。
エモーショナル特化のアコギverですね。
そこにピアノサウンドも取り入れているので
よりエモーショナルな感じが引き立ちます。
コーラス部分も裏声っぽくてキレイめです。



Teeth  (Full Band)
対して8曲目の方はフルバンドver
お互いにお互いの良さがあるのはもちろんのこと
個人的にはやっぱフルバンドのが良いなヾ(* ゚∀゚)ノ
イントロから流れるコーラスもバンドverになってて
よりシンガロングが映えるような感じになってます。
しかし、オリジナルの方から薄々思ってたけど
サビの入りがなーんか聴いたことあんなぁ…と思ったけど
All Time Low"Backseat Serenade"だな。笑
フルバンドになったことで、より顕著になったわw



Spinning
4曲目はイントロからも、お!RF(* ゚∀゚)
なんて雰囲気をバッチリ感じるサウンドに。
これをこのままDanが歌ってれば間違いない!
ってくらいにRF節が全開のような気がします。
もちろん現ボーカルのCodyが歌ってても、
良質なPOP PUNKになってるのは変わりませんけどね。

Spinning  (Re-Imagined)
9曲目のRe-Imaginedの方は、浮遊感あるのはもちろん
イントロはアコギから始まっていて、そのあとの展開も
他のRe-Imaginedの曲よりもちょっとバンド感のが強い。
しっかりギター、ベース、ドラムで構成されてるのがね。


Storyteller
5曲目は、新体制初の御披露目曲となった内のひとつ。
こちらはイントロからエモーショナル押し。
ギターの弾き語り感のある歌ものトラック…
と思ってたら、しっかりフルバンドでした。笑
エモーショナルPOP PUNKには変わりないけどね。
最後を飾るに相応しい雰囲気です。

Storyteller (Re-Imagined)
10曲目のRe-Imagined
ただでさえエモーショナルな曲をどうアレンジするのか
と思ったら、こっちの方がテンポ感が軽快で、
よりPOP PUNKを感じられるアレンジに。
今作の中で、オリジナルよりもRe-Imaginedが好き!
って思えたのは、この曲くらいですね。笑







以上、

Real Friends『Torn in Two

でした。

Cody体制のRFも良いですね。

レビューの最初でも言いましたが、

最初からこんなバンドがいたと言われても

違和感のないPOP PUNKバンドになっています。

しかし、それがDanがいた頃と明確に違う点。

Codyのボーカル、声質って汎用性が高い、

悪く言えば、POP PUNKシーンでは割とよく聴く声質

って感じなんですよね。

慣れの問題もあるかとはおもうけど、

その点でいうと、Danの方が遥かにオリジナリティある。

アイツだ!あのバンドだ!

と、1回聴いて思えるのはDanの方だと思います。

Cody体制のReal Friendsも間違いなく良いけど、

ボーカルのオリジナリティの点のみで言えば、

やっぱりDanに軍配が上がるよなぁ…って感じ。

個人的には、ブログでRFの音源を初レビューした

前作がめちゃくちゃ良かっただけに余計にね。


そんな中でちょっとモヤモヤすんのが

ネット上を見てると、

Danとバンドが仲違いの上の脱退

って風にしたいような人もいたこと。

明確なソースがあって言ってるならいいけど

それもないのに、何でこう脱退ってなると

そっちに持ってこうとするヤツがいるのかがわからんのだけど



↑お互いのこのコメントを見てもそう思うのなら

性格歪んでんじゃねーの?と思ってしまう。



そもそもDanがメンタル不調により

ツアーキャンセルの際も周りの理解があると思えたし。

Linkin ParkChesterが同じく精神からくる

自死を選んでしまった年とも近いし、

周囲の理解も間違いじゃないとは思う。


Danの不調による活動の自粛は

確かにストレスもあったかもしれないけど、

Danの復帰を"待てる"っていう温かさがあるように感じたし

何ならそのあとにアルバムも1枚作ってる。

結果的に、Danの体調に活動が左右される

って部分があったにせよ、双方納得の上で、

お互いにあのコメントを出したように思えます。

表に出てきた言葉を信じるなら、ね。

裏は本人たちしかわからないんだし、

そんなの勘繰ってもしょうがないしさ。



と、色々と思うこともあるけど

バンドの活動再開は素直に喜ばしいです。

Real Friends『Torn in Two

Cody在籍時のYouth Fountain好きは必聴だし、

もちろんReal Friends好きもmust checkです。





関連記事