さすがは訴訟大国。面倒くせぇな。

このamassの記事では

撮影日に両親に支払われた200ドル以上の報酬は受けていないと言っています。

となっているけど、発信元であろう【AFP】の方では

エルデンさんの両親は報酬として200ドル(約2万2000円)を受け取った。

とある。

言い方、捉え方の違いかな?

200ドルもらったのは両親で、

エルデン氏本人はもらってない、ってことかな?

そりゃ当時の年齢考えたら、ねぇ…

でもエルデン氏だって『Nevermind』の周年ごとに

自ら撮った写真が話題になってましたよね。
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こうして自分だって乗っかってるのに

それでも訴訟起こすって、金欲しいだけなのでは?

なんて思ってしまうのは自分だけか。

確かに現代では児ポにあたるかもしれないけど、

20年以上の前のものに今さら問題叩きつけてもな。

世界的にも有名な作品に起用されたんなら、

そりゃ多少の報酬、謝礼求めるのもわかるけど

訴えることより、喜びの方が先にきそうなもんなのにね。

どうも、トトです。



今年57枚目となる新譜レビューも

前回のSettle Your Scoresに続いて

POP PUNKな作品\(^o^)/

しかも、MGKを筆頭に最近多い

他ジャンルからPOP PUNKへの転身組です。

今回の新譜も、先行曲から期待をしてて

リリースを楽しみにしていました。

そんな作品はこちら。




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LiL Lotus『ERRØR BØY』
01. Think Of Me Tonight
02. Romantic Disaster (feat. Chrissy Costanza)
03. Over and Over Again
04. Rooftop
05. Butterfly K
06. Girl Next Door (feat. Lil Aaron)
07. Lips That Kill
08. Doctor Doctor
09. No Getting Over This (feat. Travis Barker)
10. Fake Love
11. Why U Do Me Like This
12. Don't Fuck This Up (feat. Travis Barker)





エモラッパーとして先駆け的に存在感を示した

LiL Lotus初のアルバムERRØR BØY

Epitaph Recordsから8/20にリリースされました。


また1人、ラッパーから

POP PUNKへの転身を果たした人が!

先行公開された曲がかなり良くてね…( ´∀`)

他にもあんな曲が収録されているかどうか

期待に胸が膨らみますなぁ(*´ω`*)

そんな期待をしつつ、

早速、聴いていこうといこうと思います。




Think Of Me Tonight
オープニングとして選ばれたのは、今作の中でも
かなり象徴的な曲になるであろう陽性POP PUNKに。
先行公開の時から思ってたけど、文句なしに
どストレートなPOP PUNKでめっちゃ良いw
作品としてではなく、曲として見れば
今年のPOP PUNKトラックの中でも上位に入るくらい好きです。
最近のPOP PUNKリバイバルの兆しであったり、
他ジャンルからのPOP PUNKシフトの立役者である
Travisなしで、ここまでPOP PUNKしてるのもスゴいなw
頭のてっぺんからつま先まで、って言えるくらい
イントロからアウトロまで丸々POP PUNKしてて
聴いててテンション上がらずにはいられない\(^o^)/





Romantic Disaster (feat. Chrissy Costanza)
イントロからタイトルの雰囲気を感じる2曲目。
今年はポストParamore世代に刺さりそうな音楽性に
回帰したEPをリリースしたAgainst The Currentから
Chrissyがゲストとして参加してることもあってか
その手のPOP ROCKを感じられる仕上がりに。
そのChrissyが入ってくると一気にキャッチーに。
やっぱポップな音楽性に女性ボーカルは
これ以上なく合う組み合わせで良いですね。
Chrissyのパートも、ただのfeatゲストに留まらず、
ツインボーカルってくらい多いのも◎です。





Over and Over Again
変わって3曲目は再びラップトラック風に開始。
そう感じたのもあながち間違いでもなく、
ここでは本来のラッパーとしての姿を見せます。
サビに入るとガッツリPOP PUNKになってくれるけど
この曲がまさに最近のBlink-182っぽいというか、
最近Travisが絡んでる系のPOP PUNKっぽいというか、
この曲ではTravisがドラム叩いてはないんだけど。
とはいえ、Travisはプロデューサーなんだっけな?
POP PUNK調になった時のブリンクっぽさはひとしおですね。


Rooftop
タイトル的にはやっぱロスプロが浮かぶ4曲目。
もちろん音楽性的には、ロスプロ要素はなく
静かなポップ感から始まります。
しかし、サビに入るとノイジーなシンセと共に
耳馴染みの良いPOP ROCKサウンドを響かせます。
最初はこのノイジーさも受け入れ難かったけど、
曲自体のキャッチーさもあり、割とすんなり聴けました。


Butterfly K
どこかカントリーっぽい音色から始まる5曲目。
ってことで、こちらの冒頭はアコギかな?
サビをキッカケにテンポアップしていき、
聴きやすいポップな面を強めていく感じに。
終盤はよりアップテンポになり、耳を突くギターと共に
バンド感ひとしおなサウンドで締めます。


Girl Next Door (feat. Lil Aaron)
同じくラッパーのLil Aaronをゲストに迎えた6曲目は
やはりラップトラックのような雰囲気に、
上手くPOP PUNKテイストのバンドサウンドを掛け合わせる。
MGKとかもそうだったけど、こういうのって
ラッパーをやってた経験があるからこそ出来る、
POP PUNKシーンだけを追っていたら
なかなかお目にかかれない感じなのかもしれません。


Lips That Kill
ラップトラック的な面を感じるのは7曲目でも。
POP PUNKとも親和性の高いエモだからこそ、
エモラッパーでもあったLiL Lotusとの相性が良かったのかも。
この曲も、最初はまさになエモラップを展開し、
サビではバンドサウンドを掻き鳴らし、
エモラップ×POP PUNK感を顕にします。


Doctor Doctor
再びイントロからPOP PUNKに戻った7曲目。
サビでのシャウト混じりのボーカルがまた
10年代のPOP PUNKっぽさを醸し出しています。
As It IsPattyとかもそうだったけど、
こういう汚い系のシャウトはあんま好きじゃないけどねw
サウンド面ではしっかりPOP PUNKしてて、
その点は不満は一切なく、とても良いです\(^o^)/


No Getting Over This (feat. Travis Barker)
ここへ来て、やっぱり現れたTravis Barker!w
他ジャンルからPOP PUNKへシフトする、
殊更ラッパーからのPOP PUNKシフトには
大いに貢献しているPOP PUNKシーンNo.1のドラマーが
今作8曲目にきてようやく姿を現しました。
しかし、ここではPOP PUNKな曲ではないですが。笑
どちらかと言うとエモラップ寄りというか、
シンセによるポップさのあるオルタナポッブというか。


Fake Love
同じく、派手なサウンドメイクはしてないものの
リズミカルで聴きやすいエモラップ感のある9曲目。
個人的なイメージだけど、エモラップって
フツーのラップよりメロディ特化みたいなとこあるので
ラップなのかポップスなのか、判断に迷うんですよね(。-∀-)笑
ラップよりも歌ものより、ポップスよりラップ寄り
って感じなので、もちろん聴きやすいんですけどね。


Why U Do Me Like This
イントロからエモーショナルな展開な11曲目。
エモラッパーの本領発揮みたいな曲に。
前曲で言ったように、ラップトラックであっても
やはり耳馴染み良く、聴きやすいキャッチーさがあります。
こういう部分が、音楽シーンに少しだけ
新しい風を吹かせた要因なのかもしれませんね。


Don't Fuck This Up (feat. Travis Barker)
ラスト12曲目は、歌い出しこそおとなしいものの、
サビに入るとPOP PUNKサウンドに切り替わる。
Travisもこれこそ本領発揮やろヾ(* ゚∀゚)ノ
個人的にも、やっぱりPOP PUNKが上がるんよ。
エモラッパーのPOP PUNKで始まった作品、
締めの1曲もPOP PUNKで有終の美を飾ります。





以上、

LiL Lotus『ERRØR BØY

でした。

POP PUNKへの転身組も何枚か聴いてきましたが

さすがにMGK超えはとはならなかったものの、

それに匹敵するレベルで

良かったです(* ゚∀゚)

Travisがゲストとして参加していなくても

なかなか良いPOP PUNKトラックもあったし、

エモラップとPOP PUNKの相性は良いんだな、と

実感するような曲もありました。


エモラッパーとして台頭してきた際には

シングル、EPで実績を積みつつ、

自身初となる『アルバム』は

バンド編成で、POP PUNKな作品をリリース。

ラッパーとバンド、リリース形態としても

ちゃんと"合わせてる"感じがとても好感です。

しかも何気にEpitaphからのリリースってのもアツい。

1枚30分以内で収まっているのも良いですね。


そうして、これまでのエモラップ要素も残しつつ

良きPOP PUNK作品として仕上げてくれた

LiL Lotus『ERRØR BØY

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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