なんかこの話題も何度目だって話だけど

○んどけボケカスが

映画館には2度と来なくていいから

家でポチポチしながら見れるようになる

配信されるまでおとなしく待っとけ阿呆が。

こういう連中って、本当に自分が好きな作品とか、

本当に面白かった作品、感動した作品とか、

そういうのに出会わなくなるというか、

見つけられなくなる気がするんだけど、それで良いのかね。

今、まさに話題性だとか、周りとの話のネタにだとか

そういうスタンスなら何言っても無駄か(。-ω-)-3

どうも、トトです。



前回の『ショック・ドゥ・フューチャー』から1週間

この週、この9/3に公開される作品で、

また2つ、チェックしていたものがあったので、

まずは公開日当日、こちらの作品から観に行きました。

今年24本目となる作品です。



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アナザーラウンド
(原題:DRUK)

冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の理論を証明するため、仕事中にある一定量の酒を飲み、常に酔った状態を保つというとんでもない実験に取り組む。すると、これまで惰性でやり過ごしていた授業も活気に満ち、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生が良い方向に向かっていくのだが、実験が進むにつれだんだんと制御不能になり…。




徐々に、しかし確実に

日本でも知名度を上げてきていることが伺える

デンマークの俳優、マッツ・ミケルセン主演の

アナザーラウンド

ゲーム好きな自分と同じような人は、



『DEATH STRANDING』で知った人も多いかもしれません。

もちろん自分もその1人。

自身でも初となるマッツ作品鑑賞です。


世界・日本での知名度を上げていて

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この通り、本作は各映画賞も賑わせただけに

けっこうな公開規模だと思いきや、

そんな予想に反する小規模公開。

マッツが出てるとはいえ、

洋画、しかもデンマーク映画ってことを考えたら

公開規模はそこそこ大きいのかもしれないけど。

…ま、日本だしな(。-∀-)

の一言で片付いてしまうのがまた

情けなくもあり、悲しくもあり、複雑な心境です。


そんなこちらの心情とは裏腹に

観たことに損はないほどには面白かった!

そして、この作品は

マッツ好きが酔いしれそうなのはもちろん、

酒好きな人も楽しめるだろうし、

マッツ好きでなくても、酒好きでなくても、

1つの映画作品として楽しめるだろうと思いました。


まず冒頭から

電車の中での酔っ払いキッズのシーン…

今の世で言う路上飲みしてる馬鹿共と同じように

ああはなりたくないし、死んでも御免だけど

今は世界が、日本が、

クソつまんねぇこんな状況だからこそ

楽しく酒飲んでバカやってる主役のおじさん4人が

とても羨ましく思ってしまった(´・ω・`)

こんなことできる世の中に早よ戻って欲しい。

年を取っても、あぁして一緒に酒飲んで

一緒にバカやれる関係がどれほど良いことか。

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で、マッツを含めたおじさん4人は

あらすじの通り、冴えない高校教師。

授業も上手くいかなきゃ、家庭の中もイマイチ。

そんなおじさんの中の1人、

ニコライの誕生日祝いの席で

マッツ演じるマーティンは1人だけ水を飲む。

その際にニコライが

君に欠けているのは自信と楽しむ気持ちじゃないのか?

の台詞。割と気の持ちようって大事だからね。

美味しいワインが運ばれてきて、

みんなが勧められるがままにワインをゴクゴク飲むマーティン

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すると、授業(仕事も)家庭も

上手くいかないことに涙するマーティン…

それ見て、危うくもらいそうになったわ(´;ω;`)

作中、何度か泣くシーンあるけど、

なんかマッツの泣きの演技、グッとくるな(。´Д⊂)


でも、そこから酒を飲んで

テンション上げていくおじさんたちがまた素敵。

飲み行きてー!ってなる。

配信ライブとライブハウスでのライブが違うように、

家で見る映画と映画館で見る映画が違うように、

宅飲みする酒と店で飲む酒だって違うワケよ。

店で飲む方が明らか楽しいもの。

金さえ払えば、色んなつまみも食えるし、

色んな酒も飲めますしねぇ。


そんな楽しい酒飲みシーンを経て、

学校では心理学担当のニコライからの提案が。

血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事もプライベートもうまくいく

ノルウェー人哲学者が主張していることみたいだけど

4人はこれを実践、検証していくという流れ。



これがまた上手くいっちゃうもんだから素晴らしいw


音楽教師で合唱をやろうとしてたピーターは

軽いジョークも交えながら、

生徒たちの歌を批判し、しっかりやらせてみると

観てるこっちも鳥肌立った(* ゚∀゚)


肝心のマーティンも、既にテンションに差が出てて

覇気があって、授業がとても面白くなってた。

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3人の中から誰が良いかを問いとした際、

飲んだくれ、精神疾患、清廉潔白、

で、生徒みんなが清廉潔白な人物を選ぶと

歴史上、肯定的に捉えられきてきた偉人ではなく、

それがヒトラーだったという結果に大沸き!w

性格や性質上はまともに見えたとしても、

事実として、正常に見えてた人間が

いちばんの大虐殺を行っていた人物でしたー

なんて授業の方が、受けてる方としては面白いもんな。

親から呼び出しくらうレベルのマーティンの授業って

単なる読み聞かせレベルだったしw

でも、本作で描かれている生徒はみんな

日本によくある頭悪いとか、不良だとかで

授業にやる気がないんじゃなくて

この進路に進むためには最低B+以上の評価が必要

とか、自分の将来をちゃんと考えていて、

授業、勉学に関してやる気があるからこそ

アルコール不足なマーティンの授業に不満があった

ってところがまた良かったですね。

読み聞かせの時は生徒も顔が死んでて、

改心してからの授業は生徒もみんな目がキラキラしてて

本当に楽しそうな様子が伺えました。

血中濃度0.05%の効果すげー!(* ゚∀゚)


途中、各界の偉い人たちの酔っ払い映像も流れたけど

クリントン大統領だったかな?

真っ赤やんけw

っていう映像もあったし、

他にも名のある偉人はみな酒飲みだった

みたいな人たちの名前も出てきたので

酒は百薬の長

なんて言葉もあながち嘘じゃないですよねー

なんて。笑


しかし、悪いところもきっちり描いてくれましたw

良きも悪きも、の"悪き"の方は

限界に挑戦してしまったこと

やめとけよー(。-∀-)w

酒飲みがアルコールに対する限界に挑戦したところで

良いことなんて何1つないんだからw


他の3人が限界に挑戦しようとした際、

マーティンは家族に迷惑かけたくないからやめるよ

なんて言ったのに、結局、酒の魔力に勝てずに

4人揃って楽しく泥酔w

そして、大失態をやらかすというね(。-∀-)w

完全にわかりきったオチでしたw

検証もアルコール依存症になる恐れがあるため中断。

そらそーよw

自分も友だち、当時の彼女とかには

軽く迷惑かけたことはあるけど…(。-∀-)笑

寝ゲロするとか、

作中のニコライみたく寝小便するとか、

マーティンみたく溜まった鬱憤をぶち撒けて家庭崩壊とか、

そんなレベルの失敗はしてこなかったけどもw

酒は飲んでも呑まれるな

先人の言葉は大事です。

今作はお酒に関する諺なんかも沁みる部分が多いですねぇ。笑


結果、作中での検証で判明したのは

上手くことが回る血中濃度は

0.05~0.1%前後

って感じですかね。

これが大々的に実証され、許される世の中にならんかなぁ←



しかし、この限界に挑戦してしまった検証が引き金か

トミーがいきなりの死亡∑(OωO; )

トミーが教えてたサッカークラブの

メガネ坊主くんの振る舞いは立派でした。

そのあと、車内で涙を流すマーティンよ(´;ω;`)

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でも、検証中の授業の甲斐あって

教え子たちはみんな無事に卒業。

残った3人も、トミーを偲びつつ飲んでるときに

マーティンに1通のメッセージ

私も寂しい

えぇ…(´・ω・`)

ここでこの展開とは。

飲んだくれ後の家庭崩壊シーンのとき、

マッツも確証があったワケじゃなく

ブラフかける為に言ったのかもしれないけど

俺以外にもいるんじゃないのか?

の言葉に奥さんも

ギクッ(; ゚Д゚)

って顔してんじゃねーよいるのかよw

それでよく俺を責められたもんだな

その通りだマッツよく言ったぞ!ヾ(* ゚Д゚)ノ

少し前、みんなでカヌーを楽しんだその夜

隣のテントにゃ子どももいるだろうに

久しぶりに燃え上がるセク口スもしたってのにねー

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自分の気持ちを律する為だったのかもしれないけど

謝るマーティンをあんだけ突き放しておいて、結果

私も寂しい
会いたい


(トミーが俺たちを応援してくれてる)
私もそう思う


都合がよろしいなオイw

ヨリを戻しても、コイツまた絶対ぇ浮気すんぞw

こんなこと言ってくる奥さんには

あんまり良い感情持てなかったけどなー(。-∀-)

友だちの時はまだしも、色恋沙汰になると

絶ッッッ対に謝らない女性が一定数いるのは何なんだ…

女性が自分の浮気は正当化するってのも

世界共通なんだろうかね…w

お互い悪い、お互いごめんなさいして許される世界は

この世に存在しないのか(。´Д⊂)-3

しかし、このシーンをやる為の犠牲として

トミーを死なせたとすると、それはそれで嫌だなぁ。

確かにトミーは最後までマーティンの味方でいる

って言ってたし、この友情は良かったけどもさ。

そんな奥さんが最後に姿を見せて終わろうもんなら

それこそ台無しだったけどw

最後はポスター通りに、教え子たちと

楽しげに酒を浴びてたから良しとしましたw

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しかし、ポスターのように青空の下ではなく、

曇天だったのがちょっと残念だったけど、

教え子の卒業はとても喜ばしい

でも、トミーは死んでしまい、

奥さんからのメッセージはあったけど

結局こうしてまた酒を浴びている

…っていう、マーティンの心情の表れが

あの曇天だったとしたら、それはそれで納得です。

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全編通して思ってたけど、

生徒のみんな、男はイケメン、女の子は可愛い、

マッツはもちろんだけど、

デンマーク人の外見の良さ素晴らしいですね(´∀`*)



エンドロール後、最後の最後に

デンマークでは16歳から酒類の購入可

と、出てきて驚いたw

言い争ってたときに奥さんが言った

この国の男はみんな酒飲みだからね!

ってのも、こういうところからなのかーw

なんて思ってしまいましたが。




と、今年観た公開規模的なマイナー作の中では

かなり面白い作品でした。

今作を観て、やはり目を引くのは『お酒』

お酒による良い部分、悪い部分は

この映画で描かれてることまんまだと思います。

お酒が好きで、酒飲みであるなら、

お酒による成功も失敗も知るところだろうし、

そういった経験がある人も少なくないでしょう。

お酒を飲んで、血中アルコール濃度が高まってる瞬間

飲んでる最中は、そりゃ楽しくてしょうがないw

一緒に飲んでくれる人がいるなら、

その楽しさは何倍にもなるもんです。

でも、その楽しさを帳消しにしないように

『飲み方』ってのも非常に重要。

そんなことも改めて感じた作品でした。

早くコロナ収まれよォ!(。´Д⊂)



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良い作品だったのでパンフレットも買いましたが

近年買ったパンフレットと比べても

かなり厚くない?

と、ボリュームもバッチリ。

最後にそんなボリュームある内容の中から、

主演のマッツ、監督・脚本のトマス・ヴィンターベアの

インタビューから、印象に残った言葉を載せ、

今回の感想を締めようと思います。

これは酒についての話ではありません。人生を謳歌すること、過去を懐かしんだり未来に期待したりするのでなく、今をエンジョイすることを語っています。依存症についての映画でも、道徳を説く映画でもない。もっと飲めとも言わないし、飲むなとも言わない。「警告のメッセージを送るべきだ」と思う人がいたら、「すみません。そういう映画ではないもので」と言いますね。そういう映画はほかにありますから。
─マッツ・ミケルセン

お酒は素晴らしい芸術を生み出すのを手助けしたりする一方で、家族を崩壊させたり、人を死に追いやったり、社会問題を引き起こしたりする悪い側面もある。それに、僕と(脚本の)トビアス・リンホルムは、生きることについても語りたかったんです。生きているのはなんと難しいことで、美しいことなのか。この映画に登場する4人の男たちは、再び人生を生き生きしたものにしたいと思っています。彼らは好奇心も、やる気も失せた状況にある。彼らにとって、酒には、それ以上の意味があるんです。
─トマス・ヴィンターベア