タワレコみたいな映画DVD/BD区画が

年々どんどん縮小されていった店舗には

公開規模はそこそこの作品のBDでも

発売日から1週間も経ってないのに置かねんだな…

その作品よりも遥かに公開規模が小さく

発売日も同じ日の作品が置いてあるとかも何かな…

単純に売れた売れてないの差もあるかもだけど

ディスクビジネスはサブスクに取って代わられた

ってのを大いに実感した今月初頭。

どうも、トトです。



土日祝日を含めば、10連休の夏休み中

残念ながらその期間中に観たい映画はなかったけど

なんかないかなーと探してたら

4DXで観たい!

と思っていた作品の4DX上映が復活してたので

3,000円払って観に…

否、体験しに行ってきました。



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ジャングル・クルーズ

アマゾンに伝わる不老不死の伝説──<奇跡の花>を手にした者は、永遠の命を手にすると伝えられていた。抜群の行動力と探究心を兼ね備えた博士のリリーは、この秘宝を求めて危険に満ちたアマゾンの旅へ出発する。彼女が相棒に選んだのは、ジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村、“滝の裏側”などの名所の数々を、ジョーク(ときにヤラセも…)を交えながら観光客相手にガイドする、クルーズ・ツアーの船長フランク。彼にもまた<奇跡の花>を探す“ある理由”があった…。目的地は、「伝説に近づく者は全て呪われる」と言われる、アマゾンの上流奥深くの“クリスタルの涙”。はたして、そこで彼らを待ち受ける、謎に包まれた《恐るべき真実》とは…? ミステリアスなジャングルを舞台に、不老不死の力を秘めた<奇跡の花>をめぐる、壮大なスケールの争奪戦が始まる。





予告編の段階で、ストーリーなんて二の次で

こういうのを4DXで観れば面白そうだなぁ

ってのは思っていました。

上映開始当初、やはり同じこと思う人が多かったのか

かなり盛況で行ける日もなかなかなく…

と、諦めていたけど

上映開始から約1ヶ月半、まさかの4DX上映復活!

ディズニーの人気アトラクションの映画化

ジャングル・クルーズ

『シン・エヴァ』以来、人生2度目となる

4DXを体験してきました。


まさかこの映画が

120分を超えるものだとは思わなかったけど、

さすがディズニー、ストーリーは小難しいことなく

シーン毎に楽しませる展開、笑わせてくれる展開もあり、

気付けばあっという間に終わってました。





どこぞの貴族連中を相手にした

冒頭の"ジャングル・クルーズ"シーン

あの手この手で工夫を凝らし、

まさにあのジャングル・クルーズを再現してたのは面白かった。

ピタゴラスイッチ的に作動させてた

滝の裏側ショボすぎてわろたw

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あと、船頭のついていきづらいノリも含めて

再現性が高かったですねw

ロック様こと、ドウェイン・ジョンションが演じる

今作の主役であり船頭フランクはダジャレ攻めでしたw

実際の夢の国キャストにもいそうだわw

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ってことで、ストーリーは二の次とか言っときながら

わかりやすいし、頭からっぽにして楽しめました。

今回はストーリーよりも、4DXならではの感想をば。


ジャングル・クルーズということで

やはりエヴァよりも圧倒的に表現多し。

霧雨みたいな水飛沫を何度も浴びました。

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しかし、雨のシーンなどは

ちゃんと粒の水滴も落ちてくるし、

風が吹けば、劇場にだって風は吹く。

こういうのは4DXならではでしょう。


このシーンにこの効果いる…?(。-∀-)

みたいのがあるのは、エヴァも今作も同じでしたが。笑

そういう面で言うと

打撃、銃撃等の際に耳後ろくらいから噴射される

ボフボフ風…w

これはエヴァの時も思ったけど

いらんとは言わんけど、なんか笑っちゃうわw

効果ってよりも音かな。

ホンット!"ボフボフ"いっててもうなんか…w


同じところからの効果で、

かがり火なんかシーンでは

そこから熱気が噴射されてきますね。

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じんわり温かいけど、アツ!って言いたくなる。

エヴァでも爆発シーンとかでは出てましたね。



でもって4DXを体験して

これは良い!って思ったのがやっぱり

船上のシーン

エヴァのヴンダーシーン然り、今作の船上然り、

空中にしろ、水上にしろ、この浮遊感は

個人的に4DXでいちばんの機能だと思う。


エヴァではL結界境界面からネルフ本部に

ヴンダーで特攻かけるシーン。

今作では滝壺のシーンとか、

浮遊しながらも激しく揺れるシーンなんかは

臨場感たっぷり、没入感が一気に高まります。

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今作の敵側、呪われた連中が出てくるシーンや

なんとも言えない変な匂いが漂いました。

こういう匂い系は良いな。

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今作では、ジャングル奥地や

呪われた不死の連中のシーンで

独特の匂いが散布されました。

不快な臭さではないけど、良い匂いでもない…

言葉で表すのが難しい独特の匂い。

何なら映画館出てからも、家に着いてからも

思い出したようにちょいちょい香ってくるw


エヴァでは加持さん関連のシーンで、シンジくんが

土の匂い…

って言った時に、うっすら香ったような…

エヴァ4DXは一度しか観てなくて、

そのシーンも、ものの2~3秒なので記憶が曖昧。

気のせいだったとしても、

実際に土臭さみたいのが出てたら良いなぁ、的な。



などなど。

今作と、ついでにエヴァの時のも交えながら

4DXの方の感想でした。


今作では、もちろんロック様は言わずもがな

リリー役のエミリー・ブラントも良かったなぁ。

1910年代の英国女性がパンツスタイルなのを見て、

劇中、ロック様からはパンツパンツ言われてたけどw

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キレイ!かわいい!(*´ω`*)

今作はキャラクター的にも茶目っ気たっぷりで余計に。

エミリー・ブラント最初にちゃんと見たのは

『クワイエット・プレイス』かな。(2は未視聴、見る気なし)

あっちと違って、今作はコメディ部分もあるし、

より可愛らしいというか、

素敵にスクリーンを彩っていました(*´ω`*)


今作の公式Twitterを見ると、

本国では主演の2人が船頭になって

実際にクルーズを行う様子が上げられてる。

いーなー、こういうの羨ましいなぁ( ´∀`)






そんなエミリーとは別の意味で

とっても可愛かったのがジャガーのプロクシマ

でか猫かわいいよでか猫(*´ω`*)

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冒頭シーンでは野良が店内に侵入したと思いきや

実はフランクの仕込みで、

フランクの飼いジャガーだってのがわかってからは

もうかわいくてしょうがないよね(*´ω`*)

酔っ払ってゲロ吐いちゃったりとかねw

フランクにはもちろん、最初は凸凹コンビだった

リリーの弟マクレガーとも名コンビを発揮するまでになったりとか。

もちろんCGで作られたジャガーなんだろうけど

でか猫のもふもふ感サイコーでした。




って感じで、

ジャングル・クルーズの感想でした。

2Dでも楽しめただろうけど、

4DXだからこそ、より楽しめたのは確かです。


でも、やっぱり実写を4DXにすると

違和感…ってのもちょっと言葉違う気がするけど

なんかちょっと違う感は出てきちゃうな。

船のシーンが良いとは言ったけど、

実際に船に乗ったことがあれば、

その感覚とはもちろん違うワケだし。

火の熱さだって、あんな生暖かい感じではない。

風も、水も…なんて言い出したらキリがないけど。

映画の楽しみ方の1つとして、

映画をアトラクションに変えるものとして、

楽しく観れるってのはもちろんだと思うけど

実写の4DX化は、まだまだ改善の余地ありな気もします。



PS5の『ASTRO's PLAYROOM』で、

コントローラーのフィードバック機能を

これでもかってほど体験できるゲームみたいに

4DXでしか上映しません!

ってくらい、4DX特化な映画を作ることができれば

違和感も少なく、より楽しめるようになると思う。


そういった意味では

やっぱりアニメとかの、実写ではない作品での

4DXの方が楽しめるかなーとは思いました。

エヴァで4DXを初体験した時も思いったし、

リアルな人間では出来ない動きとかも

アニメなら可能になるし、想像の幅も広がるので

それを4DXで体験する方が

現状では楽しめるような気がします。


実写も、アニメも、

もちろん作品に依るのは前提として、ですが。

そもそも今作が4DXでなかったら

観に行こうとは思わなかったですしね。